手を出さないだろうと思っていたものの一つ、グルカサンダル。
今年、ついに手を出しました。
ジャコメッティやパラブーツあたりが有名ではあると思いますが、まさかまさかのソロヴィエールです。
いつも通りご紹介させてください。
Jacques Solovièreについて
ブランドバリューは、長く履き続けられるテイストを重視した世代を超えて愛されるブランドであること。 超軽量なシューズでありながら、華やかなディテールと実用的なシルエットのバランスからなる繊細さと快適さを持ち合わせています。イタリア最高峰のシューズファクトリーと工房で、ひとつひとつディテールにこだわり、鮮やかな色彩と贅沢な素材で精密に、一足ずつ最高の品質で作り上げられています。
https://jacquessoloviereparis.com/ja/pages/manifesto
2014年からスタートしたフランスのブランド。ルブタン等を経たAlexia Aubert(アレクシア・オーベール)さんの立ち上げたブランド。
ソロヴィエールといえはこのマシューが思い浮かびます。さまざまなカラーリングのスエードで作られているのをセレクトショップ各社、特にTOMORROW LANDで見かけます。フェミニンな雰囲気を感じつつもユニセックスで着用できるものが多いようです。
革靴ではあるものの長距離を歩く、というよりも気楽にさっと履いてちょっとそこまで、という方のイメージ。1枚革で唯一無二の雰囲気ですね。
購入したグルカサンダル:NORMAN
こちらのNORMAN、購入は毎度お馴染みアローズのアウトレット。1万円を切るお値段、サイズもジャスト、汚れが気になって革靴ではなかなかトライしづらいトープのスエード。エントリーのグルカサンダルとしては条件が揃いすぎていました。
このNORMAN、アローズ別注らしいのですが検索してみても他は出てこないので、アローズのみの展開なのかしら。ちなみにトープのスエードのもの以外にブラックのシボ革のものもありました。
サンダル本体はこちら。ドレスシューズとはまた違うカジュアルな雰囲気。ステッチが気楽にはける雰囲気を作ってくれてます。グルカサンダル、と言っても雰囲気も千差万別、ドレスよりのジャコメッティなどと比較するとかなりカジュアル寄りなものですね。
芯などもトゥには薄めのものが入っている程度、そのほかは基本的には入っておらず、やわらかーいスエードそのままに足あたりも柔らかです。製法は何ていうのか…アッパーに中底的なのを直縫い付けしているのでステッチダウンかな。上述したマシューなどはブレイク製法だそうです。
ソールはクレープソール。履くと一瞬で真っ黒になるのであまり好きなソールではないのですが、グニっとした特有の感覚自体は嫌いではありません。一応補修しながら履けるということですね。
サイズ感・着用感
軽くスエードスプレーを吹きつけてからはき下ろし。グニっとした履き心地はまさにクレープソールのそれ、です。スニーカー感覚。
サイズは40、普段UK6.5-7E、US7.5D、25-25.5を選ぶことの多い私の足で丁度良いサイズ感。捨て寸はほぼありませんが、スエードが足あたりよいので履き下ろしから全く問題なく着用できました。
着脱はベルトで止める必要があるので少し面倒と言えば面倒。もちろんJutta NeumannのALICEのようなものの方が履くのは楽ですが、とはいえ問題になるほどではないかなと思います。
先日ご紹介したCOLONY CLOTHINGのシャツとも合わせてました。このトープという色味はグリーンやネイビー、かなり合わせやすい色味だと思うのですが、最近はあまりコントラストを付けずに同系色で合わせるのが良いなと思ってます。
まとめ
簡単なご紹介でしたが私にとって初めてのグルカサンダル、そしてソロヴィエール。革は使っているものの革靴とはまた違う、でももちろんスニーカーでもない面白い位置付けのブランドだなと思います。
トープのスエードは汚れも今後気になってくるでしょうから、その辺りもケア含めてこのサンダルで学んでいくつもりです。いずれ派手色のマシューもトライしてみたいな…
コメント