フィットと柄。ERRICO FORMICOLAのハウンドトゥースジャケット

ERRICO FORMICOLAのジャケットを購入しました。

ほしい物リストに載せていたブラウンのジャケットはこれでクリアです。

書いた当初はなかなか良いものがないなあと思っていたのですが、丸の内のアローズで見つけて試着してみたらどこも直しが必要ないフィット感に脱帽。

ソリッドを考えていましたが身体へのフィット感は申し分なく、柄も落ち着いたハウンドトゥースなら良いと判断。(なんだか、ARIANNAのマフラーもブラウンとネイビーのハウンドトゥース出し、好きなんだろうな)

あわせて読みたい
手仕事のぬくもり。ARIANNA カシミヤマフラー マフラーは今年で9年目になるマルジェラのものを一番愛用してきたのですが、今年はどうもウールのチクチクを敏感に感じてしまい、ウールでも全くチクチクしないジョンス...


まだ袖の仕上げも終わっておらず本格的に着用するのは今年の秋冬シーズンからになりそうですが、何を合わせるのか今から楽しみです。

Contents

ERRICO FORMICOLAについて

ERRICO FORMICOLAは2008年からスタートしたイタリア ナポリのシャツブランド。同氏はKitonやボレリで経験を積んだ人のようです。シャツからスタートしているものの、OEMようですがジャケットやスーツ、ネクタイなども展開しています。

読み方がサイトによって「エリコ」フォルミコラか「エッリコ」フォルミコラどちらかになってますがどちらがより正しいのでしょうね。

ここの服は結構好きで、今までシャツやネクタイをいくつか購入したことがあります。

シャツについては別途ご紹介できればと思いますが結構細いです。普段39を着用する私ですが結構タイト、ですが窮屈には感じません。ネクタイは高番手のシルクを使っているのか繊細で滑らか。

いずれも縫製などはしっかりしている印象で綻びも少ないです。価格もそれなりにしますが、LARDINIなどに比べるとセールにもかかりやすいので、手に入れやすくそれでいて良質なイタリアブランドかなと思います。

購入したハウンドトゥースジャケット

段返りの3つボタンでイタリアのジャケットらしく、アンコンの袖以外に裏地のない柔らかなジャケットです。身幅も袖丈も全く修正することなくフィットしました。

着丈はやや短め、ゴージラインは高すぎず低すぎず、ラペルの幅も適度で非常に使い易い形をしています。

生地のアップとボタン。

生地はやや毛足の長いウール100%のもので、柄はブラウン×ネイビーのハウンドトゥース。さらにグレー、レッドとグリーンの糸も僅かながら入っています。

遠目からみるとブラウンですが、近くで見るとネイビーの方が面積多いように感じる不思議。

元々相性の良いブラウンとネイビー、合わせるパンツはどちらにでも振れますしグレーのパンツでもいけそうです。

ボタンはナットボタン。僅かにですがマーブル模様が入っています。
…ボタンの判別はまだあまり自信がありません^^;

袖はイタリアらしさ全開のマミカカミーチャ、雨振袖です。せっかく綺麗な袖付けなのにちょっと写真にうまく写せておらず申し訳ありません…

ハウンドトゥースという柄もあっていかにもな感じではないのが良いです。

袖処理前の写真。De Petrillo(デ ペトリロ)製でしょう。

すでにアローズへ重ねの4つボタン本切羽でお願いしてきました。

機能的には別に本切羽だからどうということはなく、コートなど上から何かを羽織る場合はむしろ開きみせの方が良いくらいなのですが、イタリアのジャケットはついつい本切羽にしがちです^^;

しかし、フォルミコラのジャケットは既製品でもサイズが非常に良く、袖丈すらも直しが不要だったことは大きな収穫でした。今後RTWのジャケットを購入する際には第一の候補として考えたいと思います。

次のシーズンが楽しみ

2月ももう後半、さらに今年は暖冬ということもあり袖処理が終わって引き取ったあとは1,2回しか着られないかもしれません。

そのため主に活躍するのは次のシーズンだと思いますが、手持ちのパンツにどう合わせていくか、ネクタイは、シャツは…あれこれ考えるのも楽しいものです。

想像力が試されるところですが、着用して再度レビューできればと思います^^

follow us in feedly

コメント

コメント一覧 (2件)

    • DAIさん、コメントありがとうございます!

      はい、ペトリロ製です。アンコンはちょっと頼りないのですが、とても軽快な着心地が気に入ってます^^

コメントする

Contents