鉄瓶を購入しました。
南部鉄器の産地である岩手県の会社、及源鋳造のまろみアラレ柄のシンプルな鉄瓶です。
及源鋳造さんは法人化は昭和22年ですがそれ以前から鋳物の製造販売をされている歴史ある鋳造会社のようで、鉄瓶以外にも鍋やフライパンなど鉄器を比較的手頃な価格で出されています。
「鉄瓶で沸かすと鉄器の鉄分が溶け出して鉄分補給できるし、カルキが抜けてまろみが出てまろやか、滑らかになるんだって。」と、妻に推され購入。
※及源鋳造さんは「お湯を作る」と書かれています。
事実、この鉄瓶で入れるお湯は味が違います。見た目は何も変わらないのにまろみが出て優しい味わいに。購入してから毎日のように使用するほど気に入りました。
容量は1.1Lのものをチョイス。鉄器で重量があるためこのサイズでも2kg近い重さがあり、ここに水も入ると3kg。家族で使うことを考えて大きすぎず小さすぎずのこのサイズに落ち着きました。
丸っこくて可愛いですが、アラレ柄があることでシンプルすぎず南部鉄器らしさがあります。桜柄などもっと装飾のあるものもありましたが、長く使うことを考えてこちらに。
ティファールなどの電気ケトルで沸かすのに比べると、時間はかかるし、鉄器自体が熱くなるので取り扱いには注意しないといけないし、それなりに重量あるし、錆びるし…と、利便性という意味では不便だと思います。
ですが前述の通り沸かしたお湯は美味しいし、手入れをしながら使っていく楽しみは南部鉄器ならでは。革靴にも似るところがあるような気がします。…強引か。
ドリップコーヒーが美味しくなる季節、鉄瓶生活も楽しみながら。
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コメント
コメント一覧 (4件)
鉄瓶いいですね~
私も紅茶が好きなので、茶器に少なからず興味があります。
ただ、紅茶のタンニンが鉄分とくっついて、せっかくの鉄分が摂れない、味はまろやかになるが紅茶本来のタンニンの渋さが損なわれてしまうという2点の心配が払拭されないので鉄瓶購入は見合わせております。
でも、南部鉄器の鉄瓶は育ててみたいです(笑)
Ironさん、コメントありがとうございます!
なるほど、紅茶も試してみようと思っていましたが確かにタンニンの渋みが楽しめなくなると紅茶の楽しみも減ってしまいますね^^;今度試してみます!
やはり革靴好きな方は育てる楽しみ、味わいたいですよね〜(自分正当化)
またレポートいたします!
私の鉄瓶は錆びすぎて、真っ当な水の味がしなくなったので、悲しみの元に葬りました…。
煎茶が大好きなので鉄瓶は魅力的ですが…!
スニゲーターさん、コメントありがとうございます!
なんと・・・!
今の所使った後は必ず空焚きして水分を追い出すようにしているのですが気をつけるようにします・・・
も、もう一度、どうですかね・・・^^;