手縫いの柔らかさを。LUCIANO LOMBARDIのビスポークシャツ

Contents

はじめに

いろいろなブランドのシャツを試してきましたが、最も信頼のおけるシャツメーカーは当ブログでも度々登場しているレスレストンのシャツです。ビスポークだけでなくRTWも含めて、で。


なのに今回、別のシャツメーカー、いやカミチェリアにお願いしようと思ったのは、ハンドが入ったシャツでビスポークをしてみたかったこと、海外のビスポークとはどんなものなのだろうかと経験してみたかったこと。


とはいえなかなかそんな機会もないわけですが、信頼するafterhours主催のトランクショー、そしてイタリア最古のカミチェリアのLuciano Lombardiということで気がついたらトランクショーに参加したい旨をDMしていました笑。


納品されてしばらく着用してからのご紹介をしたかったため、昨年のオーダーを振り返りしながらご紹介していきます。


Luciano Lombaridiについて

イタリア・ナポリで 1892年創業 の手縫いシャツの名門、Camiceria Lombardi。代々家族によって受け継がれてきた伝統の技が、今に息づく。職人が一針一針縫い上げるビスポークのシャツは、肩から腕にかけて自然なギャザーを入れた“ナポリ仕立て”で、まるで体になじむ第二の肌のような着心地と、エレガントな立体感を実現する。その高い技術と美しいシルエットは「世界最高峰のオーダーシャツ」と称されるほど。

いまでは日本でも、日本橋三越本店 でオーダーを受け付けており、本国から選ばれた高級生地を使ったシャツも注文可能。スーツのインに、ジャケットの下に、特別な場のドレスに — 長く使いたくなる一着を求めるなら、Camiceria Lombardi のシャツは間違いない選択だ。

ChatGPTにざっと紹介してもらう文章を作ってもらったら上記の通り。恥ずかしながら私は今回の件があるまで存在を知らなかったのですが、イタリア最古というだけでもグッとくるとともに、何よりAfterhoursの藤田さんが間違いないと太鼓判を押すカミチェリアであることが、今回のオーダーに至る後押しとなりました。


上記記載の通り、日本橋三越のオーダーサロンでは随時受け付けているようです。

オーダーの流れ・仕様

2024年5月14日に、都内にてトランクショーが開催されました。その時の様子がなぜかほとんど残っていない…文字中心で恐縮ですがご紹介。


会場に入るとまずは藤田さんと早島さんが出迎えてくださり、その後今の当主であるシモーネと初対面。私自身も海外の方のトランクショーは初めて、イタリア語はおろか英語もほぼ喋れないのですが、藤田さんが通訳してくださり挨拶から諸々のコミュニケーションを。シモーネが大変素敵な笑顔を常に見せてくれて、緊張も和らぎました。

さて、オーダーの仕様を決めていきます。今回はハンドの柔らかさを感じつつ1枚で着られるリネンのシャツをお願いすることに決めていました。7箇所ハンドが標準、アップチャージでハンドの箇所を増やせるとのことでしたが、私はまずは7箇所ハンドにて。


生地はThomas MasonやAlbini、ALUMOなど有名どころはもちろん、最古のカミチェリアということで、ビンテージの生地もいくつか準備されていました。
その中から選んだのはDJAのリネン、写真の右上に写っている白にライトブルーのストライプ。DJAのリネンは初めてです。意外と白基調のピンストライプってないんですよね。間違いなく1枚で活躍してくれ、かつ癖がないだろうと。シモーネからもGood Choice!といってもらい嬉しくなりました。


そして採寸も肩周りから胴、そして袖などなど、流れるような手捌きでサクサクっと。流石の一言です。襟型はボタンダウン、前立てなしのスッキリ仕様にて。あとは雨振袖や背中のギャザーなど、柔らかな雰囲気をより感じやすいように、そこはコッテリ。

シモーネは顔出し(許可をいただいています)なのに、ごめんなさい。

オーダーの仕様を固めて、最後に記念撮影。本当に素敵な笑顔。初めての海外ビスポークがシモーネでよかった。

仮縫い

おおよそ半年ほど、都内某所にて2024/11に仮縫い。袖を通してみると1着目の仮縫いとは思えないほどしっかりフィット。


このままでも良さそうではありましたが、1枚でゆったりと着用したかったこともあって、身幅を少し出してもらいました。ただ、それ以外は修正なし。素晴らしい。


そして仮縫いの時もシモーネの笑顔が素敵。期待感が膨らむ仮縫いとなりました。

完成・納品

2025/7に納品。もう少し早い納品の予定だったのが、都合により後ろ倒し。でもちょうど良い時期に納品いただき私としては良いタイミング。


完成したシャツを着用してみて…,うん、文句なし。リネンのガサっとした雰囲気はなく最初から柔らか滑らか、さすがDJAというところでしょうか。その生地を活かすようにうまくギャザーも入れてもらい、ふわっとしたゆとりも感じられます。


もちろん窮屈なところはなく素晴らしい着心地。これは着ること間違いなしで、事実として2025夏は一番着用したシャツだと思います。

納品の際もシモーネの素敵な笑顔。そしてコーディネートが素敵。オリジナルのバッグに入れてもらっての納品ということで、そこでも特別感がありました。素晴らしい。

シャツの詳細

写真中心にご紹介。

レスレストンのシャツとはまた違った、柔らかい雰囲気。端正なレスレストンとドレープを感じるロンバルディ。それぞれの良さがあります。

襟のロールがとても綺麗。

わかりやすいハンドの箇所だけれど、いかにも感がなくごく自然に。

マシンのステッチも十分に細かく、そして丁寧です。

袖にいい塩梅にたまって、このギャザーが活きる。

白のリネンなので透け感はありますが、とても上品で滑らか。DJAはやっぱり侮れない(当たり前)


元々の目的である、ハンドの良さを感じられるシャツをビスポークしてみる、は十分に達成される1枚となりました。そしてもちろん、着用しても大変着心地良く1枚で着用、ジャケットのインナーにも着用と大活躍の1枚になり、お願いしてよかったなと思います。円安の今、価格だけは…まあ、仕方がない。

まとめ:手縫いとマシンメイド、二つの至高

ということで、初めての海外ビスポークはとても良い体験になりました。4代目当主のシモーネの人柄、笑顔は非常に印象的で、シャツの良さはもちろん、人柄にも惹かれます。私がもっと語学ができればもっと楽しいのだろうな…


Afterhoursの藤田さん、早島さん、素敵な企画をありがとうございました。年に2回ほど?トランクショーが開催されるようですので、気になる方はぜひ問い合わせてみてください。

実は…すでに2着目が納品済み

1着目の納品時に、秋冬のオフの日に着られるシャツを1枚お願いしました。こちらも別途ご紹介できればと思います。

コメント

コメントする

Contents