昨年末購入したSOのパンツをご紹介します。
先日ご紹介したTangentのパンツ同様に、こちらも年末のメンバーセールで購入したものです。生地、シルエット、仕様いずれも気に入ったため、2本買いしてしまいました。
尾作さん監修のパンツといえばM039があり1本だけ持っていますが気に入って履いています。ですが今はもうなくなってしまったので、RTWで購入できるものができたのはうれしい限りです。
ということでいつも通り購入したパンツをご紹介いたします。
SOについて
タイトル通り、セレクトショップのStrasburgoとビスポークパンツといえば、の尾作さんのコラボ。
尾作氏が培ってきた豊富な経験を惜しみなく型紙に反映させ、ビスポークさながらの快適なフィッティングとシャープで美しく見えるフォルムを無理なく両立させています。 「究極の中庸」をコンセプトに、優れた技術を持つ国内のファクトリーで既製服として再現していきます。
https://strasburgo.co.jp/floor/mens/stylefile/2022/07/so.php
2022AWから開始で今回ご紹介するパンツはファーストシーズンのものとなります。
SO Classic Fit マイクロツイルトラウザー
今回購入したのはSOで3型（上図の通り、slim fit、classic fit、wide fit）の中から、2プリーツサイドアジャスターのClassic fitのもので、370g/mのキャバリーツイルを使ったトラウザーです。
仕様・各部寸法
- モデル：Classic fit ST02SA/51CN
前述の通りClassic fitで3色展開のうちのブラックとネイビーを購入しました。 - サイズ
48です。いつも通りの48、プリーツが開かずに綺麗に落ちない場合は50にしてサイズ調整することも増えてきましたが、48でまさにジャストサイズでした。 - 生地
こちらも前述の通り370gとしっかりしたキャバリーツイル。ハリがあってツルツルっとした手触りはスラックスに最適な生地だと思います。
また、主要な各部寸法は以下の通りになります。股上は浅すぎず、裾幅は比較的細め。履いてみると数値よりもしっかりとした太さがあるように感じます。
| 採寸箇所 | 実寸 |
| ウエスト | 42.5cm |
| ワタリ | 33cm |
| 股上 | 26cm |
| 股下 | 70cm |
| 裾幅 | 18.5cm（ダブル幅4.5cm） |
全体像
裾幅18.5cmとやや細めのパンツでテーパードがしっかりかかっています。もちろん直線的にただ細くなっているわけではなく緩やかな曲線を描いています。
腰回りも同様に緩やかな曲線、フィッティングが良くなるように設計されていると伺いました。平面にうまく置けないのは立体的に作られているのだと最近はよく思います。
各部詳細
まずは腰回りから。2プリーツの持ち出し長め、サイド尾錠、ポケットはストレートのクラシックなスタイル。
見づらいですがプリーツの上部に閂留めがされています。パンツのビスポークは未経験なのですがビスポークライクな作りなのだそうです。
少しくすんだシルバーのサイド尾錠,、ベルトも控えめですね。ウエスマンは4cmと先日ご紹介したRotaと同程度で太すぎず細すぎず。
バックポケットは左右両方に、フラップなしの両玉縁です。ここも手縫いの表情をマシンで表現したらしい箇所。そうなのか、と思ってしまうのはまだ見極める力が足りませんね^^;
また、ボタンはナットボタンで糸がすれないように糸の部分は凹になっています。
裏地もきっちりきれいに。マーベルトの生地もとてもよさそうでシャツ生地のようです。このマーベルトのストライプが縦に向いているのもこだわりのひとつらしいです。
少々余談ですが、スラックスのことを調べていて、かのAmbrosiなんかはこのマーベルトの部分の生地がカルロリーバだったりするらしいですね。何とぜいたく。
生地
パリッとしたハリのあるしっかりしたキャバリーツイル。ブラックのほうはフランスヴィンテージウェアによくあるような黒シャンみたいな見た目で独特の雰囲気があるなあと感じました。
370gの重さで起毛感はないもののしっかりした生地です。打ち込みがしっかりしているので風もあまり通しませんのでどこまで履けるかは要確認ですが、10～4月くらいまで履けるんじゃないかなと見込んでいます。
購入価格
定価は¥38,500、そこから30%引きの\26,950で購入しました。購入先は六本木のストラスブルゴです。
SOのパンツはPTとかINCOTEXあたりのものと同価格帯ですが、今回購入してみて似た生地、シルエットならSOのパンツを買うかなと思います。
着用感・サイズ感
シルエット
2本欲しい！となったきっかけがクリースがストンと落ちるさまを見て。プリーツも開かず試着した時に感動しました。
またテーパードがしっかりかかっていて縦のラインがすごくきれいに見えます。あとは腰回りですね。変なしわが寄ることなく素晴らしいです。
あとは生地の特性だとは思いますが、クリースがキープしやすいなと感じます。出張で2日連続履いて少し小雨にぬれてもクリースは残ったままでした。
サイズ感
大体のパンツで48を履くことの多い私で48でちょうどでした。もちろんモデルにもよるとは思いますが、基本的にはいつものサイズ感で選んで問題ないのかなと思います。
コーディネート
ネイビー、ブラック（ほぼグレー）の合わせやすい色味ですしベルトレスなのでベルトもいらず、かなり使い勝手の良いパンツと思います。
表情のある生地なのでこれはどうかな、と思ったERRICO FORMICOLAのハウンドトゥースジャケットと合わせてみていますが、遠めに見る分には無地に見えるので全く問題ないですね。
前述の通りクリースも取れにくいので出張にも履いていきやすいですし、活躍間違いなしです^^
まとめ
SOのパンツのご紹介でした。生地、シルエット、仕様とどれも気に入り大変満足度の高い買い物となりました。
2023SSもホワイトデニムなどいろいろなバリエーションで出てきているようなのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください。おすすめです。
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