スコットランド軍のセレモニーパンツ【マッケンジーチェック】

一昨年、前身ブログTanaoroshiでさらっと紹介したスコットランド軍のセレモニーパンツ。


さらっとだともったいない気がして、もう一度ご紹介させてください。


しっかりとしたウールを使っている冬仕様のパンツで履ける期間は短く、合わせるアウターも選ぶことから毎週のように履いているパンツではないのですが、マッケンジーチェックのパンツは唯一無二で手放すことができないパンツです。


インスタに投稿した際にも、どこで購入したのか問い合わせを何件か頂いたパンツでもあります。


前回よりも詳細にお届け致します。

Contents

Royal Regiment of Scotland Wool Parade Trousers

出典:https://ameblo.jp/illminate/entry-12522060185.html

Royal Regiment of Scotland(ロイヤルスコットランド連隊)が軍のセレモニー/パレードの際に着用するパンツです。正式名称はRoyal Regiment of Scotland Wool Parade Trousersというのかな。


スコットランド連隊は100近い連隊が色々と統合されて今に到るようですが、連隊によってブラックウッチだったり今回ご紹介するマッケンジーチェックだったり、ユニフォームに英国らしいタータンチェックを使っているそう。

セレモニーパンツは3種類、いずれもスコットランドらしいチェック柄で左のブラックウォッチと右のマッケンジーチェック。

マッケンジーチェックは同じスコットランドのJohnstonsでもカシミヤストールで有名なチェックですね^^

出典:https://ameblo.jp/illminate/entry-12443011098.html

こちらは所有していないのでiliminateさんから画像をお借りしてますが、スチュワートハンティングチェック。


Googleでスコットランド連隊で検索をかけてみても、ブラックウォッチが出てくることがほとんどでマッケンジーとスチュワートハンディングが出てくることは少ない(というかほとんどない)


年代によってチェックの大きさや明度が異なりますが、この3種類がスコットランド軍のセレモニーパンツと言えば思い浮かぶものだと思います。

セレモニーパンツの詳細

前置きは程々に、セレモニーパンツの詳細を。購入は2年前、東京・町田の名店JAMです。


70sくらいのものでご覧の通り、シルエットは太めのストレート。


ネイビー、ホワイト、レッド、グリーンからなるチェックはとても鮮やかで華やか、気分も明るくなります。


それゆえに合わせるものを少し選ぶのですが^^;

バックシルエット。ポケットなしのとてもシンプルな仕様。


いわゆる軍パンですので、M47や51などと同様にこちらも例に漏れず股上は非常に深いです。


また、サイドシームがありません。これはマルジェラがお好きな方であれば反応してしまうディテールではないでしょうか。

ギュッと詰まったウール。ざらっとしていますが柔らかめのウールになっており、不思議とチクチク感はありません。


そして裾はモーニングカット。所有するパンツの中でもモーニングカットはスコットランド軍のセレモニーパンツのみです。

パンツの内側にはサスペンダーボタンがたくさん。履く時には少し邪魔ですw


英国系の軍ものにつくタグもバッチリ。


内側を見ると軍ものの雰囲気を感じることができますが、それと知らない状態で見ると軍ものとは思えない、洒落たパンツだと思います。

コーディネート

Coat : Factelier
Knit : Letroyes
Pant : Royal Regiment of Scotland Wool Parade Trousers
Shoes : VASS

存在感のあるパンツなので、他はシンプルに。


ベージュのステンカラーコートなどにも合うかなーと思いつつ軍もの同士ということもあってPコートに合わせることがほとんど。マルジェラのライダースなどに合わせてみたこともあるのですが、なかなかハマらず…


好きなパンツなのでどうにか他の合わせ方も見つけたいところです。

パンツのシルエットはストンと落ち、横から見ると股上が深いぶんヒップのあたりにゆとりが出ます。

秋であればニットと合わせてしまうのも手ですね。

まとめ

二度目のご紹介となったスコットランド軍のセレモニートラウザー。


鮮やかで華やか、だけどまだまだ自分の中で消化しきれないパンツではありますが、インスタなども活用してうまく合わせられるように試行錯誤してみたいと思います!

コメント

コメントする

Contents