シャツのご紹介が続いていますが今回もシャツのご紹介。
先日ポケットチーフをご紹介したDRĒIPS、ブランドの現在の顔であろうホリゾンタルカラーシャツを購入しました。
ポケットチーフを見ていた際にももちろん見ていたリネンシャツ。その際は迷っていたものの購入しませんでしたが…
私の手持ちにはあまりない、背中にギャザーがたっぷり入ったシャツは間違いなく1枚で様になるだろうなということ、白のリネンシャツなんて何枚持ってても良いこと…などなど、結局踏みとどまれずに購入に至りました。
いつも通りご紹介させてください。
DRĒIPSについて
ポケットチーフをご紹介した際にブランドのご紹介もしております。よければ以下のポストをご参照ください。
購入したシャツの詳細
ここからは購入したシャツのご紹介です。
全体像
一度洗いをかけてさっとアイロンをかけた状態です。至ってシンプルな白のボタンダウンシャツ。今の日本では夏にネクタイをすることは非常にツライので、ノータイでも様になるボタンダウンは重宝します。
ポケットなし、前立てもなし、背中にはダーツが入ります。ボタンダウンといえば、のブルックスブラザーズのものとは背中を見ると当然ながら違います。
生地
ヨーロッパリネンを使った国産の60番手リネンは日本三大織物の生産地である静岡県西部、遠州織物だそうです。
これぞリネン、と思えるような質感。やわではなくがっしりとハリがあって着込んでいく楽しみがある生地感です。白なので多少透け感はあるもののしっかりしているため気になるほどではありません。
がっしり目のため最初の洗濯ではがっつりシワも入りましたが、5回程度洗濯して少しずつシワの雰囲気も良くなってきて。光沢感も比較的ありますが、これも洗っていけば落ち着いてさらに良い雰囲気になるのではと思います。
詳細
まずは襟。ワンピースのホリゾンタルカラー、ステッチは端部から5mmの位置。またご覧の通り一般的には襟元にある第1ボタンはありません。
このシャツの第1ボタン(一般的なシャツの第2ボタンに当たる位置)と第2ボタンの間は短く設計されていて第1ボタンを開けて着用してもはだけすぎないようになっています。
袖付けはハンドに雨降り袖。リラックス感を主張する少し大きく取られた肩幅、着用するとドロップする形です。
少し面白いなと思うのはヨークと見頃の部分にステッチがないんですよね。後述しますがカフスにもステッチが見えないようになっていてエレガンス表現の手段なのかなと思います。
そのカフス。剣ポロが細くシャープに。
前たてもハンドで仕上げられています。ボタンは高瀬貝で鳥足つけで嬉しい限り。
このシャツの特徴、背面にはギャザーがたっぷり入り、余裕のある身幅とエレガンスさを。
ガゼットはなくスッキリした作り。ハンドの工程はありつつも、かといってイタリアのシャツに寄っているわけでもない、唯一無二のシャツだと思います。
購入価格
定価¥29,700での購入です。最近、新しい縫製工場でのリネンシャツもリリースされており、そちらは4万円弱になっているようですね。
サイズ感・着用感・コーディネート
夏といえばのシアサッカーパンツとサンダルと共に。肩が落ち適度にリラックス感はありつつもだらしなくなるようなパターンにはなっておらずジャケットも羽織れる1枚。肩のラインは面白いシルエットになります。
ですが、私としては1枚で着用するのがこのシャツは良いかなと思います。ショーツに合わせるときもありますがいずれにしても綺麗目のパンツと合わせるのが良いかな。
少し生地もこなれてきて、アイロンをかけず着用しても良い感じになるので、さっと手が伸びる一着になりそうです。
まとめ
リラックスとエレガンス、トレードオフに感じるその二つ。ゆとりはありつつもオーバーサイズではない、ドレスに着用しても問題ないそのバランスが見事なシャツだと思います。
このシャツは8/31時点で最後の1点のようですが、最新作のリネンシャツは縫製工場も代わりさらにグレードアップしているようです。そちらも迷っています笑
ブルゾンはバッグ、Tシャツもリリースされており、今後も何がリリースされるのか楽しみなブランドです。気になった方はぜひ。
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