ビジネス用のスラックスは2、3年前は裾幅が18cmのものを好んで履いていましたが、最近では19〜19.5cmのものを好んで履くようになりました。
スリムな見た目ももちろん好きなのですが、裾幅が細いものはつっぱってしまったり、ロングホーズソックスを履いていると引っかかってしまっていちいち裾を手で直したりしなければならなくなるケースが多くだんだん億劫に。
(つっぱりなどはパターンと私の足の相性もあるとは思いますが)
上記以外の部分は気に入っていたり、まだまだ生地が元気だったりするものは処分してしまうのももったいないので、今回はお直しで裾幅を広げて、太くしてもらってはどうだろうかとお直しをお願いしました。
お直し対象のパンツ
前述の理由で出番が少なくなってしまっているパンツの筆頭が、2年前にオーダーしたテーラーフクオカのパンツ。
パンツ単体でオーダーしたのは初めてで思い入れもあり、生地はスキャバル。けっこう履きましたがまだハリツヤがあってまだまだ履ける状態です。
サイドから見ると膝から下はきつめのテーパードがかかっており、履いた時には綺麗に見えるものの前述の通りの引っ掛かり、2インプリーツがストンと下に落ちなくなり見た目もよろしくない。
改めて見てみると、私のウエストサイズのせいで裾幅が細いとちょっとバランスも良くないですしね。気に入っているパンツなので直せたら嬉しいなあと思い、テーラーフクオカへ問い合わせしてみました。
そもそも裾幅は広げられるのか
問い合わせしてみると裾幅を広げることは可能、銀座店でお直しも受けていただけるとのことだったので早速持ち込み。
ウエストと同様、上の画像の黄色の部分に縫い代が残っていれば広げることができるようで、今回は可能な限り広げてもらうことにしました。インサイド、アウトサイドをバランスよく広げてもらうことでセンタープレスのラインも変わらず。
ダブルということもあって金額は6800円ほど、年末年始を挟んだので2週間の納期となりました。
裾幅を広げて快適になったパンツ
お直し後がこちら。膝から下を可能な限り出してもらい、今回は周長で2cmほど広げてもらいました。
Before / Afterで比較すると一目瞭然。急激なテーパードから緩やかにテーパードするパンツに生まれ変わりました。
着用画像を取れていませんが、ロングホーズを履いても引っかかりもしにくくなり、2インサイドプリーツも綺麗に見えるように。
縫い代はゼロになり、これ以上広げることはできませんが、細すぎず太すぎずのいい塩梅に仕上げていただいたので長くはけそうです。
今回は縫い代が多く残っていてラッキーでした^^;
まとめ
簡単ではありましたが、裾幅を広げて膝から下を太くするお直しについてご紹介でした。
快適に履けるようになったことはもちろん嬉しいのですが、対応してくださった店員さんはとても丁寧で、こういう理由でどこをどう直す、等もきっちり解説してくださりました。
勉強になると共にやはり良いお店だな、と感じられたのも良い経験でしたし、こういったお直しを経て作っていただいたパンツがより一層お気に入りとなり、やってよかったです。
昔履いていたパンツをまた履きたいけど、細いんだよなあ、と思っている方がいらっしゃればぜひトライしてみてください^^
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