アイスコーヒーが美味しい季節になってきました。
氷をたくさん詰めて急冷するドリップアイスコーヒーももちろんおいしいのですが、ホットコーヒーではなかなか味わえない、独特の味を演出してくれるのが水出し、いわゆるコールドブリューです。
家庭で水出しコーヒーって抽出できるのかな?と思っていましたが、麦茶などを出すポットにひいたコーヒー豆を入れて水を入れて1日おくだけでも簡単に抽出ができることがわかり、その方法で抽出していました。
ですが抽出後に粉を濾過してから飲むのが面倒で、お茶用のパックを購入するのも何だか面倒だなあ専用のものが欲しいなあと思い、かねてから気になっていたBruer Cold Bruerを購入しました。R2D2のようなかわいらしいパッケージ。
結果としては大正解!
このポストではBruerの使い勝手と、あの水出し独特の味が出るのかについてご紹介いたします。
Bruer Cold Bruerについて
Bruer、クラウドファウンディングで商品化に至ったもののようです。
発案者はプロダクトデザイン専攻し、コーヒーが大好きなゲイブさんとアンディーさん。
二人が、「家庭でも手軽にスロードリップの美味しいアイスコーヒーが楽しめたら」という想いで2014年にキックスターターに発表したところ、3000人以上からの支援を得て、商品化に至ったもののようです。
まさに私が求めている「家庭でも美味しいスロードリップを」を実現させるためにできたもので、3000人以上が支援し成功したということは同じ思いの方がたくさんいらっしゃったということでしょう!何だか嬉しい^^
その後、アメリカ国内ではARTIS等の有名ロースターやSur la Table等のキッチンストアで取り扱いがあるそうで、日本でも取り扱いしているところが出てきています。
コールドブリューの機器は今回初めての購入となりますが、上記に書かれている以下が改善点、つまり訴求ポイントとなったのでしょう。
- セットして待つだけで簡単に、4杯分(590ml)の抽出ができる
- サイズがコンパクト
- 豆や好みに合わせた抽出速度調整が容易
- 抽出後、コーヒー粉のゴミ捨てが簡単
- プラスチック不使用なので、コーヒーへの色移りなし
- 抽出後、カラフェとしてそのまま容器を使用できそのまま数日保存可能。
- 温めればホットコーヒーにも!
ゴミ捨てが容易ということで今までポットで入れていた時の煩わしさからも解放されますし、味も変えられる、そして抽出量が多い!
iwakiのものなども検討していたのですが、味が変えられる、抽出量の多さでこちらを選びました。
コールドブリュー = 水出しアイスコーヒー?
最近は缶ボトル入りのコーヒーにもコールドブリューと記載されていたり、スタバでもメニューとして出てきていますね。使い勝手にいく前に、コールドブリューについて自分の整理も兼ねて記載しておきます。
結論から言うと、コールドブリュー = 水出しアイスコーヒーです。
いわゆる横文字化w
お湯でコーヒーの成分を一気に抽出するのではなく、水で少しずつコーヒーの成分を抽出していくコーヒーです。スロードリップとも呼ばれます。カフェインの量も少なくなるため私は夜でも気にせず飲んでいます。
Bruer Cold Bruerの使い方・使い勝手
以下の動画を参考に、早速コーヒーを抽出してみました。ハンドドリップするのと同じくらいの手順で抽出することができます。
器具をセットし、コーヒー粉をセット
器具に白い線が引かれている部分が、目安の量となりますが中煎りであれば60g、深煎りであれば40g程度で白い線に到達します。
説明書にもそのくらいの量で抽出がおすすめ、と記載されていますのでまずはそのように。
丸フィルターを載せて、水で濡らす
付属する丸フィルターをコーヒー粉の上に乗せて、水で湿らせます。この時、コーヒー粉も少し湿らす程度に水を入れます。
ハンドドリップでいう、フィルターをお湯で湿らす工程と似ていますね。
抽出量を調整し、氷水を入れる
蓋をしたあと、ハンドルを回して抽出量を調整します。その後、氷水を入れて蓋をしてあとは待つだけ。
とっても簡単。特に迷うところもなく5分程度で抽出準備が完了です。
ちなみに、氷水ではなく水を入れて冷蔵庫に入れる、でもOKです。要は水の温度をあげない状態が保てればOKになります。
抽出開始
少し待つとコーヒーが早速抽出されてきました 。このポタポタと落ちる量を見ながら、先ほどのハンドルを回して調整すると速度が変えられます。
なのでお好みに応じてハンドルを回して調整しましょう。
抽出完了
今回は早く飲んでみたいという気持ちを抑えきれずに、もっとも高速で抽出。
3時間ちょっとで抽出が完了しました。うーん、楽しみ!
注意するのは粉と水の量、抽出速度をきちんと見ればばらつきもほぼでないのではないかと思います。
抽出後のコーヒー粉の処理
処理も簡単とうたわれていましたが実際に簡単です。
袋に画像右側の抽出口を入れた状態でふたをあけ、その後画像左側の抽出調整のふたをあけるとスポッとコーヒー粉がぬけます。こうすることで排水溝に散らばることもなく片付けも簡単です。
賞をもらっていることだけあるのか、総じて使い勝手が良く誰でも簡単に使えそうです。
コールドブリュー、その味は?
今回使用した豆は、コロンビアのクレオパトラ。ドリップのホットでもアイスでも癖がなくスッキリしていてとっても飲みやすい豆です。
早速飲んで見ると、酸味や苦味はほぼ感じない一方で、味はギュッと濃く複雑なアロマを感じる旨味。とてもまろやかなのに飲んだあとはすっきりとしています。
味が濃いので、ゴクゴク飲むのにはあまり適さないと思いますが、ゆっくりとコーヒーを味わうにはすごく良い抽出方法な気がします。
また、牛乳などで割ってもコーヒーの存在感はそのままにさらにまろやかに違った味わいとなります。
温めても美味しいようなので、スロードリップという抽出方法そのままに、時間を贅沢に使って楽しむのに向いていそうです。
コーヒー豆の焙煎具合や酸味の強さなどによっても味が大きく変わってきます。
※個人的なおすすめは中煎りのマイルド系コーヒー
ドリップだけでなくこちらの探究も楽しそうです。家でも十分においしいコールドブリューを抽出することができることがわかりました。お店にも負けません。
まとめ
最近流行りのコールドブリュー。家庭でも簡単に入れられる器具が色々と出てきていますが、bruerはとてもおすすめです。
普段と違うコーヒーを味わってみたい方、ぜひコールドブリューを味わってみてください◎
コメント
コメント一覧 (2件)
まるすけさん、こんばんは!
まるすけさんに川口スペシャルの水出しコーヒーが美味しいと教えていただいたので、先日9周年セール中のコーヒーローストさんでコーヒー豆を買いつつ、店長に水出しの淹れ方を教わってきたところです(^^)。
焙煎も挽き方も水出し用にしてくださるとのことで、水出しは寝かせるとより美味しくなるなど目から鱗な話も聞けて、容器を買ったらまた行こうと思っていました。
お店ではiwakiを使っていたので、同じものにしようかと迷っていましたが、ブルーアー、初めて知りましたが何とも愛らしい形の魅力的なアイテムですね。う~ん、迷います。
これからどんどんと暑くなることを考えると、キンキンに冷えたアイスコーヒーを想像しただけで思わず喉が鳴りますね!
gohkitiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
9周年のセール私も行きましたよ〜!iwakiと迷ったのですが、Bruerにしてよかったかなと思います。検索すればすぐにお分かりになるかと思いますが、楽天かamazonでかなり割引されて6000円ちょっとで購入できますので、あとはお好みでお選びいただければと!
クレオパトラとアイスブレンドの2つで試しましたが、豆や抽出速度で味も変化するので、ドリップ同様に好みの豆を見つける楽しみがまたできました◎
だいぶ暑くなってきましたので、お互い良いアイスコーヒーライフを楽しみたいですね、美味しい豆があれば教えてくださいね◎