RAYMAR KENT【レイマースキンステッチ Uチップ】【革靴レビュー】

発売前から話題となっていたレイマーの新作、スキンステッチUチップ。

いわゆるEdward Green Doverタイプの靴になります。

17日の18時に発売開始予定で、実際に購入できるようになったのは18:10すぎでした。
ブラウンとブラックの2色展開で、ブラウンはすぐに売り切れになったようです。

ブラウンのスキンステッチは所持しているのでブラック狙いでしたが、ブラックは売り切れになるまでに比較的猶予がありました。それでも革靴がこんな形であっという間に完売するのはまるでAldenのレアカラーのようです^^;

それだけ今、注目が集まっているブランドだということだと思います。

RAYMAR KENTの仕様

価格に対しての作りや素材が素晴らしいと言われるRAYMAR

今回購入したKENTの詳細は以下の通り。

例に漏れずこちらも改めて25400円とは思えない仕様です。

使用されている5722ラストは以下のように説明されています。

RAYMARでは0401番に続いて実績が有り、0401番同様に初めてRAYMARを履かれる方にもおススメの木型です。

アウトライン（小指部分〜トゥにかけて）はやや強めのカーブ（木型を振っている）を描いており、トゥはラウンドトゥ。

ノーズの長さは0401番と同じ程で、嫌みのない程良い長さです。

ワイズはEE程で、他の木型に比べ外側アウトラインカーブの開始位置が若干前よりの為、（0401番等に比べ）ワイズが若干狭く感じる場合が御座いますが、指先にはゆとりが有る木型です。

RAYMARでは「フルブローグ（ウイングチップ）」や「スキンステッチUチップ」などにも使用されており、カジュアルシーンからドレスシーンまで幅広く御使用頂けるシルエットです。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~sunray/

確かにほっそりとしているラストですが、履いてみて果たしてどうでしょうか？仕様は素晴らしくてもはき心地が悪いのでは本末転倒ですから、ラスト含めて気になるポイントです。

詳細

まずは箱から。とてもシンプルな箱に、モデル名と色、サイズ、バーコードのみが描かれています。この辺りはコストも勘案してのことでしょう。

いざ開封。

非常に丁寧に梱包され、取り扱いの注意書き、大石さんからのメッセージが入っていました。直筆で書いてくださっているのはやはり嬉しい。

改めて全景です。スキンステッチのUチップといえばこの形、と言っても過言ではない綺麗な造形。

そしてモリッとしたスキンステッチとライトアングルモカ。スキンステッチは手作業で縫っていく仕様で技術的にも高度らしいので、名の通りここだけ見てもコストに見合いません^^

サイドビュー。

甲はそこまで薄くなく、立ち上がりは緩やかな形です。私は甲が比較的薄めなので履いてみてどうかと言ったところ。

左右非対称の立体的な形。やや内振りでねじれた立体的なラストを使用していることがわかります。

正面から見てもやはりモカ部分の存在感が◎

小ぶりなヒール、しっかりホールドしてくれそうです。

リフトもテーパードヒールになっている手の込みよう。甲の立ち上がりなどを見ても日本人によくあうラストに感じます。

嬉しい小窓つき。英国風の小窓ですね。

ソールはチャネル仕上げ、半カラス。

半カラスの切り替え部分に細かな模様が入っています。ソールの縁取りとともに、わざわざ手を入れてるんですね。

リフトにも縁取り、化粧釘あり。

ILCEAのBOXCALFは革質もキメが細かく柔らか。

比較的薄めで繊細な印象で、足なじみがすごく早そうです。若干のトラがあるところもありますが、ほぼわからないので気にならないですね。

サイズ感

サイズは25.5cmを選びました。

今回の5722ラストだとUSサイズで7.5EEに相当するようです。足入れした感じはジャストサイズ、１つ下の25cmでも履けそうです。
※私の足のサイズ感はUK7EやUS7.5Dをよく履きます。

まとめ

本日の朝一に届いて、早速スチールを装着しに行きました^^

来週にかけて海外出張の予定なので、履き下ろしは先になりそうですが、しっかりプレメンテをして履き込みたいと思います。

今度こそ、宣言を守れるように・・・^^;ほどほどに頑張ります！

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※履きおろしをして数回履いた後のレビューを記載しました。是非ご覧ください。

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