2011AW Maison Martin Margiela ⑩ ハイブリットキャミオヌール

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マルジェラ紹介シリーズ。こちらは断捨離のためすでに手放してしまいましたが、アーカイブとして残しておきたくなりました。

2011AWのインダストリアルアーティザナル、ハイブリットキャミオヌールです。

マルジェラにはアーティザナルという、ヴィンテージ品を解体し、そこにマルジェラのエッセンスを加えて再構築をした作品があり、ラインとしては0 10というものが存在します。

インダストリアルアーティザナルは過去のアーティザナル作品を参考にしたと思われる、10ラインのもので今回のキャミオヌール以外にもケーブルニットカーディガン(今でも欲しいもののうちの1つ)やスウェットなどがあります。マルジェラが退任した後のものなので、比較的クリーンなものが多いシリーズ。

デザインチームがマルジェラをソースに再度デザインする、まさにアーカイブのような作品です。

キャミオヌール、マルジェラ以外にこの名で呼ばれているのをみたことがありませんが、定番であるドライバーズニットのことを普通は指します。

このハイブリットキャミオヌール、ハイブリットの名の通り通常のドライバーズニットとは異なりハーフジップ、さらにケーブルとパプコーン編み、そして胸元の切り返しとごくごくシンプルなドライバーズニットとは異なるデザインです。

バックはケーブル編みがさらに強調され、ボリューム大。

マルジェラの4つ糸も色味に同化しています。

ジップはYKK。このジップの色味、サイズが一番好きです。

盛り込みすぎて合わせにくいように見えますが、優しい色味でデニムはもちろんM47などの軍パンにも、スラックスにもよく合い重宝していました。

断捨離の対象となったのは、厚手のニットなので基本的にはアウターの位置付け、でもハーフジップで脱ぐのは面倒。さらに真冬は一枚では寒くダウンベストなどをきてしまうとせっかくの柄が隠れてしまう。

などの理由で着用機会が減ってしまっていたこともあり手放しました。広い広ーいクローゼットがあれば手元に置いておきたかったのですが^^;

まだ、ご紹介できていないマルジェラのニットアウターがありますので折をみてご紹介させていただきます。

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