コーヒーテイスティングノート、第23回目はエチオピアのモカイルガチャフィG1です。
エチオピアはコーヒー発祥の地とも言われ、出荷量は世界5位。
特に農園などもたずとも庭先にコーヒーの木があり勝手に育つほどコーヒー栽培に適した環境があるそう。
それゆえ、農薬などを使わずオーガニックな栽培ができているところも多いようです。
今回ご紹介するイルガチャフィはTHE クリーンカップと言えるほどすっきりとクエン酸系の酸味を感じることのできるコーヒーとして有名ですが、果たしてその味やいかに。
Contents
豆の情報
銘柄 | エチオピア モカイルガチャフィG1 |
生成方式 | ウォシュド |
焙煎日 | 2020/11/16 |
賞味日 | 2020/11/18 |
焙煎度合い | R17 ハイロースト |
小粒ですね。粒は綺麗に揃っています。
焙煎度合いはハイローストです。
淹れ方
抽出方法 | V6O |
豆の量 | 13g |
挽き具合 | 細〜中挽き |
湯温 | 94℃ |
抽出時間 | 2分25秒 |
前回同様にHARIOのV60、「コーヒーは楽しい」に記載のあった方法(お湯25gでまず蒸らし、その後25gずつ200gになるまで注ぐ)で抽出してます。
テイスティングノート
サマリー
酸味系の代表格。
何と表現すべきか、イルガチャフィ特有のネとアロマ。
果実感、花の雰囲気が感じられるがどの花、どの果実と特定することが難しい、それほどイルガチャフィの味といえばこれ、という立ち位置。
酸味があると言っても酸っぱく鼻につくようなものではないため癖もそこまで感じない。
酸味系で迷ったらこれ、というまさに王道である。
シーンとしてはすっきりしたい朝、エンジンをかけたい午後1などが良いのではと思う。
詳細
ネ(鼻先で感じる香) | 花、トロピカル |
アロマ(口から鼻に抜ける香り) | パッションフルーツ、花 |
ボディ | ライト(ややクリーミー) |
酸味 | 4 |
甘み | 2 |
濃厚さ | 2 |
クリーンさ | 3 |
余韻 | 2.5 |
※数字の1〜5は、「弱:1〜5:強」とします。
次回予告
次回はフルッタメルカドンをお届けします。
ブラジルの天然酵母を使って発酵させるという製法を取っている豆。
その味やいかに。
ご参考:今までのテイスティングノート
以下よりご覧ください。
コメント