Florsheim Imperial 93603とAllen Edmonds Leedsの比較

Plane Toe

Florsheim Imperial 93603とAllen Edmonds Leeds

ともにアメリカを代表する靴メーカーのPTB(プレーントゥ)、両方とも360度グッドイヤー、70年代後半に作られていた靴。

年代も近いということもあるので比較をしてみようと思います。

今回は左足を比較します。
Florsheim:77年製、93603(アンダーラップ、無印シューツリー、サイズは8.5D)
Allen Edmonds:79年製、Leeds(パラレル、コロニルのシューツリー、サイズは9C)
※以後、同じ部分の比較をしている場合、最初の画像が93603です。

Florsheim Imperial 93603
Allen Edmonds Leeds
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早速比較してみる

Leedsは年代によってはラウンドトゥのモデルもあり、トレンドによって形が異なりますがLeedsの方がスクエア気味のトゥ、出縫いのピッチはほぼ同じですね。

革は93603の方が加工感が強めで、触った感じ93603のトゥはシボはあるものの凹凸が少なくツルツルです。

革自体は加工感の少ないLeedsが好み。

Florsheimは70年後半のインペリアルということもあり、60s〜70s前半のインペリアルのもっちりとして触った瞬間に良質だとわかる革質と比べると質はやはり落ちています。

ステッチ

羽の付け根の部分は93603の方がステッチも多く、折り込みの部分の処理も丁寧です。

とはいえ、Leedsの方がスッキリはしているため、これは好みでしょう。

一方でデッドストックということもあるかと思いますが、ステッチの処理はLeedsの方が綺麗です。

パイピングの縁ステッチが93603は二重、Leedsはパイピング部分のみです。93603の方が力強い印象を与えます。

ヒール

Florsheim ← →Allen Edmonds

ヒールの高さがLeedsの方が一目瞭然で高く、くるぶしに向かう形も綺麗な曲線を描いています。

93603が25mmに対し、Leedsは32mm.

積み上げ枚数は同じですが、Leedsのラバーソール、積み上げの革の厚みがそれぞれLeedsの方が厚いです。

ともにドッグテイルですが、Leedsの方はトゥと同じくスクエアです。

93603の方がパイピング付近が2重ステッチなので丈夫そう。
繰り返しになりますがやはりヒールの存在感がLeedsはすごい…

ヒールの丸みもLeedsの方が綺麗な曲線を描いてます。

確かにホールド感抜群です。英国靴でもなかなかここまで綺麗な形をしているものはそうそうないのではないでしょうか。

ソール

ソールの厚みはほぼ同等。ともにダブルソールでアメリカ靴らしく重厚感がしっかりとあります。

ヒールが高い分、Leedsの方が急勾配。

widthがDとCなので純粋に比較はできませんが、Leedsのウエストは結構絞られてます。

アーチをしっかりと支えてくれるのはアレンですね。インペリアルはウィズで抑える印象の靴ですのでそもそもの靴設計思想が異なるのでしょうが、はき心地が良いアレン、さすがです。

ライニング

インソールのステッチは93603の方が丁寧。

この緑のステッチのセンスがやっぱりいいですよね。

まとめ

いろいろな比較をしてみましたが、ともに当時よく売れたであろう靴で作り込みは目を見張るものがあります。

その上で強いていうのであれば、ステッチワーク:Florsheim 93603、形の作り込み:Allen Edmonds Leedsといったところでしょうか。

アレンは中底一体のため、内部構造は随分と違うものになるか思いますが、外観だけでも十分にその違いを感じることができました。

Boulevardの年代違いもあるので、その辺りも時間があればアップしたいと思います。

※↓はAllenの靴を分解した記事です。

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