はじめに
ビジネス用のスラックスは2、3年前は裾幅が18cmのものを好んで履いていましたが、最近では19〜19.5cmのものを好んで履くようになりました。
※2026年9月現在は裾幅21cmが私のスタンダードに。。。趣向とは面白いものです。
スリムな見た目ももちろん好きなのですが、裾幅が細いものはつっぱってしまったり、ロングホーズソックスを履いていると引っかかってしまっていちいち裾を手で直したりしなければならなくなるケースが多くだんだん億劫に。
(つっぱりなどはパターンと私の足の相性もあるとは思いますが)
上記以外の部分は気に入っていたり、まだまだ生地が元気だったりするものは処分してしまうのももったいないので、今回はお直しで裾幅を広げて、太くしてもらってはどうだろうかとお直しをお願いしました。
結論|スラックスの裾幅は縫い代があれば広げられる
今回パンツをオーダーしたテーラーフクオカへ相談したところ、裾幅を広げるお直しは可能でした。
ポイントはパンツの内側に残っている縫い代です。
今回はその縫い代を使い、膝下から可能な範囲で裾幅を広げてもらいました。インサイドとアウトサイドをバランスよく調整してもらったため、センタープレスの位置も変わっていません。
結果として裾まわりは周長で約2cm広がりました。
すべてのスラックスで同じように直せるわけではなく、残っている縫い代やパンツの仕様によるようです。後ほどその辺りを詳しく解説します。
なぜスラックスの裾幅を広げたかったのか
以前は裾幅18cmくらいの細めのパンツが好みでした。見た目としては今でも嫌いではありません。
ただ実際に履いていると、裾がつっぱることがあったり、ロングホーズに引っかかって裾が上がったままになったりすることが増えてきました。
つっぱりについてはパターンと私の脚との相性もあると思います。
加えて好みも少し変化して、当時は19〜19.5cm程度の裾幅を選ぶことが増えていました。2026年9月現在では裾幅21cmが私のスタンダードに。
裾幅以外は気に入っている。生地もまだ元気。それなら処分するより、お直しで今の自分が履きやすい形にできないか。
そんなところから今回のお直しをお願いしています。
お直し対象のパンツ

前述の理由で出番が少なくなってしまっているパンツの筆頭が、2年前にオーダーしたテーラーフクオカのパンツ。
パンツ単体でオーダーしたのは初めてで思い入れもあり、生地はスキャバル。けっこう履きましたがまだハリツヤがあってまだまだ履ける状態です。

サイドから見ると膝から下はきつめのテーパードがかかっており、履いた時には綺麗に見えるものの前述の通りの引っ掛かり、2インプリーツがストンと下に落ちなくなり見た目もよろしくない。
改めて見てみると、私のウエストサイズのせいで裾幅が細いとちょっとバランスも良くないですしね。気に入っているパンツなので直せたら嬉しいなあと思い、テーラーフクオカへ問い合わせしてみました。

裾幅を広げられる条件は「縫い代」

テーラーフクオカへ問い合わせてみると、裾幅を広げることは可能とのこと。銀座店へ持ち込んで相談しました。
パンツを裏返して見ると内側に縫い代があります。
今回はこの残っている縫い代を使い切るところまで、可能な限り広げてもらうことにしました。
インサイドだけ、アウトサイドだけを広げるのではなく、両側をバランスよく調整。そのためセンタープレスのラインも元の位置から変わっていません。
お直し後は縫い代がほぼなくなったので、このパンツについてはこれ以上広げることはできません。
今回は縫い代がしっかり残っていてラッキーでした^^;
オーダー品でなくても、スラックスであればこの縫い代が残っていることは多いかと思います。
ダブルということもあって金額は6800円ほど、年末年始を挟んだので2週間の納期となりました。
Before / After|裾まわりが周長で約2cm広がった


お直し後がこちら。膝から下を可能な限り出してもらい、今回は周長で2cmほど広げてもらいました。


Before / Afterで比較すると一目瞭然。急激なテーパードから緩やかにテーパードするパンツに生まれ変わりました。
着用画像を取れていませんが、ロングホーズを履いても引っかかりもしにくくなり、2インサイドプリーツも綺麗に見えるように。

縫い代はゼロになり、これ以上広げることはできませんが、細すぎず太すぎずのいい塩梅に仕上げていただいたので長くはけそうです。
ロングホーズを履いても裾が引っかかりにくくなり、そのたびに手で直すことも減っています。
そして個人的に嬉しかったのが2インプリーツ。
強くテーパードしていたときよりもプリーツがきれいに下へ落ちるようになり、パンツ全体の見え方も良くなりました。
急激なテーパードから少し緩やかなテーパードへ。
私にとっては細すぎず太すぎず、ちょうど良いバランスです。
今回は縫い代が多く残っていてラッキーでした^^;
お直し費用と納期|2022年当時は約6,800円
今回のお直しはテーラーフクオカ銀座店へ持ち込みました。費用と納期は以下の通りです。
| 項目 | 今回の実績 |
|---|---|
| お直し内容 | 膝下〜裾幅を広げる |
| 変化 | 裾まわり周長 約+2cm |
| 費用 | 約6,800円(2022年当時) |
| 納期 | 約2週間(年末年始を含む) |
ただしこれは2022年当時の私のお直し実績です。現在の料金や納期とは異なる可能性があるため、実際に依頼する場合は最寄りのお直し店や、オーダーした店舗へ確認してください。
ただし、少し調べてみたところ、上記よりも安い店舗も存在します。店によって考え方、例えばダブルならプラス料金等も異なるため、最終的にはご利用される店舗への問い合わせが確実です。
まとめ
簡単ではありましたが、裾幅を広げて膝から下を太くするお直しについてご紹介でした。
快適に履けるようになったことはもちろん嬉しいのですが、対応してくださった店員さんはとても丁寧で、こういう理由でどこをどう直す、等もきっちり解説してくださりました。
勉強になると共にやはり良いお店だな、と感じられたのも良い経験でしたし、こういったお直しを経て作っていただいたパンツがより一層お気に入りとなり、やってよかったです。
昔履いていたパンツをまた履きたいけど、細いんだよなあ、と思っている方がいらっしゃればぜひトライしてみてください。

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