Dr.Scholl、フレンチトゥ飾りステッチとともに並びずっと探しているFoot-So-Port。
ミント品の8Dをようやく見つけました。とても使いやすいシボ革PTB。
デッドのロングウイングは未だに履きおろせていないのでFoot-So-Portを味わうには最適な一足となりそう。欲を言えば7アイレットだと…^^;
品番は初めてみるS4450。348なので84年3月製造になりそうです。
何番煎じかわかりませんが、Foot-So-Portについて。
1927年にGeorge Musebeckにより「世界一、履き易い靴を作ろう」という理念の下に創業された靴メーカーです。元々はOrthopedic Shoes(整形外科科学に基づいてつくられた矯正靴)の専門メーカーとしてスタートしています。Aldenも最初はOrthopedicを中心にスタートしたのは有名な話です。AldenがFoot Balance Systemというのに対し、Foot-So-Portは「アーチ・サポート・システム」という似たような特許を持っており、土踏まずが盛り上がった立体的な構造になっています。
https://figuerouablog.blogspot.com/2010/09/foot-so-port.html
矯正靴、ということで入手時には特徴的な加工がされていました。
左右のヒールの高さが異なり、
アウトソールの外側に皮が積まれていました。
トップリフトはおそらくオリジナルなので、Foot So Port純正のカスタマイズだったのかなと。
履く人に合わせて、一足一足チューニングしていたんだなと。
PTBなのでステッチの数は少ないですが、羽根はダブルステッチになっています。
出し縫いもなかなか綺麗。革質はそこそこ。
個人的にはインナーの革の色がちらっと除くところがとても好き。
ライニングはファブリック。
土踏まずにはFoot-So-Portのアイコンでもあるサポートがついています。
オールデンのモディファイドラストとはまた違った感覚。
元の加工を修正。ヒールの丸みもかなりのフィット感です。
※ちょっとトップリフトが低め…履いたのちS8Sさんでオサリバンに変えてもらおうか考え中です…
今日は晴れのようなので、はき心地を味わいたいと思います。
Dr.Schollとフレンチトゥ飾りステッチ、ないかなあ…
コメント
コメント一覧 (8件)
これ、いいですね(*´з`) 絞り込みもかなりのものだと思います。フッソポーは細ワイズばかりしか見ない上に、Dウィズ以上だと結構な金額になります。一方、同じく履き心地の良いWRIGHTは、何故か安い。知名度の違いなんでしょうか。
クロマメさん
コメントありがとうございます。
そうですよねー、8、を見つけてもウィズがBとかAとかばっかりですもんね。
wrightはあまりベーシックなデザインを見かけない、というのも関連している気がします。あとはデッドがたくさん日本に入ってきていた、というのも大きいかもしれませんね。
ところで、、てっきりリンク貼らせて頂いているかと思っていたのですが、貼らせて頂いてもよろしいでしょうか??
あら(*´з`)そういえばまだリンクしてなかったですね。ぜひ私からも張らせてください。
ありがとうございます、よろしくお願い致します!
すごいカスタマイズですね。まさに矯正靴。
土踏まず部分のアーチサポートは、ライニングと中敷きの間にもう一枚革を挟み込んでサイドまで捲り上げるという面白い構造ですよね。デザイン的に美しくはないんですが、履いてしまえば見えませんし、朴訥とした感じが私は好きです。
もはや日本人が履けるサイズは枯渇したかと思ってましたが、まだあるんですね。
私は10Dか10.5Dを探してますが絶望的です(笑)。そして、未だに悔いが残るVチップを手に入れることが大きな目標ですね。S8S で買わなかったのが痛恨のミスでしたね。
FSPは本当に魅力的な靴だと思います。
なおけんたさん
コメントありがとうございます。
最初見たとき、「えっ」と思いましたが、矯正靴だったということを思い出し納得しました。
仰るとおり、デザイン的には革の割位置が変なことになっていて美しくはないですが、それではき心地が良くなるなら全く問題ないですよね。そういう意味ではモディファイドラストはすごいのかも。
ebayとヤフオクで定期的にFoot So Portは検索かけていて、運良くヤフオクで競ることもなく落札できました。さすがにデッドの普通幅はもう出てきませんが…
私も今後は7アイレットのVチップとPTBを狙います!
ああっ!!流れていたときに狙っていたけれど忘れていた靴がこんなところに!
なんという因果でしょうか。こんなところで出会うだなんて。
ステッチも革質もよさげですね。として磨くとやはり美しい。
ここは指を咥えて羨ましがっておきます。
スニゲーターさん
コメントありがとうございます。
おおっと、危うく血みどろの争奪戦となるところでしたね^^;
磨きかける前はくすんでいましたが、グリセリンからのフルコースで蘇ってくれました。
私お指をくわえているスニゲーターさんのペアがたくさん…