ニットが好きな私ですが、流石にクローゼットはパンパン。相当気に入ったものでないと買えないなと思っているのですが大体そう言う時に限って相当気にいるものが見つかるもの。
私は初めて購入するブランド、フィリッポデローレンティスのチルデンニット。先日ご紹介したCONCETTOのコートをBEAMS六本木ヒルズ店でご紹介した際に目に留まったものです。
いつも通りご紹介させてください。
FILIPPO DE LAURENTIISについて
アドリア海に面したイタリア中部の街“ペスカーラ”で2012年に生まれたニット専業のブランド。ペスカーラを拠点とする同社はネットワークを生かし、地域に深く根差した生産システムを生み出しました。70年代から今日に至るまで多くの知識と経験、モダンなテクニックと素材の研究を融合させ、古典的なニットウェアの伝統を際立たせながらも現代的でスタイリッシュに仕上げています。
アドリア海、ペスカーラ等あまり聞きなれないところ。ローマの真反対にあってなかなか観光では行くことがなさそうですが、Googleで見る限りとても綺麗で穏やかそうな街です。
付随しているタグを見るとエレガンスと快適さのマリアージュ、何をいってるのかわからねー感じがしなくもないですが、上品だけど着心地も良いぜ、って感じでしょうか。
価格もインポートとしては優しめの価格帯、GRAN SASSOやBAFYと同じくらい。ありがたい限りですね。
Brilla per il gusto別注のチルデンニット
それではニットのご紹介。
全体像
購入した理由、それはこの綺麗なグリーンに惹かれたから。それに尽きます。優しい色味でなかなかないです。また、チルデンニットですのでラインの色味もポイントになるわけですが、ベージュとオフホワイトと言うこれまた絶妙な色合わせ。これは買い逃したらもう出会えなそうだな、と。
カラー展開は他にもグレー、ホワイト、ベージュがあったようです。このグリーンはおそらくキャリー品で2023AWのリリース。BEAMSでは春夏はコットンのもの、秋冬はこのウールのものが出されているようです。
仕様
項目 | 値 |
---|---|
素材 | ウール100% |
生産国 | イタリア |
サイズ表記 | 50 |
各部寸法 | 着丈 66/肩幅 41.5/身幅 49.5/そで丈 65 |
各部寸法は以下はBEAMSの公式サイトの数値です。サイズ50で身幅が50cm以下ですから結構細身の作り。
詳細
大好物のケーブルニット。袖にはケーブル編みはなくすっきりしています。着用する時も袖がもたつかないのでジャケットでも着用しやすい作り。
7とか8ゲージくらいの編みで柔らかさもあります。ウールもチクチクするものではなくイタリアのニットだなあという感じ(雑)基本的にフラットでシームが気になるところはありません。
リブのテンションは緩め。と思いきや、先っちょに細いゴムが入っていて止まるようになっています。初めて経験する仕様。だらっと広がるよりはいいかなと思いつつ、なくてもよかったかな。
タグ類。豊田貿易が代理店。選択は冷水で、裏返し、陰干し平置きしてねと書いてあるのでその通りにしようと思います。
サイズ感・着用感・コーディネート
初め、BEAMS六本木ヒルズで見つけたのは48、ちょうどいいじゃんと思って試着したらかなり細身で、着られなくはないけどニットだとちょっとな…という感じでした。50サイズは店頭になくオンラインにしか在庫がない。その時のスタッフさん、50はもうないっすねっっていってたんですがあるやん。ということでオンラインで50を購入しました。
50サイズは少し余裕がありちょうど良い。インナーはカットソーよりも白のボタンダウンが一番合いますね。もしくはベージュのシャツ。ベージュのラインと合わせてベージュのパンツを履く、これがきっとよく合うだろうと思っていたのですが正解でした。
ジーパンにももちろん合うし、ネイビーとの相性も抜群です。冬の暗めな服装に良い差し色になります。ウールなので春先はちょっと厳しいなと思いつつも、先にお見せしたベージュのパンツとさらっと合わせて着用するのも良さそうです。
まとめ
初めてのフィリッポデローレンティス、とても満足度の高い買い物になりました。なお、2023AWからのキャリー品ということで30%オフで購入したのですが、その翌日に40%オフに。BEAMSでも割引率がまた高くなってきている感じがします(悔しい)
さらに、その1週間後に50%オフになっていて笑、白の在庫が復活していたので白も購入してしまいました。ただそれくらい、気に入ったニットです。比較的お手頃なブランドですので、今後も注目していこうと思います。
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