アローズの六本木店で2023年8月にオーダーしたRotaのスラックスをご紹介します。
もう春になろうとしているのにフランネルのスラックスです笑。
アローズでのオーダーもはや3回目、勝手もわかり毎回楽しくオーダーさせてもらっています。行くたびに値上がりしているのは辛いところですが…
今までご紹介した3本と生地以外の仕様は全て同様で自分の備忘的な側面が強く、簡単になりますがご紹介いたします。
2023AW向けのオーダー会
アローズでのRotaオーダー会は3月と8月の2回開催、それぞれSSとAW向けになります。もう1ヶ月前倒しされると納品の時期的にもちょうど良いのですが…色々と事情があるのでしょう。
オーダーした生地
今回も2本オーダーしていますが、そのうちの1本はブラウンのメランジ生地、品番はART 375/13。オンにはもちろん、オフの時にもニットと合わせて履いたりすることを想定して選びました。
色違いでライトベージュもありとっても素敵、奥のごま塩っぽい色味も大変悩みましたが、手持ちで一番被らないであろうブラウンに。340gのフランネルは非常に柔らかく滑らかな肌触り。
しかし、Rotaの生地バンチは恐ろしいほど分厚く見るのが楽しみである一方で悩みが増えるのでそれはそれで困ったもの。家に番地が欲しいくらいです笑。
シーズンバンチ以外にも数量限定で準備されている生地たちも魅力的なものはとても多いのですが、全世界共通の在庫なので必ずオーダーできるわけではないので躊躇してしまいます。次こそ、とは思っているんですけどね。
完成した4本目のRota
ここからは納品されたパンツをご紹介します。
全体像
こちらが全体像。後述しますがいつものSIRIOなのでいつものクラシックなシルエット。中庸で長く履けること間違いなしの1本です。
仕様・各部寸法
今回の仕様も今まで同様にSTEVEシリーズの2アウトプリーツモデル、SIRIOです。
- モデル:SIRIO/2/C CINT.MIL
モデルはSIRIO、STEVEシリーズのベーシックなシルエットのもので2アウトプリーツ、そしてベルトレスのサイド尾錠であるMILANO、そしてポケットはアメリカン(スラントポケット)に。 - サイズ
奇数サイズの49に。 - 生地
前述の通り、375/13、クラシックバンチから選びました。 - フロント
実用性を考えてジップに
主要な各部寸法は以下の通りになります。股下を今回から0.5cm長く裾上げしています。
採寸箇所 | 実寸 |
ウエスト | 43cm |
股上 | 26.5cm |
股下 | 71.5cm |
裾幅 | 21cm |
各部詳細
ちょっと色味がわかりにくいのですが、ブラウンです!というよりも若干グレーがかっているというか、白とダークグレーの糸も入ったメランジ生地、個人的には使いやすい色味です。
腰のあたりもぐっと持ち上がっていてしっかりフィットします。そのほか生地によく会う色味のボタン、主張しすぎない尾錠等々、バランスよし、です。
ダブル幅は5cm、ストンと少しでも落ちるようにヘリンボーンテープをぐるっと巻いてもらっています。
裏地側もいつも通りの仕様。あまりにも写真に頼りまくっている紹介ですが…ご容赦ください^^;
購入価格
このパンツは税込89,100円。高額なもののこの履き心地は病みつきになってしまうんですよね…もちろん今回もアローズの株主優待を活用させてもらっています。
美しいシルエット
柔らかい生地で非常に動きやすいのですが、シルエットも毎度とても綺麗に出てくれます。裾幅21cmあるのに、スッキリ見えるのは流石の一言、全く野暮ったくならないですね。
コーディネート
ペトリロのネイビーダブルブレザーに、フランチェスコマリノのネクタイ、足元はドラテフカ×RENDOのSLOTHで。こうしてみると白とダークグレーのメランジがよく効いていて、ブラウンの靴やネクタイと非常に良い相性。
こちらは休みの日にジョンスメのタートルにCOLのカシミヤジャケットと。足元はまたしてもSLOTH.
ベージュ系のジャケットにもライトグレーにもよく合うパンツ、ネイビーにももちろん合わせやすいので想定以上に万能なパンツを手にすることができました。
まとめ
Rotaのオーダー4本目をご紹介しました。定番のグレーのスラックスとは一味違うパンツですが、非常に合わせやすく来期も大活躍してくれそうでオーダーしてよかった1本となりました。
もう1本はホーランドシェリーのキャバルリーツイルでお願いしており、そちらも追ってご紹介できればと思います。
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