E.MARINELLA(マリネッラ)ピンドットタイ【最高峰のネクタイレビュー】

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ねんがんの マリネッラをてにいれたぞ!

古い小ネタですみません。

ネクタイ好きとして1本手にしてみたいと思っていたマリネッラのネクタイを購入しました。

英国のDrake’sやイタリアのFRANCO BASSI、Stefano Bigi、Nicky、日本のKUSKAなどもとても気に入って着用していますが、近く、今までより大きな仕事に携わることとなりプレゼンなどの機会も増えそうなため1本欲しいなと思っていて。

定番のピンドットにしようかなと思っていたところ、マリネッラ丸の内のブログでスフォデラータのピンドットが日本初入荷とのポストが。

裏地なしのスフォデラータは軽やかに見える一方で、どうも頼りない気がしてあまり購入してこなかったのですが、芯地がかなりの部分入っているとのこと。

であれば見てみたいと丸の内のマリネッラ路面店に一昨日訪問し、その脚でそのまま購入しました。

Contents

E.MARINELLAについて

公式サイトにとてもわかりやすく歴史が書かれているので一部引用します。

20世紀初頭、マリネッラの創業者であるエウジェニオ・マリネッラは、イタリア・ナポリにて夢のようなサクセス・ストーリーの始まりとなる事業をスタートします。第一次世界大戦の直前である1914年、エウジェニオは揺るぎない勇気と信念をもって、今日もイタリアの最高に美しい風景のひとつに数えられるキアイア海岸通り沿いのヴィットリア広場に、紳士服の店舗を開くことを決意しました。それはたった20平方メートルの小さな店でしたが、やがてナポリを代表する大きな会社へと成長していく、マリネッラの第一歩となったのです。それから間もなく、エウジェニオはドレスシャツとネクタイを仕立てる小さな2つの工房も開きます。こうして今日まで続く、製造・販売の事業体制が早くも整えられました。

さらにエウジェニオ・マリネッラは、英国・ロンドンへ初めての視察旅行に赴きます。この時代、イタリアにおいて英国スタイルは最新の流行であり、英国製品の卸売流通を将来の事業にしたいと考えていたのです。そしてマリネッラは他に先駆けて、ロンドンから幅広い種類の紳士用品を輸入。当時のナポリでは唯一、洗練された本物の英国製品が手に入る店となったマリネッラは、“小さな宝石箱”と称されて瞬く間に評判となり、売上を急激に伸ばすことに成功しました。また、今でこそマリネッラといえばネクタイが有名となりましたが、当初この小さな店での主力製品は、紳士用のドレスシャツでした。そこでエウジェニオはフランス・パリから優れたシャツの仕立て職人を呼び寄せ、自社のシャツ工房の職人へ卓越したカッティング(裁断)技術を指導させます。ほどなくしてクオリティとスタイル双方で名実ともにトップメーカーとなりますが、その技術はもうひとつの主力製品を生み出すのです。

やがてマリネッラの工房では、パリのシャツ職人から習得した技術を発展させ、ネクタイのオリジナルセッテピエゲ(7つ折り)製法が開発されました。文字通り一枚の正方形の生地を内側へ向けて7回折って仕立てる精巧な製法であり、美しく柔軟で結びやすい卓越したネクタイが誕生したのです。さらに時を経ると、共生地を裏地にも用いる贅沢な製法も考案され、より見映えが美しいネクタイが完成します。こうした高品質なシャツとネクタイによって、マリネッラの発展は順調かと思われました。ところが、2度目の世界大戦や上顧客だった貴族階級の衰退、そして流行に本質的な変化をもたらしたアメリカ製品の台頭など、その歩みはけっして平坦ではありませんでした。しかしながらエウジェニオ・マリネッラは、自らの魂を失うことなく、美しいネクタイがマリネッラ家を導く光になることを信じて、高品質なシャツとネクタイを頑なに守り続けました。そして不振だった経営状況も、1980年代には好転。ついに世界的なブランドへと成長を遂げたのです。

https://www.marinellatokyo.jp/history


1世紀の歴史があり、英国の影響も受けていること、元々シャツも作っていてそちらが主力製品であり、高品質なネクタイはシャツの縫製技術から生まれていることなど恥ずかしながら初めて知ることばかり。

角界の著名人も愛用している、最高峰のネクタイブランド。改めて読んでみてとてもワクワクしました。

購入した丸の内限定ピンドットサルトリアーレ

購入したものはマリネッラでも定番の柄として扱われているネイビー×ホワイトのピンドットです。

英国製の36ozでハリコシがしっかりとあるシルクのプリントになります。

定番の柄ですが生地が全く同じということはなく微妙に時々で差があるようで、実際に裏地ありのものと比較すると色味が少々異なりました。

柄は定番ですが仕様はスペシャル、スフォデラータのセッテピエゲ。

ハリコシのある生地であることと芯地が閂付近まで入っているため、スフォデラータの軽さはでつつもパリッとします。

また、ノットのボリュームもしっかり出るため、懸念していたスフォデラータの頼りなさも解消できそうです。

裏地なしのハンドロール。この仕様はかつてオーダーのみで対応していたようで、これを綺麗に仕立てるのは非常に難しいのだそうです。

実際にネクタイを作ったことはないので想像するしかないのですが、ハリのあるシルクをこの細さで折って縫っていくのは確かに難しそう…

ネクタイのケアと保管について、店舗でも教えていただきました、解説書も付けていただきました。

着用後にはしめじわを取るために丸めるか吊るして、その後はカバーに入れて平置き、がベストとのこと。

私はいつもスチームでしめじわを取るのですが、スチームでも全く問題ないとのことで一安心。

ちょっとびっくりしたのはネクタイを購入するときについてくる薄いプラスチックのカバーにいれて保管する、というところ。いつも処分してしまっていましたが、これからは取っておくようにしようと思います。

また、ノベルティでマリネッラといえば、の小紋柄のトランプを頂きました。

子供が大きくなったらこれで遊ぼうかな。

そして沼へ。

実はまだ購入してから締めていないのですが、このネクタイを買うモチベーションになった仕事が始まる日に締めていこうと思っています。
※締めたくて締めたくて仕方ない^^;

店舗に訪問した日は小一時間ほど、いろいろとマリネッラのネクタイを見せていただきました。

セッテピエゲではありませんがこれからの季節に映えそうなフレスコタイなども魅力的だったのですが、1番魅力的に感じたのは50ozのソリッドタイ。もうトロットロ。

ポンポンと買えるものでもないのですが、欲しいものリストに入れたくなりました^^;

E.Marinella Napoli | マリネッラ ...
【 MARUNOUCHI / TIES 】~シルクフラールソリッド 7pieghe antiche “50oz” ~ | E.Marinella Napoli | マ... 上質でふんわりとした50oz シルク地を贅沢に使用した極上のソリッドタイ。仕様はスカーフのような柔らかい質感をお楽しみいただけるセッテピエゲアンティーケ スフォデラ...


ネクタイは好きなので、それなりの沼にいるつもりになっていましたが、まだまだ浅瀬だなと気づいた今回の購入体験。

まずは最高峰のネクタイを楽しみ、仕事も頑張ろうと思います。

後日、締めてみました

噂に違わぬ締めやすさ、ノットの綺麗さ、ディンプルの作りやすさ、存在感のある大剣幅と締めてからも最高峰。

これはハマりますね…^^

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