はじめに
ドレスシャツもいいけれど無骨で気兼ねなく着られるワーク寄りのシャツ、Lee×Scyeのデニムシャツはあるけれどシャンブレーが欲しい。
そんなバイブスにぴったりだった、Bryceland’sのUSN Shirt Cotton / Linen Chambrayを購入しました。
※ブライスランズの皆さんを真似てバイブスと言ってみた。
2026年7月ごろ、ブライスランズの常連である友人と一緒に伺って購入。。
ブライスランズは過去一度伺ったことがありましたが、買い物をしてみたかったことも今回のきっかけ。商品を選びながら、友人やスタッフの方とあーでもない、こーでもないと話す時間も含めてすごく良い買い物になりました。
シャツの形、サイズ感も文句なし。休日にオリーブドラブのパンツやデニムと合わせて使っています。いつも通り細部と着用感、そして今回はお店での買い物についてもご紹介します。
欲しかったUSNシャツの形

しっかりとした襟、両胸にパッチポケットが付き、前立てやオフホワイトのステッチが走るシャツ。コットンリネンの霜降り感も感じるシャンブレー、欲しかったUSNらしい無骨な雰囲気があります。
基本的にオフの日に着るためのもの。まあ、こんなオンオフ区別しているようではまだまだですが、オリーブドラブのパンツや濃紺もしくはアイスブルーのデニム、グレーのスラックスなんかに合わせられて、一枚で着ても物足りなくならない形。
このシャツは胸ポケットに存在感がある一方、襟にも十分な大きさがあります。小さい襟やかなり鋭角なレギュラーカラーではなくしっかりした大きさの襟が好み(顔大きいから…)なのでそちらも文句なし。
ブライスランズでの購買体験とともにモノも文句なしの1品です。
USN Shirt Cotton / Linen Chambrayの仕様
生地はコットン60%・リネン40%のシャンブレー。サイズ表記はMです。M-43シャンブレーシャツが大元かな。
| 項目 | 仕様・購入情報 |
|---|---|
| 商品名 | Bryceland’s USN Shirt Cotton / Linen Chambray |
| 素材 | コットン60%・リネン40% |
| サイズ | M |
| 主な仕様 | パッチポケット、ボタン留めカフス、ラウンドカットの裾 |
| 公式掲載価格 | 41,800円(税込、2026年9月13日確認) |
元ネタ?US NAVY M-43 シャンブレーシャツ
元ネタとして最も近しいのがM-43かなーと思って少し調べました。参考にしたのは、Permanent Styleの2024年のシャンブレーシャツ特集です。そこで紹介されているブライスランズのUSNシャツは、バズリクソンズの1940年代型とよく似たデザインとして取り上げられています。一方で、白いボタンや左胸ポケットの仕切り、着丈には違いがあるとのこと。参考:Permanent StyleのUSNシャツ紹介
存在感のある襟

長く伸びた襟先と、オフホワイトのステッチ。大きくて存在感があるけれど、それでいて極端に鋭角だったり大きすぎたりしないこの襟がとても良いのです。面積はとりつつも主張はしすぎない。私の顔の大きさをカバーし、かつやりすぎ感、コスプレ感のでないバランスが素晴らしい。

端部から5mmに施されたステッチ。襟先もピンとしっかり形作られていて、運針は1-1.2mmほどでこのシャツの雰囲気に合ったいい塩梅。両胸にポケットがあると、前身頃には横へ広がる要素が増えますが、襟先には下へ向かう長さがある。襟とポケットがそれぞれ目に入り、上半身の中でどちらかだけが強くなりすぎない形だと思います。
生地はハリのあるコットンリネンシャンブレー

リネンが40%入っていますが、シャリ感を強く感じる生地ではありません。USNのオリジナルなど、そりゃ古着なんだから当たり前なんですが、クッタクタに着込まれたあの柔らかな雰囲気ではありません。が、ざらっとして粗野な雰囲気もあり、着こんでいった時が楽しみになる質感です。
これ見よがしでない霜降り感、洗っても色抜けを感じることは今のところないですが、どのくらい色や風合いが変わるかはこれから。新品らしいハリとこの青さを楽しめるだけ楽しむのが吉。
両胸のポケット、猫目ボタン

ポケットは左右に一つずつ。フラップなし。フラップありのタイプもあるのですが、ワークにふったこちらが私のバイブス。口元をボタンで留める形で、下の角が斜めに落とされています。輪郭に沿ってステッチが入り、身頃の上にポケットの形がくっきり主張。

ボタンは猫目、色は白蝶。M-43はネイビーの尿素樹脂ボタン。こちらの方がワークに振り切らず着用しやすい。前たてのステッチもよく聞いてますね。ステッチがそのままデザインとして成立している。
袖口から裾、背面

袖口は一つのボタンで留めるカフス。ガントレットボタンなし。角丸カフ。個人的にはガントレットボタンがあった方が袖捲りがしやすいので機能的な好みではありますが、元ネタからしてそれをいうのは野暮ですね。

裾は前後ともラウンドし、マチつき。裾も粗野ではなくしっかり三つ折り。写真ないですが内側もしっかり巻き縫いされています。

ヨークは一枚、そのヨークを横一文字、いや2本だから二文字のステッチが入るのみダーツなどはありません。ひと通り見て感じるのは、いわゆる良いシャツと思うところが網羅されていること。無骨な雰囲気がありながら、襟、カフス、裾、Ascot Chang製ということでその証明がされるようにいずれもしっかりした縫製。長く着られること間違いなし。
既製品として、素晴らしいサイジング

サイズはMで、肩幅はぴったり、袖丈もジャスト。身幅は気持ちゆったり。腕長星人の私は肩で合わせると袖が短い、その逆は肩が窮屈ということになりがちですが、びっくりするくらいのジャスト。良かったのは、手を前に出しても肩が張る感覚がないこと。立っているときの収まりに加えて、腕を動かしたときも問題がありません。ハリのある生地ですが、動くたびに肩を引かれるような感覚がない。素晴らしいサイジング。
このシャツには大きめの襟も胸ポケットもあるので、全体に細く小さく着るより、少し身幅のある今の形が似合っていると感じます。胸元のディテールをつぶさずに着られて、それでいてだらしなく見えない。見た目と着たときの感覚、その両方で納得。購入の決め手としてサイズ感を挙げたのはこのためです。形が理想でも、着てみると肩や袖が気になるようでは着なくなる。今回は好きな形のまま自分の身体にも合っていました。既製品として完成されていると感じた一枚です。
コーディネート
基本的にはタックインを想定し、オリーブドラブのパンツ、グレーのスラックス、濃紺もしくはアイスブルーのジーパンあたりを想定しています。添付したのはオリーブドラブのTangentのパンツ、seicaのカラコラムと合わせて。
デニムとの組み合わせでは、シャツの霜降り感や明るいステッチが表情になります。上下を青系で合わせる場合も、襟、ボタン、ポケットに輪郭があるので、上半身が一つの青い面には見えにくい。
使っているのは基本的にオフの日、ラルフローレンのアンドリューショーツの白やベージュとも相性良さそうなので、オールシーズン使えるでしょう。
ブライスランズで買って良かったと思えたこと

今回の訪問では常連の友人と一緒に伺ったこともあって、ブライスランズの山田さんとたくさん会話させてもらい増田。体型や好み、その日の服装などから似合いそうなものやサイズを勧めてくれる。また、着用しているものについても興味を持って聞いてもらえる。私に合いそうなものを提案するのはもちろん、友人にはその友人が好きそうなものを勧めている。
でも無理に買う必要性を作ってくるような感じは一切ありません。友人に相談している感覚で、勧めてくれるものはあるけれど、こちらの迷いもそのまま話せる。押し売りのない、信頼できる店だと思いました。そして、商品についての話だけでなく、なんてことのない会話もたくさんしました。モノ自体の良さももちろん欲しいですがこう言った体験込みで購入したものは手元に残るんですよね。そんな体験ができるのはありがたい。秋冬物も出てくることでしょうからまた近いうちに伺いたいと思います。
まとめ
Bryceland’sのUSN Shirt Cotton / Linen Chambray。大きめの襟と無骨な雰囲気が理想通りで、着てみてもサイズ感に文句のないシャツでした。タックインして休日のパンツに合わせる、という私の使い方にもぴったり。コットンリネンの生地はシャリ感が強いものではなく、ハリのあるシャンブレーで、洗い込んだ先の雰囲気も楽しみです。
そして、商品だけでなく購入体験も良かった。自分や友人に向けた提案、相談への向き合い方から、本当に良いものを勧めてくれる店だと感じられました。形もサイズも気に入って、買った店も信頼できる。モノも体験も全ておすすめです。
この手のシャツはLee x Scyeのワークシャツで一旦打ち止め。納得のいくものが買えて嬉しい。


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