はじめに
洋服や革靴を好きでいると、いつかは試してみたいと心のどこかで思い続けているブランドがいくつかあるもので、IGARASHI TROUSERSもそのうちの一つ。
ビスポークやMTMではなくBEAMSで展開されていたRTWでとても魅力的な一本を手にしました。。
純粋に一度体感してみたかったということ、そして試着した際の2インプリーツの美しさとシルエットが大変気に入り、購入にいたりました。
購入自体は随分前なんですが…いつも通りご紹介させてください。
IGARASHI TROUSERS(イガラシトラウザーズ)とハンドラインについて

AIの力を借りてブランドのご紹介。
主宰の五十嵐徹氏が手がけるイガラシトラウザーズは、日本を代表するパンツ専業のビスポークブランドです。
人の身体のラインに沿う卓越したパターンとアイロンワーク、 丁寧な職人技によって生み出されるトラウザーズは、圧倒的な美しさと動きやすさを両立していることで知られています。
今回私が購入したのは、BEAMS等の一部セレクトショップで展開されている既製品(RTW)の「ハンドライン」と呼ばれるモデルです。
イガラシトラウザーズの既製品にはいくつかラインが存在しますが、このハンドラインは、手縫いの工程を多く取り入れた贅沢な仕様。
ウエスマン(帯)の据え付けやボタンホール、随所に見られるハンドステッチなど、ビスポークブランドとしての矜持が既製品という枠組みの中にもぎゅっと凝縮されています。機械縫いにはない、手仕事ならではの独特な「丸み」や「柔らかさ」が随所から醸し出されています。
とのことでした。
BEAMS HOUSE 丸の内にて。サイズ選びとフィッティング。

購入したのは、BEAMS HOUSE 丸の内。BEAMSは丸の内か六本木いずれかに行くことがほとんどです。
店頭で見つけた際には48はすでに売り切れており、残っていたのは50。50を試着してみたところ、フロントの2インプリーツの膨らみから裾へとつながるラインが大変美しい。でもウエストが緩い。じゃあ詰めればいいよねということで購入に至りました。
クラシカルである程度しっかりとした太さがあるシルエットが好みだったこともあり、50のこの太さを活かす形にもなるかなという言い聞かせ。結果的にはウエストを詰めた影響か若干お尻側が階段の上り下りでは感じられますが、問題ないレベルです。
ディテールと生地感







仕様はクラシックなベルトレスのサイドアジャスター、フロントは2インプリーツ。インプリーツは苦手意識がありましたがBERNARD ZINSのパンツを履くようになってから、パターンが身体に合えばいいやん、って思っています。
色味はミディアムグレーという、ドレススタイルにおいてこれ以上ないほどベーシックで普遍的なカラー。
流行に左右されず、手持ちのあらゆるジャケットや革靴と馴染んでくれる安心感があります。


この生地感。
素材はウールのフレスコ。強撚糸で織られたフレスコ生地は通気性に優れていながらも、しっかりと目が詰まっていて独特の重み(ウェイト)があります。4plyくらいはあるだろうな、というハリコシ。夏場はきつい。














美しいディテール。画像がないですが、ウエスト周りや股グリなど履き心地に関する部分、外から見える部分にハンドが入っているとのこと。加えてブランド内でもトップクラスの職人が縫製を担当しているそうです。
かんぬき留めは非常に美しいしサイドシームやサイドポケットの際のステッチハンドステッチ。フレスコで少しわかりづらいですが、非常に美しい1本です。
コーディネート

コーディネートは、ドレススタイルの王道であるベーシックなネイビーのジャケットで。ミディアムグレーのフレスコトラウザーズは、ネイビーのウールジャケットと合わさることで、お互いの仕立ての良さを引き立て合ってくれますが、このストンと落ちてしっかりした太さがある、ラペルの太さに負けない存在感。手持ちのジャケットとの相性が良い一本になりました。
おわりに
初めて体験したイガラシトラウザーズ。既製品のハンドライン、とても満足のいく一本でした。しっかりとしたフレスコ生地のタフさと、ストンと落ちるシルエットの美しさを楽しみながら、これから長く愛用していきたいと思います。
(ただ…夏は厳しいかな笑。)
トラウザーズも奥が深い。服は楽しいですね。

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