念願だったseicaへの訪問

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私の足を最も快適に支えてくれるCOLオリジナルシューズを作ってくださっているseica霜崎さんの工房へ伺ってきました。


1足目を作ってもらってすっかり虜になってから、ずっと伺ってみたかったので念願叶いまして。


遅い時間だったので滞在時間は短めでしたが、非常に楽しい時間となりました。

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最寄りは絶景の滝の茶屋駅

seicaの工房は山陽電鉄の滝の茶屋駅から徒歩6分ほどのところにあります。もちろん私は初めて訪問する駅です。

滝の茶屋は海沿いにあり絶景らしいということでそれも楽しみではありました。ただご覧の通り、訪問は18時前のもう日もくれるであろう時間。絶景は難しいかなと思っていましたが…

ですがなんとかギリギリ、完全に日が落ちる前で三日月とともにすごく綺麗な海岸線。関東でいえば江ノ電の鎌倉高校前のような駅。駅を下車してからも空を眺めながら海沿いを歩いて。

さらに住宅街を歩いて工房に到着。住宅街の一角で静かな環境の中にありました。中に入ると霜崎さんが笑顔で出迎えてくださって。楽しい時間の始まりです。

工房見学と美しい靴たち

工房に入るとまずは美しい靴たちが出迎えてくれます。全ての工程を霜崎さんお一人で進められている靴は中庸なものからヌメのクロコを使ったものまで多種多様ですが、丸みを帯びているのに野暮ったくなくシャープな印象もあり、どれも本当に綺麗な靴たちです。

先日インスタに上がっていたこちらのブーツ。アッパーのステッチワークはもちろんですが脅威の出し縫いピッチ、アメリカのビンテージシューズが好きだった身としてはついつい反応してしまうディテールです。


ソールの作り込みもこれまた見事で…芸術品ですね。

こちらも過去インスタで紹介されていた、カンサビルを使った一足。独特のアッパーの雰囲気とうまく調和しています。バックルも渋い。そしてこちらもソールがまた綺麗で歩くのがもったいない一足。

すぐ横には作業場があり、底付や仕上げなどをする場所とアッパーメイキングの場所、さらに奥には棚にたくさん積まれた革たち。浅草で靴の工房はいくつか拝見したことがありましたが、ここで私の靴を作っていただいているのだなあと思うと、とても嬉しく、やはり特別な場所だなと感じます。

seicaオリジナルラストのゲージも履かせていただきまして、COLオリジナルシューズとはまた違った感覚でしたが、踵の抜けや履き口の笑いなどもなし、足に馴染む感覚は流石の一言でした。靴へのアプローチや設計思想、今後のチャレンジなど、色々と深い話も聞かせていただいて、あっという間の時間でした。

まとめ

霜崎さんと出会ってから2年ほど、伺ってみたかった工房にようやく伺うことができました。この後に食事もご一緒いただいたのですが、それだけでは時間が足りないくらい濃い時間になり、今まで以上に特別な思いで霜崎さんの靴を履くことができそうです。


霜崎さん、お忙しいところ時間を割いてくださりありがとうございました!

過去に作っていただいた靴

1〜5足目まで、作っていただいた靴は以下になります。いずれも結構長い記事ですがご参考までに…

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