2022年10月にコンラッドトーキョーのトランクショーでオーダーしたレスレストンのビスポークシャツ4着目をご紹介します。
完成は23年2月、すでに何度か着用していますが相変わらず、いや、さらに進化した最高の着心地です。
回を重ねるごとに微修正を重ねて…ではなく進化するレスレストンの型紙理論のアップデートを反映いただいています。(修正というか気になるポイントはほんのわずかなんですけどね)
毎年オーダーするのが楽しみになってきたレスレストンのシャツ、タイトル通り今回も進化を遂げて私の手元に到着しました。
オーダーの流れ・仕様
トランクショーにて以下でお願いをしています。
項目 | 仕様 |
生地 | ALUMO コットンボイル |
襟形 | セミワイド |
カフス | 円錐 |
襟のステッチ | コバステッチ |
納期 | 4ヶ月 |
当日の様子は以下にまとめていますので、よければご参照ください。
4着目の完成
レスレストンの箱を開けてシャツと対面するときのワクワク感・高揚感は本当にたまりません。美しい襟、カフス、縫製…それらがまとまることによってでる雰囲気。何回でも体感したいなと思います。
全体感。タイトでもゆるくもない、ちょうど良い塩梅のシルエット。
3着目の着心地が大変よく、特に気になることはないとお伝えし基本的には前回を踏襲。ではなく、着用してみるとさらに着心地が向上しており久木元さんに確認してみると、今回も型紙をさらにアップデートされたそう。
アームまわりなどぱっと見太く見えるのですが、着用すると全くもってそんなことはなし。また「着ている」というよりもシャツがふんわりと身体にハマっているというか…毎度袖を通すたびにびっくりします。
美しくロールする襟、台襟の角の落ち具合、そして圧巻の超細かい運針のコバステッチ。前回同様の仕様ですが惚れ惚れします。
手持ちのシャツの中でレスレストンのこの襟型が一番好きです。今回は通年で着用する想定のため、基本的にはタイドアップで着用予定です。
ただ、生地がボイルなので真夏が一番の活躍時期かなとも思っておりノータイで着用することも想定しています。
前見頃はコンストラクションヨーク、そして袖と見頃の縫いシロは5mm。袖もですが後見頃もギャザーはなく非常にクリアな仕上がり。
剣ポロの柄合わせもお見事…もはや意味がわからないレベルです(超褒め言葉)
表に見える部分だけでなく、裾、ガゼットやブランドネームタグ…全ての箇所に抜かりはありません。
正確に体型の特徴を捉え、常に進化する型紙理論、そしてそれを形にする圧巻の縫製。素人にはわからないポイントがもっとたくさんあるのだと思いますが、毎回感動しっぱなしです。
身体にふんわりとハマる着心地
シャツ単体の写真がなく恐縮です…前述の通りシャツに袖を通したとき、着ているというよりも身体にハマる、おさまる、しかもピタッとでなく柔らかく。というなんとも語彙力のなさが露呈する表現ですが、一切のストレスを感じない着心地です。
まだ寒かった2月、3月にもボイルのこのシャツを着用してみましたが、寒寒そうに言われることもなく問題なく着用可能。通年で活躍してもらえそう。このボイルがまた優秀でして、風通りが抜群によく(なので寒く風の強い日には避けたい)、リネンの比でないくらい汗をかいてもすぐに乾きますし、皺にもなりにくく出張の多い私にはぴったりの生地です。なぜディスコンなのか…
色柄としてもロンドンストライプなのでとても幅広く合わせることができる、機能面でもファッション的な側面でも、素晴らしい一着を仕上げていただきました。
5着目
そんなこんなで、4着目に続いて5着目も2月の末にダイビルのアトリエでオーダー。完成は6月末、本当に楽しみです。また完成後に詳しくご紹介できればと思います。
まとめ
4着目になっても毎回の感動は増すばかり、毎度毎度絶賛ですが今回ももれなく絶賛です。
レスレストンのシャツを着用すると本当に気持ちが良いですし、なぜか仕事もうまくいくことが多い気がして、欠かせない存在です。
今回もレスレストンの皆様、素晴らしいシャツをありがとうございました!
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