COMOLIシャツを購入しました。COMOLI自体初めてでいわゆる定番と言われる「コモリシャツ」です。
色々と型が変わったりリリースされる色も変化していたりするようです。
継続的に人気のある、しかも右肩上がりに成長しているブランドと認識していますが、着用してみてその人気が少しわかるような気がしました。
COMOLIについて
「COMOLI(コモリ)」は、2011年にデザイナーの小森啓二郎氏が創業した日本のファッションブランド。
https://www.makes.jp/c/COMOLI_m
小森は文化服装学院卒業後、8年間セレクトショップ「E」で経験を積み、ドレステリアのデザイナーに。
「すべての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である」
という基本概念のもと、日本の気候と日本人の体型にあう、上質でシンプルな日常着を提案する。
もう10年以上経つブランドなのかと思ったことと、上質でシンプルというのはルックのどの洋服を見てもその通りだなと思います。
2023SS コモリシャツ サックス
全体像
胸ポケットのついた非常にシンプルなサックスブルーのシャツ。身幅も60を超えオーバーサイズよりのシルエット。
背面から見るとわかりやすいですがセンターにボックスプリーツが取られて、そこを起点にドレープが出ています。ただ不思議なのはそこからフレアするわけでもなくストンと落ちます。
アームホールもかなり太く、普段着るドレスシャツとは全く異なるパターンでとても面白いです。
生地
140番手の糸をシャトル織機で織った生地。高番手なのでもちろん滑らかな手触りではあるのですが、ご覧の通り少し凹凸感もある不思議な雰囲気の生地です。
ドレスシャツにはない生地感でとても面白い。皺は普通につきますが、脱水短時間にして洗いざらしで着るのがいいでしょうね。
詳細
ちょっと全体的に写真が暗く申し訳ないのですが…ここから細部を。
ここから細部を見ていきます。個人的に一番びっくりしたのは運針の細かさ。そして縫製の正確さ。ドレスシャツ以外でここまで細かいのは見たことがありません。
襟のステッチは端部から3mm、形は小さすぎず大きすぎず。襟裏はジグザグのステッチが入っていたり特徴的な部分はありつつも、なんというか全体としては癖がないシンプルさ。ブランドコンセプト通りに感じます。
前述の通りアームホールは非常に太い。でも不思議と着るとダブついたり違和感もなくパターンの妙を感じることができます。
脇、裾ともに縫い代は3mm、ガゼットや袖付けはドレスシャツのそれとは異なりますが大変綺麗。こちらは洗いをかけたあとの写真ですがパッカリングが出ておりこちらも楽しみ。
剣ポロも大変綺麗なシャツ。太めのアームホールなので袖は大きめのタックが設けられており、袖で少したまる感じになります。なおボタンは薄めのもので根巻きはなしでした。
とにかく縫製が綺麗、生地も良い、想像していたコモリシャツとはいい意味で異なりました。
購入価格・購入先
定価は28,600円(年々値上がりしているようです)、購入先はアローズの六本木店になります。アローズということで毎度おなじみ株主優待券を使いまして、15%オフの24,310円で購入しました。
六本木のアローズには他に白のボタンダウンシャツもありそれとも少し迷いましたが、白はAUBETTのシャツがあるしなと思いこちらに。
サイズ感・着用感
このシャツを購入したときにこう着るといいんではなかろうかと想像したのがこの二つ。
まずはマルジェラのアナトミックパンツ。中は白のHanesで。シャツ単体で見た時ほどアームも太く見えず、丈も長すぎずでパターンの妙。
続いてM47に、同じく白のHanesで。両方似たようなというか、ある程度太さのあるパンツと、Tシャツを着て羽織るイメージで着るといいかなと。このほか、RICHFIELDのT-2なんかとも合わせました。
シャツは基本的にボタンを閉めるのが好きなのですが、こちらのシャツは別物だなと。ボリュームのあるシャツなので、ストレートである程度太さのあるパンツと合わせるとバランスが合うかなと思います。
なお、サイズは1-4までありこちらは3を選んでいます。2でも良かったのですが3の方がいつものドレスシャツとのギャップもありますし、着丈なども違和感なかったので3にしました。
コモリはコモリにしか合わない、というようなことも言われているようですが、コモリのパンツは買う予定がないので手持ちのパンツと色々合わせてみようと思います。
まとめ
ほんの少しですがコモリシャツの良さを感じられたかなと思います。インナーとしてのシャツでは合わせないかなと思うのでまさに今の時期に着るシャツです。
ドレスとは全く異なる方向性のシャツですが、それはそれ、これはこれ。これだから洋服はやめられないんですよね…ドレス中心でありつつも、気になるものは今後も手にとっていきたいと思います。
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