前回のSCYEに続いて、気になっていたブランドであるBARNSTORMERのパンツを購入しました。
現物を見たことがなく今まで縁がなかったのですが、インスタなどでもおしゃれだなあと思う方が履かれていてとても気になっていたんです。
購入先は京都の伊勢丹、ちょうど出張の日にポップアップをやっていて現物を見て試着し、すごく綺麗なシルエットと日本製らしく丁寧に作られており、生地的にも長く履けそう、さらになかなかないベイカータイプのフロントポケットと刺さる要素が満載で。
ぜひ体験してもらいたいパンツをご紹介いたします。
BARNSTORMERについて
色々なところで記載されているので簡単に。
1977年に日本製で初めてチノパンを作ったブランドだそうです。2000年に一度ブランド休止、2014年に復活したそう。
今回ご紹介するパンツもそうですが、ドレス仕立てのチノパンをずっと作り続けているようです。
(願わくばアウトプリーツのパンツを定番でだしてほs…)
ドレスファティーグ 1333P
今回購入したのは定番であるドレスファティーグパンツ。ファティーグパンツなのでいわゆるアメリカの作業用パンツをソースに作られたものです。
ドレス、とつくようにセンタープレスが入っていて裾もダブルに仕上げられています。
(厳密にいうとこれは裾仕上げがされていないモデルなので、ダブルにしてもらった)
平置きすると立体的なこともあって腰回りが膨らんでいるように見えてしまい不思議なシルエットに見えるのですが…
正面から見ると腰回りが膨らんで見えるのですが、サイドから見るととても綺麗なテーパードシルエット。
詳細を見ていきます。ほんの少し、腰に沿うように背中の方が高くなっているのがわかりますね。包むような形状をしています。
また、このベイカータイプの長方形のフロントパッチポケット、これがたまりません。このディテールはなぜか惹かれるんですよね。タックのないパンツでも存在感があり主役になってくれます。
バックポケットもパッチポケットですが、前回ご紹介したSCYE同様に右のポケットはフラップなし、個人的に嬉しい仕様です。また背面のVスリットもあり完全にスラックス仕様ですね。
縫製はとても綺麗。関留めもあります。軍パンの粗野な雰囲気も良いのですが、ドレスと名の通り綺麗に作られていることがわかります。
また、生地はかなりしっかりとしたやや厚みのあるヘリンボーン。元ネタのファティーグを参考に生地から再現したそう。1940年台のアメリカ軍でヘリンボーンのファティーグパンツがあったので、それが元ネタでしょうかね。
ガシッとしていてめちゃくちゃタフ、夏以外は履ける生地感です。このオリーブドラブは秋冬にとても映えますし、春にはセントジェームスのウエッソン一枚と、なんて合わせ方も好きです。なお、ヘリンボーンではなくリップストップのドレスファティーグもあり、そちらは春夏用の位置付けだそう。
ボタンも厚みがあり刻印も。さらにベルトのピンループまでついてます。
テングあり、マーベルトもありともれなくスラックス仕様です。
ジップフライでUNIVERSALジップ。ゴールドの溶け込み具合が素晴らしいです。
価格は18,800+TAXなので20,680円です。伊勢丹の株主優待を使って少しだけお安く購入。
ちなみに品番が1333-KSPになっていますが、裾上げしていないモデルの品番とお伺いしました。1333Pは元々ダブルで裾上げされているのでそれに合わせるようにダブルで私も裾上げをしています。
履いた時のシルエットがとにかく綺麗
伊勢丹で試着をさせてもらった時のもの。
腰回りはゆとりがありつつも、裾周りはテーパードしていてとてもすっきりとして見えます。履いた時のシルエットの綺麗さに驚きました。
軍パンはストレートか緩やかなテーパードで裾幅もそれなりにあるものが多いですが、ドレスファティーグの名の通りジャケパンにも合わせられそうなシルエット。
逆に緩いトップスを合わせるのはあまり合わないと思うのでその時は軍パンで、といった棲み分けができそう。
なお、定番である2プリーツのマッカーサーパンツも試着してみたのですが私には絶望的に似合わず断念…とてもかっこいいパンツなので似合う方が羨ましいです^^;
サイズ感
今回サイズはLを選んでいます。ウエストは87cm、ヒップは106cm、股上は30cm、裾幅が19.5cmほどです。
私は大体Lや48のサイズ表記のものを選んで、こちらのドレスファティーグはLでちょうど、上記のような綺麗なシルエットで履くことができました。XLをゆるく、軍パンに近くなっていくので棲み分け的にもLかなと。
なお定番のチノパンよりもひとまわり大きく作られていて、実際定番のチノパンはXLでちょうどでした。
洗濯した時の縮み
まだ数回の選択ではありますが、ウエストはほぼ変化なし、股下は68cmで仕上げてもらったのに対して67.8cmと変化らしい変化はありませんでした。
コットンですしウエスト周りは多少縮んだとしても馴染んでいくでしょうから、あまり縮みは気にせずでも良いかなと思います。
コーディネート
ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツをタックインして綺麗目に、ジャケットはA.P.C、靴はVASSと日本、アメリカ、フランス、ハンガリー入り乱れて合わせてみました。
いつもこの手のにはM47など太めの軍パンを合わせるのが好きでしたが、ドレスファティーグですっきりと履くのも良いなあと。休日に履くことが多くなりそうですが、もっと寒くなればシーラップのポストマンダッフルなどと合わせてもいいなと、今から楽しみです^^
まとめ
気になりながらもようやく手にすることができたバーンストーマーのパンツ。結果的に満足度は高く長く履けそうだなと思っています。
洗濯してセンタープレスをかけてを繰り返し、どんな表情になるのかも楽しみです。定期的に各地でポップアップもやられているそうですので、気になる方は是非ー!
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