Dalmo Cashmereのリネンコットンニットポロ:素材と襟に感じる上質さ

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はじめに

2026年7月ごろ、AfterhoursのオンラインショップでDalmo Cashmereのリネンコットンニットポロを購入しました。

Dalmo Cashmere自体、Afterhoursで紹介されていて初めて知ったブランドです。9万円を超えるニットを試着なし、質感の確認なしで買うのは、勇気がいりましたが…Afterhoursのセレクトは間違いがないので、大丈夫でしょ、という気持ちもあって購入してみました。


結果は素晴らしく。リネンコットンの表情、身体から適度に離れるサイズ感。ニットポロだけど襟の立ち上がりが非常に良い。


いつも通りご紹介させてください。

Dalmo Cashmereについて

Dalmo Cashmereは1950年、Lorando Dal Monteによってイタリア・トスカーナで創業されたニットメーカー。今回購入したものにも「made in tuscany」の文字。

公式サイトによれば、妻の母から受け継いだ伝統的な編みの技術を原点としており、長年にわたり国際的なメゾンのニット製作にも携わってきたとのこと。2000年以降は上質な糸を用いた職人的なニットウェアへより明確に軸足を置き、現在は創業者の孫であるClotilde Dal Monteがブランドを率いています。カシミヤだけでなく、カシミヤシルクやヴィキューナ、軽量なサマーヤーンまで扱っています。

ブランド名がDalmo Cashmereなので今回もカシミヤ……ではありません。

リネンコットンです。少々ややこしいですが、カシミヤ以外のニットの品質も素晴らしい。


Afterhoursでは2026年にもDalmo Cashmereのトランクショーを開催しており、ポロニットを含むニットをMTMで展開。袖丈や着丈、身幅だけでなく仕様変更にも対応する自由度の高いオーダーを案内しています。ニットのオーダーでサイズも細かくいじれるのは他でなかなか聞いたことがない。タイミングが合わず参加できていませんが、ニットのオーダーも経験してみたいところです。

Dalmo Cashmere リネンコットンポロの仕様

今回購入したものを簡単にまとめます。

項目内容
ブランドDalmo Cashmere
商品名リネンコットン ポロシャツ
カラーブラウン
素材リネン × オーガニックコットン
編み2PLY・12ゲージ
サイズL(48〜50相当)
肩幅42cm
身幅54cm
ウエスト幅49cm
着丈66cm
袖丈64cm
ボタンマザーオブパール
生産国イタリア
購入先Afterhours オンラインショップ
掲載価格91,300円

サイズおよび仕様はAfterhours掲載値。ボタンホールは手作業で仕上げられ、袖口は折り返して長さを調節できる作り。


どうしても注目してしまう価格。SVEVOと比較するとまだ少し安いですが、ニットポロが得意のJOHN SMEDLEY、TOMORROWLANDなんかと比較すると結構な価格差があります。とはいえリネンコットンの素材、このメランジの表情の生地感は他にはない。

表情のあるリネンコットン

この素材。ブラウン表記ですがメランジ感があり、奥行きの感じられる生地感。すっと端正で隙のない綺麗なハイゲージニットとは違うタイプ。12ゲージなので30ゲージなどのハイゲージのものとは違った雰囲気。


リネンが多めだと素肌に触れた時のざらっと感がやりすぎてないかが気になりますが、心地よいざらっと。何をいってるかわからねーと思うが心地よいざらっと感で肌離れが良い。


綺麗だけど綺麗すぎない。この塩梅がちょうど良い。ジャケットに挟む時も、クリアカットのものではなくコットンやリネン混の素材感、ツイードなどの織が合うでしょうね。

襟がしっかり自立する

素晴らしいのが襟。写真だけでも分かりやすいと思うのですが、単純に襟羽根を身頃から生やして折り返したような、ぺたっとした襟ではありません。ここら辺が価格に表れてるんだろうなと思料。首まわりを見ると、襟そのものとは別に台襟のような土台になる部分がしっかり作られている。ここには身頃よりも明確な厚みと硬さがあります。


一般的な襟の構造でもその土台、collar standは襟を首元から立ち上げ、襟羽根を適切な高さや角度で支える役目を持ちます。ニットポロでもcollar standを持つ設計はあり、襟が寝てしまわず立体的に見えるための構造として使われています。


襟の根元にしっかり土台があり、そこから柔らかな襟が折り返される。だから襟先だけを固くして形を作るのではなく、根元で持ち上げて、そこから自然に落とす、そして自然にロールする。

正面から見ても襟先はきちんと下を向きながら、首元では少し立体感があります。シャツほど硬くない。でも、普通のポロシャツほどスポーティでもない。カノコポロの良さとは違った、ニットポロらしい良さが出ている逸品。

マザーオブパールのボタンが妖艶

ボタンはマザーオブパール。角度によって青や緑、紫っぽい色まで見えます。ブラウンのニットに対して結構表情のあるボタンですが、サイズが小さいので主張しすぎません。


手仕事でのボタンつけ(まあニットポロなのでそもそも。)、鳥足ではないのはイタリアブランドでは久々かも。

だらしなく見えない程よいゆとり

購入したのはLサイズ。身体に沿うような細身のニットではなく、胸や胴、腕にも程よく余裕があります。ただし身頃を単純に大きくしたわけではなくこのニットポロに合うように、パターンが引かれている…のだろう。裾のリブで腰まわりが収まり、袖も袖口に向かって綺麗に細くなるので、ゆとりはありながら全体のシルエットはきちんと残ります。

袖は折り返して調整。きゅっと詰まって締め付け感が袖も裾もあるわけではありません。自然といられる形で作られた楽なニットポロ、という位置付け。

ブラックデニムに合わせる

購入してから数回着ていますが、写真ではRESOLUTEのGB710と合わせました。ブラウンとブラック、多分ベタ塗りっぽいブラウンとブラックだと違和感を感じるのですが、ともにメランジっぽい表情を感じる生地感なので違和感なく馴染む。 ※リゾルトはグレーっぽいけどねっ

身頃や腕に程よいゆとり。秋口まではこのまま一枚で。襟がしっかりしているのでこれからジャケットにも合わせる予定。春夏で購入したもののこの色味もあり本格活用はまさに今、秋です。真冬は厳しいだろうけど、今がチャンス。

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91,300円のニットポロ

このニットポロは91,300円。普通に考えたら高いというか、理解され難い価格。

というか私からしても安い買い物ではありませんし、価格に最初はビビりました。でも結果的には生地、作り、着心地、シルエット、そして襟。納得感しかないので購入して良かったと思います。


易々と買い足せないけど、易々と買い足せるほどの財力とクローゼットの余裕はないので、いいと思った色味と素材を吟味して買い足していきたいと思うブランドです。

と、偉そうなことを書いていますが、10%オフのセールで買いました。Afterhoursのセールはほんとありがたい。

まとめ

初めて購入したDalmo Cashmereのリネンコットンニットポロ。シンプルな一枚ですが、素材、襟、ボタン、サイジングと細かく見ていくと、非常によく考えて作られていることが分かります。

特に気に入ったのは襟。土台をしっかり作った上で柔らかく襟をロールさせる構造は、ニットらしい柔らかさを残しながら、ポロシャツとしての端正さも作ってくれています。

そして表情のあるリネンコットンに、程よい少しゆとりのあるサイズ。数回着用した現時点では、大成功の一枚です。

またDalmoは欲しい。オーダーにも行ってみたいな。来年の資金計画に入れておかねばなりません。気になる方はぜひ。

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