はじめに
出張用に使っていたPORTERのバッグがくたびれてきたので、仕事用のトートバッグを買い替えました。
購入したのは、BRIEFINGのFUSION SQ TOTE HD。2026年4月ごろに伊勢丹でポップアップをしており、そのタイミングで見つけて購入したものです。出張の荷物を入れられて、悪天候の日にも使えるタフなビジネストートが欲しかった、というのが今回の買い物のきっかけ。
仕事の道具としての機能性とデザイン性がうまく両立しており。ネイビーの色味と、あの赤いBRIEFINGのロゴがないところが気に入りました。
使ってみると、私の1泊2日の出張にはちょうどいい収納力。ただ、重さとキャリーバッグへの取り付けには、少し思うところもあります。普段入れている荷物や、持ち方も含めてご紹介させてください。
PORTERから買い替え。出張と雨の日に使うバッグ

以前使っていたPORTER(ポーター タイム 2WAYブリーフケース(L) 655-06167)、2019年に購入し非常に重宝していました。雨の日も風の日もなんの気兼ねもなく使っていて角スレや毛羽立ちなどくたびれてきていたので買替えかなあと。
軽いし、物も入るし重宝していたのですが、ナイロンの艶感、ネイビーがもう少し落ち着いた色だったら…という改善点もありました。そのため。次のバッグに求めていたのは、まず出張で必要なものが収まること。そして、天気を気にしすぎずに持ち出せること、そしてデザイン性。
1泊2日でも、仕事で出かけるとなるとPCやガジェット、着替え、洗面用具、折り畳み傘…などなどそれなりの荷物。普段の仕事道具だけが入ればいいわけではないので、愛用しているBellagoのバッグのようにかっこよさだけでは選択できません。

そのため収納力は買う前から気になっていた点。見た目が好みでも、結局別の袋を足すことになるのでは、今回欲しいバッグからは少し離れてしまいます。一方で、容量と一緒に気になっていたのが重さでした。荷物を入れる前のバッグにも重さがあるわけで、出張の道具をひと通り入れたらどうなるか。収納できる量と、それを自分で持って移動することは、合わせて考えたいところです。
そのうえで購入の決め手になったのが、1泊2日には十分だと思えた収納力と、このネイビーの色味。必要な荷物が収まることに加えて、持ちたいと思える色だったことも、選んだ理由です。

なお、PORTERに変える前はBRIEFINGを使っていました。B4 LINERを使っていましたが、少し収納力が物足りず、かつネイビーが明るすぎて手放した経緯があります。そんなことも踏まえての選択です。PORTERはすごく使いやすくて優秀。おすすめのカバンであることは変わりません。が、めちゃくちゃ高くなりましたね…
BRIEFING FUSION SQ TOTE HDの仕様

FUSIONは、BRIEFINGの中でもナイロンとレザーを組み合わせたコレクション。今回のSQ TOTE HDは、横に長い形のトートバッグです。1680デニールナイロンと、防水加工を施したレザー使用。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | FUSION SQ TOTE HD |
| 品番 | BRA203T05 |
| 購入色 | NAVY(076) |
| 素材 | 1680デニールナイロン、ウォータープルーフレザー |
| 生産国 | 日本 |
| サイズ | 幅43×高さ32×マチ12cm |
| 持ち手 | 60.2cm |
| 重量/容量 | 約0.92kg/14.3L |
| 購入当初の価格 | 68,200円(税込) |
| 公式掲載価格 | 73,700円(税込) |
タグの価格は68,200円ですが、2026年9月10日時点で73,700円へ価格を改定した旨が掲載されています。写真に写っている価格と、今から購入する際の価格は違うので、その点はご留意ください。
デザイン:ネイビーの色味、黒とのバランス



ネイビーと黒の持ち手や革のパーツと組み合わされています。正面全体の写真ではかなり暗く見えますが、近くで撮った写真では青みがわかると思います。このネイビーの色味が良かったんですよね。黒との組み合わせなので色数が増えすぎず、それでいて本体とパーツの違いはきちんと見える。ナイロンの織り目と革のシボも、それぞれに表情があります。
もうひとつ、選ぶときに良いと思ったのがロゴです。赤い文字ではなく、黒い革にBRIEFINGと刻印されているもの。文字の色で目立たせず、凹凸でブランド名を見せています。ロゴがなくなってしまったわけではなく、近くで見るとちゃんとBRIEFING。それくらいの主張が、今回のバッグには好みでした。正面の大きなポケットやテープといったディテールはあるのに、色のアクセントは抑えられている。このバランスがいい。写真で見ると、刻印の周りだけ特別な色になっているわけではなく、横に続く黒い革の一部に文字が入っています。バッグの形や素材の表情を眺めた後にロゴが目に入るくらいの、控えめな見せ方です。
仕事用のバッグとして探していたので、こうした細部も決め手になりました。収納力を理由に選んだバッグではありますが、物を入れていないときの姿も、自分の好みに合っているというのは大事ですね。
正面と側面のディテール

正面には横に長いファスナーと、その下に太い黒のテープ。中央には縦方向にも革のパーツが走っていて、横長の面を区切っています。ネイビー一色の平らな面ではなく、ポケットやテープを重ねた立体感のある顔です。
ファスナーの引き手にも黒い革が使われています。本体上部、ポケットの縁、持ち手と、あちこちに黒が繰り返されるので、パーツが多くても色のまとまりはあります。ナイロン部分を広く残しているところも、このバッグの見た目を作っている要素でしょう。

側面には、口の開いたポケットがあります。正面の写真だけでは見えにくいのですが、横に回るとポケットの縁にも革が使われているのがわかります。内側にも収納がありますし、このあたりの作りは、荷物を入れる前に一度見ておきたいところ。
バッグの表と裏で表情が違うのも写真から伝わると思います。正面はポケットやテープが目に入るのに対し、背面はネイビーの広い面が中心。同じ素材の組み合わせでも、付属するパーツによって印象が変わります。
内側のポケットと、ファスナーで閉じる開口部

内側を見ると、裏地とポケットは黒で統一されています。口の開いた小さなポケットが両端に2つずつ、4つあります。後述しますが、私の場合はガジェット入れを別に使っているので、周辺機器の収納をすべてバッグ本体の小分けに任せているわけではありません。ポケットの数だけで収納の使いやすさを決めるより、すでに使っている入れ物とどう組み合わせるかで見る方が、実際の持ち方に近いと思います。

外側のファスナーポケットは、開いた状態だと横方向に広がっていることがよくわかります。正面から見えていたファスナーの下に収納があるので、メインの収納部とは別の出し入れ口が用意されている形です。
メインの開口部にもファスナーがあり、上部にはスナップボタンも見えます。トートというと口が開いたままの形もありますが、こちらはファスナーで閉じられる構造。仕事道具と着替えを同じバッグに入れる場合には、容量に加えて、口を閉じられるところまで見ておくと選びやすいと思います。
革の持ち手。肩掛けできることはやっぱり助かる

持ち手は革で、本体とは金具を介してつながっています。十分に肩掛けができる長さで両手をちょっと使いたい時には良い仕様です。短いほうが持ちやすいは持ちやすいですが。
ただ、私はできるだけ肩掛けをしないようにしています。バッグを持つ都合だけでなく、服への負担も気になるからです。持ち手が革なので、肩に掛けても服は傷みにくいとは思っていますが、本体が強度の強いナイロンなので、摩擦などには気をつけたいところ。
とはいえ、必要な場面で肩掛けできることは重要です。服を大切にしたい気持ちと、移動中に手を空けたい都合の両方がある。仕事用のバッグは、その間で使っていくものなのだと思います。
1泊2日の出張には、何がどれくらい入るか

重要な収納力。私が1泊2日の出張で入れているものを挙げると、PC、ガジェット入れ、着替え、洗面用具、ワックス、折り畳み傘、ペットボトルなどです。
PCはそのまま入れているのではなく、PORTERのカウンターシェイドのPCバッグに入れた状態で持ち運んでいます。ガジェット類もBRIEFINGのGADGET POUCH MW GEN IIにまとめているので、機器だけの体積ではなく、それぞれのバッグやポーチも含めた荷物に。物多い?
これらをひと通り入れて、ちょうどピッタリ。私の荷物では、まだ何でも足せるような余裕があるというよりも、1泊分の必要なものがきちんと収まる、という容量です。「1泊2日に十分」と書くと余裕たっぷりに聞こえるかもしれませんが、思ったほどは入らない。とはいえPCまわりに加えて身支度の道具まで入れられるので、今回探していた出張用のバッグとしては、必要な収納力を満たしてくれています。2泊3日以上であればキャリーケースを持っていくので。
特に容量を考えるときは、PCバッグごと入れている点が参考になるかもしれません。PC本体だけを入れる場合と、別のバッグに入れてからトートに収める場合とでは、必要な厚みが違います。私の使い方では、PCだけが収まればいいわけではありません。
もちろん、同じ1泊2日でも持ち物は人によって違います。私と近い荷物なら判断の参考になると思いますのでご参考までに。
雨でも気にならない、出張用としてのタフさ
使っていて良いと思うのは、タフで、雨でも気にならないところ。悪天候の日に持つためのバッグが欲しかったので、ここは購入時の目的にしっかり合致。ナイロンだけでなく革も使われているバッグですが、シボだし防水レザーだし、基本的には雨を全く気にしていません。
特に出張だと、居住地の天気と異なることもザラなので、天候によってバッグを使うのをためらわずに済むのはありがたい。靴が黒になるのはネックではありますが…
もちろん完全防水やゴアテックスではないので、今の使い方での実感。素材の防水加工から、どんな雨でも中身を守れるわけではないです。まあそうなったら諦めましょう笑
もちろん、これからそのタフさがどの程度維持されていくのかは要確認です。特にナイロンの毛羽立ち、革の色ぬけなどはPORTERでもそうでしたので。
気になるのはキャリーバッグへの取り付け
収納力も見た目も気に入っていますが、不満なのが、キャリーバッグのハンドルを通す部分。ここに使われているマジックテープが強く、簡単には通せない。なぜこの仕様なのかが全く納得できない。
キャリーと一緒に使える機能があること自体は、出張用としてありがたい仕様です。ただ、実際に取り付ける段階で手間がかかる。私としては、この部分はもう少し扱いやすいとうれしかったところです。
収納力や肩掛けできる点では、キャリーバッグを持っているときにも重宝している一方で、連結するときの操作には不満が残る。キャリーと併用する便利さの中にも、良い点と気になる点の両方がありました。
この取り付けにくさは伝わらないと思います。機能が付いていることはわかっても、マジックテープを開いてハンドルを通すときの感覚まではわからない。キャリーへの取り付けを重視している方には、できれば実物で試していただきたい部分です。
まとめ
出張用と悪天候用を兼ねるバッグとして購入した、BRIEFINGのFUSION SQ TOTE HD。重さとキャリーへの取り付けには気になるところがあるものの、基本的には満足しています。
私の1泊2日の荷物が、PCバッグやガジェット入れも含めてピッタリ収まること。雨の日にも気にしすぎずに使えて、必要なら肩に掛けられること。そして、ネイビーの色味と黒い刻印が好みに合っていること。今回の買い物では、この組み合わせが良かったです。
もっと軽いバッグを探している方や、衣類をたくさん持ちたい方とは、選ぶ基準が違うかもしれません。一方で、私と近い荷物で出張し、仕事に使える落ち着いた顔のトートを探しているなら、検討する価値のあるひとつだと思います。
長く使ったときの変化は、また別の機会に。まずは、今の出張の荷物を収めてくれる仕事用のバッグとして、引き続き使っていきたいと思います。

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