更なる進化。LES LESTON(レスレストン)のビスポークシャツ2着目

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鳥肌がたつほど感動したLES LESTONのビスポークシャツ。


1着目をオーダーしてから1年ほど経ちましたが、重要なプレゼンや気分を高めたい時などはもちろん、着心地が良いので大変よく着用しています。


1着目はベーシックな白シャツだったので、次は青シャツをと思っていたところにホテルオークラでのトランクショーのご連絡を頂きましてオーダー。


おおよそ3ヶ月ほどで完成し、ちょうど大阪にいく機会があったので受け取りに。


1着目から型紙も修正いただいていますが、それだけの進化にとどまらずまたしても素晴らしいシャツを作っていただきました。


オーダーから完成、着用までをお届けいたします。

Contents

オーダーの流れ・仕様

今回のオーダーは定期的に開催されておられる東京でのトランクショーにお声がけいただきそこでのオーダーとなります。


ホテルでのトランクショーに参加するのは初めてで、とても新鮮かつドキドキ。今回はホテルオークラ東京での開催で、当日はCOLさんと同室での実施でした。


部屋に入ると久木元さんが出迎えてくださり、少し雑談をした後に早速オーダーに。


まずは1着目のフィッティングチェックとヒアリング。


1着目は郵送で受け取ったこともありフィッティングチェックがまだだったため、着心地はすこぶる良いのですが、強いて言うなら肩周りが少し窮屈である旨を伝えました。

続いて生地選び。今回は無地のブルーで作ることは決めていて、いくつか候補になりそうなものを出していただきました。


1着目で素晴らしかったシクテスやトーマスメイソン、アルモ、DJA…一級品ばかりで目移りしてしまいます。

その中から、今回はALUMOの120双糸のポプリンを選びました。


1着目で選んだシクテスの青があればとも思っていたのですが、コットンリネンはあったもののコットン100のものはなかった(とはいえシクテスのコットンリネンも大変良かった)ので、普段使いしやすい繊細すぎないもの、そして青みも強くないものを選びました。


アルモは青が豊富でいくつか悩んだのですが、番手も高すぎず色も強すぎずのバランスが良さそうなものに。


その他、襟型や前立て、ステッチの位置などは1着目が非常に気に入っていたのでそのまま踏襲とし、以下のような仕様でオーダーとなりました。


項目仕様
生地ALUMO ALM40025 120双糸 コットンブロード
襟形セミワイド
カフス円錐
襟のステッチ端部から3mm
納期3.5ヶ月



オーダー終了後、ネクタイを見せていただいたりリネンのサファリジャケットを見せていただいたりとあっという間の1時間でした。

2着目の完成

オーダーは東京でしたが、たまたま大阪にいく機会ができたので受け取りに行ってきました。


2着目ということで1着目を経た安心感もありましたが、やはり受け取り当日は楽しみで仕方ありませんでした。

久木元さんに出迎えていただき、早速完成したシャツを見せていただきました。


LES LESTONの工房で丸縫いで仕上げられた1枚…1枚目と同様に、美しいの一言。


襟・カフスの立体感も流石の一言。


ALUMOの生地も艶やかすぎず、でもいい生地であることが一目でわかる色艶です。

早速着用してみました。ALUMOの生地も滑らかでスルスルっと手が通って気持ち良い。


1着目で気になった肩のわずかな張りはしっかり修正いただいていて、背中側も全くツキなし。


それ以外にも鎖骨付近のシワがよらないように、ネクタイがより収まりやすくなるように…等々細かな修正を加えていただいていました。

ネクタイを着用すると、やっぱり様になります。襟が作り出す空間のバランスが絶妙で、シャツとネクタイのバランス◎


着用してすぐの時には生地の硬さを感じましたが、短時間でも少しずつ馴染んできて身体の一部になってきているような感覚。


久木元さんからも、洗っていけばもっともっと柔らかく馴染んでいきますという言葉もあり、これから着込んで自分のものにしていく過程もより楽しみに。


他にも、新たな試みなどいろいろとワクワクするお話を伺って、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

シャツの詳細

帰宅後、改めてシャツを観察してみました。

まずは全体像。


背面のダーツなしで連続的に絞られたウエスト、非常に立体的に作られているため平面に置くのに苦労しました。

1着目同様に襟・カフス端から3mmのステッチ。


形が美しいのはもちろんなのですが、今回衝撃を受けたのがその運針。


なんとなんと、36〜38針…


特にカフスを見ていただくと、その細かさがお分かりいただけるかと思います。


縫い目は当然ながら点線に見えるものですが、その細かさから普通の線を引いたように見えます。


今回、新たな挑戦ということで糸をより極細で伸縮性のあるものに変えたそうで驚異の運針を実現されたのだとか。


当然ながら運針が細かくなれば縫うのに時間もかかりますし、歪みや曲がりも目立ちやすくなるので高度な技術が要求されるのだと思いますが、ミシンや生地を見て調整されているそうです。


単純にステッチの物理的な機能としては、運針の細かさというものは必要ないように思いますが、神は細部に宿るという言葉がぴったりで、細かなところにも注意を払われていることで綺麗なシャツができあがるのだと感じます。

前見頃はコンストラクションヨーク、そして袖と見頃の縫いシロは5mm。


仕様としては1着目と変わりませんが、きちんとキワに施されたステッチ、先の運針の細かさでよりエレガントに見えてきます。

大袈裟ではなくさりげないいせこみ。


ヨークも大変丁寧に作られています。


サイドと裾の巻き縫いもガゼット、剣ポロ、そしてブランドネームと生地ネームも。


ここまでやるかとびっくりするくらい、非常に細かな運針で全てを仕上げてくださっています。

そして着てネクタイをしてしまえばほとんど見えない襟周りや、肌に触れる裏側までもとことん丁寧で手間をかけて作られているのが素人目からでもわかります。



1着目と同様に、一見普通なんだけど着心地でまず驚き、そしてその圧倒的な作りこみでさらに驚く。


特に2着目の今回は後者でより一層の衝撃を受けました。恐れ入りました…


洗いをかけてから着用しようと思っていたのに、生憎の雨だったこともあってすぐにそのまま着用することにしました。


レスレストンのポプリの香りが心地よい。


1着目と同様、さっと手が伸びるシャツであることは間違いありません。次はタックアウトして着るものも欲しいな…

まとめ

更なる進化を遂げていたLES LESTONのビスポークシャツ。


拙い私の語彙力と知識では全てをお伝えすることは難しいのですが、間違いなくお勧めできるシャツです。


今回の訪問で一番印象的だったのは、二代目久木元さんの「親父と同じことをやってても仕方ないですから」という言葉。


代替わりなされて、ただでさえ完成度の高かったものをここからどう進化させていくか、というところは本当に難しいのだと思うのですが、そこに果敢にチャレンジされる姿はとても刺激になりました。


今回の訪問で、次回注文したいものもできましたし、今後さらにどのように進化されていくのか非常に楽しみです。


久木元さん、職人の皆さん、改めて素晴らしいシャツと体験をありがとうございました!

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