2012AW Maison Martin Margiela 11 らくだ革ボストンバッグ

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実はまだネタがある、手持ちのマルジェラ紹介シリーズ。


今回は2012AWにリリースされたらくだ革のボストンバッグです。


これは表参道のマルジェラのセールで購入したもので、確か10万円くらいで購入した記憶があります。このボストンの横に定番のセーラーバッグが置いてあって、そっちはプロパーだけど同じくらいの値段で…懇意にしていたスタッフさんと散々悩んでこちらのバッグにしました。


このボストン、プライベートセールには出ていなかったんですよね。1/2に初売りに出かけて1番最初に行ったマルジェラ表参道で予算を食い尽くしたのはいい思い出です。

さてこのボストン、レザーのボストンらしく結構重い。デザイン的にはマルジェラっぽさはあんまりないというか、ぱっと見どこにでもありそうな形(でも探すと意外にない)


ただそれが普遍的で飽きずに使いやすくもあります。セーラーバッグにしていたら今頃は使ってなかったかもしれません。


また使い勝手の面では前面に大きめのポケットがついており使い勝手もとても良いのです。重いけど。

反対の面はわかりやすく4つ糸とオープンポケット。このポケットもさっとものを出し入れするのに重宝しまして、本を入れるのによく使っています。


ちなみに、両サイドにショルダーベルトをつけられるようにDリングがついていてもちろんショルダーベルトも付属しています。ただ、重いのでショルダーバッグとして使ったことは一度もないのだけれど。

前面ポケットに仕切り、内部ポケットにはジップ付きポケット。それ以外は仕切りなどもなく、ボストンバッグらしくガッと詰め込みなさいよと言わんばかりの作り。

エンブレムに内部ジップの持ち手。

オープンポケットの中になんと当時のタグがありました。


品番はS35WI0048、らくだ革使用。中書きにはトラとかムラがあるけど自然のものを使ってる証だよ〜的なものが書いてあります。

さてこのらくだ革、私自身唯一もつらくだ革をつかったアイテムです。らくだの毛(キャメルヘア)を使った製品はマフラーなどでも使いますが革は唯一。


独特の表情をしており、柔らかくもありながらハリがある。シボも細かく詰まっており、ろくにメンテせずに適当に使っている割には傷なども目立ちません。丈夫な革の部類に入るのだそう。


当時はあまり革の種類などを気にせず黒で使いやすそうということで購入しましたが、今となってはとても良い選択だったなあと思います。

蓋が硬すぎて開けるのがしんどいクリームNo.1。なんとかしてください。

ろくにメンテをしていないのは10年選手に失礼と流石に思い立ち…シュプリームクリームでメンテナンス。バッグの手入れはなかなか大変ですが靴とはまた違った磨きがいがあります。


良い革を使っているのかあっという間にきれいになってくれました。

最近のマルジェラはぱっとしか見ていないので断言はできないけれど、こんな無骨な、ラギッドと言っても良いボストンはでないのではと思います。いい悪いではなくてきっと売れないのだろうな…


重いのでそんなに頻繁には使っていませんが、雨でも全くへこたれませんし、1泊の旅行や少し荷物が多い時には第一候補になるバッグ。今となってはマルジェラのバッグはこれだけですし、レザーのボストンはこれで上がりだと思っていますので大切にしたい存在です。


随分数も少なくなってきましたが、手持ちのマルジェラ紹介シリーズ、まだ続きますのでお付き合いいただけると幸いです。

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