手持ちのマルジェラ紹介シリーズ。
夏にTシャツなども紹介しますと言いつつ全く更新できず申し訳ありません…
Tシャツは来年の春夏に回すとして、久しぶりのマルジェラ紹介シリーズは今はなき、かつての定番パンツであるマックイーンパンツです。
マルジェラオモテサンドウで購入したものです。
マルジェラのパンツを購入したのはこのマックイーンパンツが初めてとなった思い出深い一本。
ここ最近非常に人気のあるM47前期のような色味がとても気に入っており、なんだかんだ毎年履いている、とても気に入っているパンツです。
初期のもの、今回ご紹介するデザインチーム初期のもの、ジョンガリアーノ就任前のもの、等々で微妙にデザインが異なるマックイーンパンツ。
私はデザインチーム初期のものとガリアーノ就任前のデザインチーム後期のものを所持していますが、まずはデザインチーム初期のものをご紹介します。
デザインチーム初期 マックイーンパンツの特徴
マックイーンパンツの特徴は大きく2つ。
まず一つ目はベルトループがないデザインです。
初め見たとき、これちゃんとウエスト止まるのか、とか太ったり痩せたりしたら面倒だなとか思っていましたが、購入当時よりも太った現在でも変わらず履けています。
私自身は聞いたことがないのですが、メゾンのスタッフの方からサスペンダーで着用するというように言われた方もいるのだとか。
すっきりとした腰回り、もたつかずとても良いです。
もう一つの大きな特徴はサイドシーム(アウトシーム)がないこと。
インシームはあるので全くのシームレスではありませんが、インシームのみで立体的に湾曲するラインができるのはさすがの一言。
マルジェラ本人が在籍していた初期のものでは、このサイドに小さなポケットがついているのが特徴でしたが、このパンツにはなくよりミニマルなデザイン。
脱ぎたての撮影(そんなもの晒すな)で変な癖がついてますが、後ろも非常にシンプルなデザイン。
初期のものはドカンシルエットでワイドだったのに対して、この頃のマックイーンパンツはテーパードがかかったスリムなもの。
なんの変哲もない真四角なポケット。
そして4つ糸。着用しているといずれ取れてしまう4つ糸、その1箇所が取れてしまったところをマルジェラオモテサンドウのスタッフの方に直していただいたこともあります。
前たての部分に特徴的な3本ステッチ、フロントホックのボタンフライ。
また、ポケットが当たり前のようについていますがマルジェラ在籍時初期のものはポケットなし。
ポケットはあった方が好きかな。
タグはこのタイプ。
シーズンが読み取れない(と思っている)のでこのタグはあまり好きではありません。
洗濯表示は手洗いですが、普通に洗濯機にポイーっとして気兼ねなく履いてます。
ベルトループとサイドシームがない、ということ以外は割と普通のスリムなパンツ、なのですが、他の人が履いていると「マルジェラのマックイーンパンツかな」と気がつくくらい特徴の出るパンツです。
履いてみると
履いてみるととっても綺麗なシルエット、足の形にうまく沿ってくれ、細すぎず太すぎず履きやすい。
サイドからみるとこんな塩梅です。
軽くS字を描くような、こちらも身体によく馴染んでくれています。
オリーブドラブとカーキの中間くらいの色味は、グレーやベージュなど、優しい色味に合わせた方が良さが際立ちます。
このパンツを履いて、2012AWのシャドーエフェクトニットを合わせるのが昔の定番スタイルでした。
願わくはここのえ時代のものを
14ラインから出ていることもあって、シンプルに合わせやすいマックイーンパンツ。
その良さは歳を追うごとにわかってくる気がします。
特に主張をするわけではない、その人に馴染んでいくパンツ。
もうすぐ10年に突入するこのパンツですが、パッチを当ててでも履き続けようと思っているパンツです。
このマックイーンパンツ、ここのえ時代のワークテイストが強いものを1本は入手したいのですがなかなか数が出ず、状態が良いものに巡り合えないでいますが、この使いやすいパンツ、増やさない手はない。
やっぱり、マルジェラ紹介シリーズをやるたびにマルジェラが欲しくなるなあ笑
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