EDWARD GREENのラストとサイズ感の比較【202・32・82・88ラスト・エドワードグリーン】

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このブログで最もコンスタントに、そして累計でも1番のアクセス数があるのは「履いたことのある革靴のサイズ感まとめ」です。国内外問わずオンラインで色々なモノが購入でき、さらにフリマアプリが浸透したこともあり試着せずに靴を購入することが増えてきたことが主要因かと思います。

当該記事では極々簡単にサイズの比較を記載していますが、もう少し詳細に記載しておけるものは残しておこうと思います。第1弾はEdward Green(エドワードグリーン)の比較です。

今現在、所有するEdward Greenのラストは202/32/82/88の4種類。606と808ラストがないことと、同モデル/ラスト違いでの比較ができないのが残念ですが、いつか入手したら追記するとして、まずは上記の4種類についてまとめてみようと思います。

今回、比較に使用した靴は以下の通りです。

ラストモデルサイズ表記
202Chelsea7 / 7.5E
32(旧工場製)Dover7 / 7.5D
82Berkley7 / 7.5E
88(旧工場製)Bunbury7 / 7.5E

Doverのみウィズが異なりますがその他は同じサイズとなります。

内羽根・外羽根の違い、靴の形の違いなどにも影響される部分も多々あるかと思いますが、その点はご容赦ください。

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私の足のサイズ

https://shifukuno-life.com/2020/02/zozomat.html

ラストによっても当然異なりますが、UK7E、US7.5D、25.5cmを履くことが多いです。

ZOZOMATでの計測結果は上図の通りで、甲はやや低めの幅は標準的からちょい細いくらい、かかとはやや小さめとなります。
※詳細は「ZOZOMAT」もしくは「履いたことのある革靴のサイズ感まとめ」の記事をご参照ください。

ラストとサイズ感の比較

左から、202・32・82・88ラスト

それでは本題のラストとサイズ感の比較を進めていきます。もしここに記載のない内容で追記した方がわかり良い観点があればご指摘いただければ幸いです。

202ラスト(7 / 7.5E)

エドワードグリーンを代表すると言われる202ラスト。

この画像からもわかるように靴の内側(体の中心側)はストレート、靴の外側は踵からボールジョイントまで緩やかに広がり、ボールジョイントからトゥまではやや急角度につながっています。

この形によって親指が小指側によることがなくなり窮屈さは感じません。

トゥは綺麗なラウンドトゥ。丸みを帯びた英国靴らしいフォルムです。

ボールジョイントは細く見えて細すぎず、心地よいフィット感。そのため小指も圧迫されることはありません。

甲は比較的低い私の足でぴったりと吸い付き、夕方にむくんでくると親指上下方向に少々圧迫感を感じてきますがもう少し履きこめば気にならなくなると思われます。

見事な内振りのラスト。アッパーから見ると内側はストレートに見えましたが、踏まずの部分は絞り込まれていることもわかります。

ソールの全長と幅はサイズ感の参考にはあまりなりませんが、全長は28.2cm、幅は9.7cm、コバの張り出しがかなり抑えられているからこその数値です。

202ラストのまとめとして、4つのラストの中では私の足に最もフィットしており「吸い付いている」という表現がぴったりです。若干履き口が開きますが、触診して浮いているところもあまりなく、既成ラストの中ではかなり足にあったものとなっています。

32ラスト(7 / 7.5D)

続いてはドーバーのためのラスト、32ラストです。グリーンの中でも細いラストと言われています。

かかとから内側、外側ともにボールジョイントに向かって広がり、トゥに再度向かっていきます。内側も広がりが見え、かかとを頂点にしてボールジョイントまで二等辺三角形のようになるのが202と異なる点。

トゥはこちらもラウンドトゥですが、202よりも小さいトゥです。また、トゥを中心にボールジョイントに向かってこちらも二等辺三角形に近い形で広がっていきます。

こちらはDウィズなので単純な比較はできませんが、細いラストと言われる通り、非常に細いです。足入れするのがそもそも大変でギュッとウィズを締め付けられるのを感じ、小指の圧迫感もかなり強めでした。

よく32ラストは202などからハーフサイズあげた方が良いと言われますが、少なくともレングスが同じであればウィズは上げると良いでしょう。もしくはレングスを上げてウィズは同じにし、ボールジョイントの位置を代えてあげるか、ですね。また、こちらは旧工場製のものなので現行と多少サイズ感が異なる可能性もあります。
※ちなみに、7Dでもダスコなどを使いながら履いていけば、1日履いていられるくらいまでは馴染みました。修行でした笑

甲は外羽根ということもあり調整がしやすくヴァンプの部分の隙間もなくフィットしています。

こちらも見事な内振りのラスト。ウエストの絞りもグッと効いています。トップリフトと比較するとソールも細く見えますが、実際にアウトソールのサイズも全長28.6cm、幅9.4cmと最も細いです。

32ラストのまとめとして、細いと言われているだけあって細いです。前述の通りウィズかレングスどちらかで調整し202とはサイズを代えた方が初期の苦しみはないかと思います笑。ウィズ以外はかかとのフィット感なども申し分ないラストです。

82ラスト(7 / 7.5E)

続いては202ラストの後継と呼ばれる82ラストです。

202ラストと同様に内側はストレート、外側は踵からボールジョイントにかけて広がり、トゥに向かって細くなっていきます。後継と呼ばれるだけあって形は似ていますね。

ですが82ラストの方がややシャープに見えます。

トゥは綺麗なラウンドトゥですが、202と比較するとややポインテッドな形です。ノーズも少し長めでしょうか。近くで見てみると、内側もわずかにカーブしているのがわかります。ここは202と異なる点ですね。

ボールジョイントの部分や甲のフィット感は202と大差ないですが、アッパーがスエードで馴染みやすいからか少しゆとりがあるように感じます。親指も同様に少し噛む形ですが、馴染んでくれば気にならなくなるでしょう。

202と同サイズで問題なさそうです。

こちらも綺麗な内振りのラスト。ウエストの絞りもしっかりしており、202よりもメリハリがあります。全長は29cm、幅は10cm

82ラストのまとめとして、202ラストの後継と言われるだけあって形はよく似ているものの、よりメリハリのきいたアウトソールや内側にトゥが振れている部分など変化が見られます。アッパーの違いも大きそうですが202よりはフィット間は劣るかな、と感じるもの、十分にはき心地の良いラストです。

88ラスト(7 / 7.5E)

最後は88ラストです。この中では最もクラシックよりのラストと言われています。

靴内側はかかとからわずかに弓形にボールジョイントまで伸び、そしてトゥにむけて急角度に振られます。この内側の振り具合が他のラストとは大きく異なります。

拡大してみると内側のカーブが急角度であることがおわかりいただけるかと思います。トゥもこちらはセミスクエアトゥ。

実は私の足だとこの88ラストが最も履きならしに苦労しました。内側のカーブによって、親指が外側に押し出される形で芋づる式に指の間隔が狭まり小指が痛い痛い…甲やかかとは多少ゆとりがあるくらいでしたが、とにかく爪先がしんどいです。

実店舗で試着までしたのになぜか当時の私はいけると判断し購入…革質がとにかく素晴らしかったというのが1番の決め手でした^^;

こちらもなんとか1日履いていられるまでになりましたが、32ラスト同様にレングスをハーフサイズあげるか、ウィズをあげるかどちらかした方が良いかなという印象です。

こちらも内振り。そこは他のラストと変わりませんがウエストの絞りはやや緩やかです。全長は28.7cm 、幅10cmほど。

こうしてアウトソールから見てみても、爪先のあたりが細く窮屈そうに見えます。

88ラストのまとめとして、202からすると爪先がとてもタイトなラストです。芯材に近い部分であることもありボールジョイントがタイトだった32ラストよりも慣らすのは大変で、ハーフサイズアップが無難だと思います。

ラストのシルエット

お絵かきレベルですがラストのシルエットを抜き出してみました。こうしてみるとよりラストの特徴がわかりやすく比較もしやすいですね。後日、自分の足の足形のシルエットをとってあててみよう。

このシルエットについては他のメーカー時の比較でも活用してみようと思います。

まとめ

88ラストの後継808ラストや606ラストなど、Edward Greenには他にも多数のラストがありますが4つの所有するラストとそのサイズ感について記載いたしました。主観になりますが。まとめたものは以下になります。

ラストモデルサイズ表記ラストの特徴サイズ感
202Chelsea7/7.5Eややぼってりだが代表的ラストだけあって癖がない。ぴったり。隙間を感じるところは少なく既成靴の中で上位に入るはき心地
32Dover7/7.5D全体的に細身のラスト。履けるが細い。ハーフサイズ上げた方が無難。
82Berkley7/7.5E202よりもシャープに見えるが癖は少ない。ぴったり。202よりも少しゆとりを感じるが、アッパー起因の可能性もあり。
88Bunbury7/7.5E爪先にかけて急激に細くなる。セミスクエアとぅのバランスは◎履けるが爪先がキツイ。ハーフサイズ上げた方が無難


足は立体のため、あくまでも私のケースであり万人に合うような共通の方程式を出すのは難しいかと思いますが、エドワードグリーンの購入時のご参考になれば幸いです。

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コメント

  1. コメント失礼します。
    ポールジョイントではなくボールジョイントです。
    内容は非常に良かったのですが、そこだけがどうしても気になりコメントしました。

    • コメントありがとうございます。

      お恥ずかしい・・・ご指摘くださりありがとうございます。修正いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

  2. はじめまして。
    興味深く読ませていただきました。
    私は32ラストで6.5Eを履いています。履きこんでジャストサイズなのですが筆者様より足のヌードサイズが大きいです。
    ちなみに足長262幅112足囲25.7甲高7.3くらい。
    ZOZOの測りってあってそうですか??

    • ssさん、初めまして。記事をご覧いただき、またコメントもありがとうございます。

      ZOZOMATの測定結果は甲が若干高く出ていますが概ね正確かなと思っております。
      もしかすると32ラストは旧工場製の物ということもあるかもしれません。
      あとは履き込みの度合いなどもあるかもしれませんね!

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