ビン靴あるある、ということで私のところにもやってきました。コードバンの裂け…
やられたのは日本仕様のFlorsheim Imperial 93606.
左の裂けは少し前からあったんですが、いつの間にか右側にもう1つ。
年代的にはそこまで古くないものの、やはりコードバンはわかりませんね。
もう1つはビン靴に限りませんが、コードバン特有の毛羽立ちによるシワ白化。
それぞれ今後もありうる話なので備忘録として残しておくことにしました。
裂けの補修
旧旧旧Church’sの時と同様に、Super8Shoesさんにお願いしました。これ以上裂けが進行しないように、ドッグテイルを覆うような形でパッチを当ててもらうことに。
結果はChurch’sの時と同様にとても良い仕上がり。さすがの技術!すべり革もそのまま使えたそうで両足で3000円ちょっと。
恐る恐る履いていましたが、これで安心して履けそうです。
コードバン脱皮
シワが白化しているところは明らかにざらついており、かっさ棒で潰してもすぐにもと通りになる(と言うよりやり方が悪いのか、どのコードバンに対してもあまりスリスリして効果を感じたことがありません^^;)ため、軽くやすりがけ、いわゆる脱皮をすることにしました。
まずはサフィールのユニバーサルローションで汚れ落とし。
次に800番台のやすりでシワ部分をやすり、次に1000番台でならして、指で感覚を確かめながらツルツルになるまでやすります。
3度目くらいですがやはりこわいですね^^;
BootBlackのコードバンクリーム+馬毛ブラシで強めにブラッシング。無色のものを使っていますが色は戻ります。
仕上げにコロニル。こちらも無色です。
最後に山羊ブラシとPedagのグローブで拭きあげて完成。
肝心の脱皮箇所にピントがあまりあっていませんが、ざらつきが消えた分ツヤも増しました。
この後、5分くらい歩いてみましたが白化は見られず。また週末に履いて効果を確認しようと思います。
次回、ついに私のところにもイナズマシューズが…!
コメント
お疲れさまです。
なかなか、コードバン難しいですね。
このインペリアル、そんなにはかれてなさそうですけどね。もしかしたら、手入れされないで、乾燥期間がながかったのかもしれません。
きれいにリペアされたので、これからガシガシ履いていきたいですね。
しんのすけさん
コメントありがとうございます。
このインペリアル、ミントで手に入れてプレケアもしっかりしたつもりだったんですがやはりコードバンはカーフよりは寿命が短いのかもしれません。
このバーガンディの色味はとても気に入っているので、どんどん履きたいと思います!