2012AW Maison Martin Margiela 10 インダストリアルアーティザナルデニムパンツ

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手持ちのマルジェラ紹介シリーズ。今回は2012AWにリリースされたデニムパンツになります。


マルジェラお得意の「解体→再構築」、いわゆるアーティザナルを再度参考にして作られたインダストリアルアーティザナルのものです。


このデニムは再構築デニムが欲しいなあと思っていた当時、2012AWの立ち上がりの8月某日、恵比寿本店にいった際に見つけたのですが、数が作られたものではなかったため生憎サイズが48しかなく…他の店舗に46の在庫はないかと聞いてみた際に広島店に1本だけあるとのこと。


…なんという運命でしょうか、恵比寿店に行った翌日に広島旅行の予定が入っていたのです。すぐに取り置きをしてもらい、広島に到着してお好み焼きを食べるわけでもなく真っ先にマルジェラに向かったのは今でも覚えています。


嘘のような本当の話ですが、結構な価格だったものの運命を感じずにはいられず購入した思い出深い逸品です。

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インダストリアルアーティザナルデニム詳細

ぱっと見普通のライトブルーのデニムですが、やはり目を引くのは前後ともに腰回りの意匠でしょう。ぶっちゃけそれ以外は普通のライトブルーデニムです。おそらくライトブルーの部分は同じ生地を使っていると思われます。


アーティザナルはその作品全体でインパクトがあるのですが、インダストリアルアーティザナルはやや控えめ、だけど合わせやすいのが特徴。

では正面から。普通の5ポケットに見えるのですが、実はスラックスのようにスラントポケットになっています。コインポケットもありません。

左側をみても同じように。5ポケットに見せるように色の違うデニムがあしらわれていますが、いわゆる異なった個体を継ぎ接ぎし一つに見せるアーティザナル風の意匠。ウエスマンも同様です。

ボタンフライ、フランスヴィンテージのフック、普通のフック。


使い勝手の面では…


ですが、これもある意味アーティザナル、なのかしら。だとすれば、違う生地だったらよかったな、とちょっと不満も。

背面。


パッチとバックポケットが取れたように色が残っています。もう一捻りあるのは右側のポケット。フラップがついているのがおわかりいただけると思いますが、スラントポケット同様にスラックスのフラップポケットの意匠になっています。


デニムを使っているけどジーンズに見せかけてスラックスの意匠、うまくミックスして構築してみたよ、というところかな。


元々のアーティザナルの再構築デニムからするとちょっと中途半端かもしれませんが、やりすぎない程度がとても合わせやすく、前述の広島で買った経緯もありとても気に入っている一本です。

合わせ方

この日は全てマルジェラで。


ライトブルーの淡い色味と合わせて淡い色で合わせることが多いです。ジャーマントレーナーとも好相性。夏になると上はTシャツだけになったりしてよりデニムが引き立つようになります。


インパクトがあるのは背面の意匠ですが、やはりアーティザナルの再構築デニムとかペンキに比べると控えめですね。それがいいところでもあるのだけれど。


今再構築デニムを手に入れるとしたらmasao shimizuかなー。

まとめ

なんだか気に入っているという割に中途半端だのなんだのと書いてしまいましたが、手放せない一本であることは間違いありません。春夏の出番が多い今のうちにたくさん履こうと思います。


時折ポストする手持ちのマルジェラ紹介シリーズ。まだまだ後が控えており、継続してご紹介していきますのでぜひお付き合いください^^

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