RING JACKET MEISTERのチョークストライプスーツ(ZEGNA ELECTA)

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最近よく着用しているリングヂャケットマイスターのスーツをご紹介します。


今回ご紹介するのは2021AWのモデルで公式アウトレットでの購入になります。


リングヂャケット、特にマイスターモデルはなかなかプロパーでは手が出ない価格帯になっているので、定番とも言えるチョークストライプスーツ、さらにゼニアのエレクタを使っているものが購入できたのはラッキーでした。


いつも通り、仕様や着用感などご紹介していきます。

Contents

NO-253/S-173 マイスターモデルのスーツ

マイスターモデルのジャケットは所有していましたが、スーツはこれが初めての購入です。

全体像

ミディアムグレーのチョークストライプスーツ。


暗すぎず、明るすぎずちょうど良い明度で、ストライプもグレーかつ起毛感があるため、主張はほどほどで非常に使い勝手が良いと思います。

モデル名

ジャケットはNO-253、パンツはS-172です。ともにマイスターモデルの中では数多く採用されているモデルでそれぞれ公式サイトには以下のように書かれていました。

NO-253 Classic fit
身体の抑揚に対し適度に取られたエレガントなゆとりと優美なシルエットが特徴。
少し広めの衿と、やや低めに設定されたウエスト位置が落ち着いた印象を与えてくれます。

S-172 Standard fit
定番のワンプリーツ仕様。
スーツの組下としてバランスの良い適度な深さの股上とテーパードのかかったすっきりとしたシルエットが特徴。

RING JACKET 公式OUTLET


後ほどそれぞれ詳細に見ていきますが、非常に中庸で飽きのこないモデルだと思います。なお、購入価格は上記上代の40%オフで購入しました。40%オフでもなかなかのお値段です…最上のRING JACKET MEISTER 206なんてどうなっちゃうのかしら。


生地(ZEGNA ELECTA)

ZEGNAのELECTAはZEGNAの中では秋冬の定番の生地にあたり、シリーズとしては100年近い歴史を持つもののようです。エレクタの中でも色々と種類があるようで、今回のものはウールに5%だけシルクが混紡されたもの。


シルク混ではあるものの、とろとろ滑らかで艶やかなラグジュアリー感あふれる生地、というよりも割としっかりとした手触りの生地で日常的に着られる生地感です。重さは310gだったかと。


起毛感があり11〜2月が主戦場、10月や3月も気温によっては着用する感じかなあと思います。3月上旬までは着用するかな。

ジャケット(NO-253 )の詳細

それぞれの詳細、まずはジャケットから。段返り3つボタンのサイドベンツ。公式ページに記載されていた通り、ゴージラインは高すぎずラペルの幅も広すぎず程よい、癖がないモデルです。


ゴージラインは直線でストンと落ちます。286モデルだと緩やかなカーブを描いて、ステッチもダブルで入っていたりするのですがこちらはクリーンな印象です。


袖は適度な雨降具合、バルカポケットにハンドのボタンホール、そしてストライプの柄合わせなどとても綺麗に仕上がっています。ハンド工程の多いマイスターモデルですが、甘さが見えるところはありません。


平面に置いてみると肩周りはとても立体的に作られていることもわかります。

フラップなしの両玉縁ポケット。総毛芯。

襟は一枚襟、平面に全くもって置けません。

袖ボタンは4つの重ね、右袖は2cm、左袖は1cm詰め。阪急メンズ東京のリメイキングサロンが混んでいて、今回はSARTOで仕上げてもらいました。


余談ですが、SARTOは以前伺った際にどうも肌に合わないなと思っていたのですが、本切羽が1週間でできるとは思っても見ず、さらにこの時に応対してくれた方がとても丁寧で、以前持っていた苦手意識がなくなりました^^;

裏地も可動域をはじめハンドで縫製されている箇所が多くとられています。ただ、繰り返しになりますがハンドが多いからといって縫製が甘かったり乱れているような箇所はなく、日本製であることがよくわかる作りになっていますね。

パンツ(S-172)の詳細

続いてパンツ。各所が緩やかにカーブした、いわゆる良いパンツ。わずかにテーパードしていますが、裾幅は20cmと細すぎず太すぎずこちらも中庸です。


こちらも裾上げはSARTOで。ダブルの股下72.5cmで仕上げてもらっています。

やや深めのワンプリーツ。

ベルトループも縫い目が出ないようにループ返しして作られてます。Rotaとかでもこの辺りは縫い目が出ていたりするので手が混んでますよね。
※縫い目があったからといって、ベルトで縫い目が切れちゃった、なんて経験は今のところないのですが笑

裏側。Vスリット等々、ここもいわゆる良いスラックス、と言われる仕様はほぼ入っているのではと思います。ジャケットもそうですがゼニアの生地を使ってここまでしっかり作られているのであれば価格も納得…いや、おいそれとは買えませんしプロパーで購入してないんですけど^^;

着用感・サイズ感

着用してみて、すっと縦のラインが見えるというか、ずんぐりむっくりな私の体型もうまく隠してくれます。また光の加減もあるかと思いますがストライプは控えめで多くの場面で問題なく着用できますね。


サイズはいつも通り48を選んでおり、ジャケットのボタンを閉めるとジャストから少しタイトかなと感じるサイズ感ですが、袖と裾以外はどこも直すところがあリませんでした。

先日ご紹介したAtto Vannucciのネクタイと合わせて。控えめと言いつつもストライプではあるので、総柄のネクタイと非常に相性が良いです。


無地のシャツと合わせることが多いですが、ロンストなどシャツをストライプにしてネクタイをペイズリーに…という合わせは昔よくやってました。これを機にまたやってみようかなと思っています。

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また、生地のエレクタはそこまで細い糸を使った生地ではないので、ジャケットを着たまま座ったりしてもシワになりにくいなと感じます。


なので1泊2日の出張なら全然いけるのでは?と思っており活躍の場は広そうです^^

まとめ

RING JACKET MEISTERモデルのスーツをご紹介しました。決して安くはない(セールだとしても…)ですが、ハンド工程も多くそれでいてきっちり作られている流石の日本製という作り、中庸なモデルで長く着用できるのではないかと思っています。


あっという間に1月も終わってしまいましたが、今年の1月から色々と飛ばしすぎました。随時ご紹介していきますので引き続きよろしくお願いいたします。

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