昨年購入したCARMINAのジョドファー。
暖冬ということもありなかなか履けずにいたのですが、こりゃいかんとプレメンテと冬休み最終日の今日に履きおろしをしてきました。
CARMINAも初めて、ジョドファーも初めて、アノネイのベガノカーフも(おそらく)初めて。
履きおろしで思いっきり踵とつま先をぶつけて傷もいきなり入ることになってしまいましたが、CARMINAのFORESTラストとは非常に相性が良く、ベガノカーフのシワも美しく、何よりジョドファーの格好良さを履いて感じることができ、これからの履きこみが非常に楽しみな一足になりそうです。
プレメンテ
いつも通り前日にプレメンテを実施しました。ジョドファーはストラップがある分磨くのが少々面倒^^;
手順は以下の通りです。
①レーダーオイルで汚れ落としと油分補給し半日おく
②リッチモイスチャーを3回に分けて入れ、都度ブラッシングと乾拭き
③クリームナチュラーレを入れ、ブラッシングと乾拭き
④ソールにソールコンディショナーを塗布する
⑤山羊毛ブラシでブラッシングと乾拭きで全体を仕上げ
ブーツということで少しオイルを入れたくなりツーフェイスの代わりにレーダーオイル、そしてギラつく光り方よりもじんわり光った方が合いそうだったので、クレムの代わりにクリームナチュラーレを入れました。
アノネイのベガノカーフはタンニンなめしで変化も良くしていくでしょうし、現状でも少しムラ感もある革なので、無色のクリームを入れようか迷いました。
ですが少し深みも出したかったので、着色力の弱いナチュラーレであれば良いだろうとダークブラウンを選択。
今後どうするかは履いてみて決めようと思います。
履きおろし
冬休み最終日ということで家族でランチに行くときに履いてみました。
まずは履きおろしすぐの写真。日陰で撮影しましたが、なんとも言えない光り方で綺麗な色味です。
履くとき入ったわずかなシワによって立体感も出てきています。
CARMINA FORESTラストが私の足にかなりあっており、アーチの支え具合、ボールジョイントや踵まで隙間をあまり感じませんでした。履いてきた英国靴の中で1,2を争うフィット感です。
こちらは10,000歩ほど歩いた後の写真。シワも入りより立体的に。
つま先の削れもそこまでなく、シワの入り方も綺麗に入ったと感じます。
革靴はやはり履いてシワが入った方が様になりますね^^
今後どうしようかなと履いてみて思ったのはパンツの丈。
もう少し丈の短いパンツを履いて、ジョドファーらしくバックルを見せてもいいかもしれません。
ジョドファー初心者なので、この辺りも試行錯誤していこうと思います。
非常にフィット感の良いラストだったので、履きおろしにも関わらずあまり疲れず、シワも対象に入りました。
そしてベガノカーフの質の良さ。妖艶に光り、肌理もきめ細かく、シワも綺麗。
経年変化が楽しみでなりません。
CARMINA、また買いたいブランドです。
冬も本番、毎週末ブーツの出番があるでしょうから、春になるまでどんどん履いて楽しみます^^
コメント
コメント一覧 (14件)
まるすけさんこんばんは! カルミナジョドファー、履き下ろしおめでとうございます♪
良い色ですね〜。手持ちのブラックジョドファーはストイックでとても気に入っていますが、茶系のブーツもエロい感じがしてたまりませんね・・・! 4枚目の写真の表情をみるに、本当にぴったりとフィットしている感じですね!
ベガノカーフはまだ未体験ですがSewnとのコラボモデルにも採用するので、シワの入り方などじっくり見てしまいました。これから経年変化の様子を拝見できるのを楽しみにしております^ ^
オボイストさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
ありがとうございます、ちょっと間が空いてしまいましたが、無事履きおろしました^^フィット感も良く満足しています。
茶靴ならではの柔らかい色気がありますよね〜、オボイストさんのジョドファーは美しいの一言です!ブログ会で拝見して逆に黒が欲しくなりました^^
オボイストモデルもプレーントゥで革の質感が際立つでしょうから、良い革だとより魅力的になりそうですね◎
履ける時はどんどん履いて、インスタにもアップしていきますね^^
カルミナ良いですねえ。
アッパーの質感が素晴らしいです。
ジョドファーブーツ(どうしてもジョッパーブーツって古い言い方しちゃうんですけど)の上品さとあってますね。ギラギラ光らない方が良いと私も思います。
私のブーツは荒々しいのばかりなのでこういうのが欲しいなと・・・あ、1つありました。一応ストラップブーツでした。今度履いてみます。
こういう綺麗な靴を手入れしたいですね。今日は超汚いスニーカーの手入れでしたから。
東京に行ったらトレポス覗いてみましょうかね。まだカルミナ取り扱ってますかねえ。
なおけんたさん、コメントありがとうございます!
カルミナ、一気に好きなブランドになりました。革も形もとても良いです。
実は私も何度かジョッパーと書いてしまいそうになりました^^;もともとの起源を考えると多少ラフに扱ってもよいかもしれませんね。
ストラップは靴のハシモトのものですよね、すごくかっこよくてぜひ履いているところを拝見したいです◎
トレポスのオンラインには扱いあるようです、東京まであと一か月ほどですね~^^
まるすけさん、こんばんは!
新品の状態も色気のあるいい表情でしたが、履きシワの入った足首周りなんかたまらなくカッコイイですねぇ!
ジョドファーはスポーティーに着こなすのが良いでしょうから、バックルがちらりと覗くくらい裾丈ですとなお活かせそうです。
加えて、裾幅は細めの方が似合うかと思います。
今後もベガノカーフの経時変化も楽しみにしています(^^)
gohkitiさん、おはようございます!コメントありがとうございます。
はい、足首のあたりが私も一番好きです^^さすがgohkitiさん◎
パンツのアドバイスもありがとうございます!手持ちのもので何と合わせようかあれこれ考えてみようと思います。
ベガノカーフ、とっても好きな皮革となりました。またしまう前にでもレポートさせていただきますね^^
素人な質問で失礼します。
レーダーオイルで補油した後にさらにクリームを3回
付けているのはなぜでしょうか?
レーダーオイルだけで十分とはならないのでしょうか?
なかさん
初めまして、ブログをご覧くださり、またコメントもありがとうございます。
私はできるだけ革を柔軟な状態で履きおろしたいと思っており、プレメンテては過剰なくらい保湿・捕油をしています。
以前はレーダーオイルを塗布した後に通常のケアをしていましたが、
リッチモイスチャーを使うとより革が柔らかく潤う実感があり、記載のケアをしています。
定量的に革の状態が測れれば一番良いのですが、なかなか難しいので足りないくらいならたっぷりと、
多すぎれば拭き取れば良いだけだと思って今のプレメンテ方法に落ち着いています。
ご今後ともよろしくお願いいたします。
ご教示ありがとうございます。
リッチモイスチャーを使ったことがないのですが、
イングリッシュギルドのビーズリッチクリームとは
機能が違うものでしょうか?
革を潤わせたいのですが、いいやり方がわからず、
ぜひご教示いいただければというところです。
なかさん
イングリッシュギルドも良いクリームですよね。
どちらも水分と油分を成分として持っているので、ともに補給することはできますが、
ビーズリッチクリームは仕上げ、リッチモイスチャーは下地のようなイメージを持っていただくと良いと思います。
※化学的、定量的に示すことができず申し訳ないのですが…
潤いを与えるのであれば、油分よりも水分が重要です。
デリケートクリームと呼ばれる水分多めのものをお使いいただくと良いかと思います。
リッチモイスチャーはデリケートクリームの類ですが、油分がやや多めです。
イングリッシュギルドと組み合わせるのであれば、モウブレイなどのデリケートクリームを一緒に使うのがよろしいかと思います。
ありがとうございます。デリケートクリームと意識して購入したものはございませんのでぜひ探してみたいと思います。
タピールレーダーフレーゲはまた違う用途でしょうか?説明見てもよくわからないもので。
なかさん
申し訳ありません、フレーゲは使用したことがないので推測になりますが、
成分をみると油分主の水分も入っているようですので、リッチモイスチャーと似たようなものかもしれません。
初めはモウブレイやブートブラックなどのデリケートクリームをお使いになってみると良いかもしれません。
イングリッシュギルドなどとは全く異なる質感で、失敗することも少ないかと思います。
ありがとうございます。やはりデリケートクリームを購入したいと思います。
これからも楽しみに拝見出来ればと思います。よろしくお願いいたします。
好みもありますので、色々とお試しになると良いかと思います。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。