Hitchman Trousers Club:ファクトリービスポーク2本目はデニムスラックス

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年始に初めてオーダーしたHitchman Trousers Clubで2本目をお願いしました。


今回はBrift Hでのトランクショーではなく自由が丘にあるTHE KIRINTAILORSでのオーダー会、かつヒッチマン代表小堀さんがストックされている生地を大放出、それらがとても魅力的でこれは行かねばと。


結果的に1本目同様大変満足のいくオーダーとなりました。いつも通りご紹介させてください。

Contents

1本目のオーダー

初めてのオーダーはMOONの生地でした。パンツ単体での本格的なオーダーはこれが初めてで、パンツのパターンや理論的なところまで色々と教えていただきすごく勉強になるオーダー会。もちろんパンツ自体も素晴らしくて大活躍間違いなしのパンツです。

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THE KIRINTAILORSでのポップアップでオーダー

自由が丘にあるTHE KIRINTAILORS SHOP、名前は聞いたことがありなんでだろうと思って調べてみるとFUMIYA HIRANO BESPOKEの平野さんと関わりがあって、その関係で聞いたことがあったのでした。

7/15の初日、2番目の時間に予約を取って訪問。ものすごく暑い日で、出張の帰りだったかな。自由が丘駅から7分くらい歩いてKIRINTAILORSに到着。


事前にインスタでストック生地を小堀さんがアップしてくださっており、コットンおよびコットンリネンのものが多かったのですが、目に止まったのは13ozのデニム。最近あまり見なくなってきてRTWが手に入りにくいこともあり、デニムスラックスが一本欲しかったんです。

他にもタンガリーやベージュのコットン等々、魅力的なものがたくさんありましたが、国産デニムのこのがっしり感はたまらない一本になるだろうと思いこちらのデニムに決めました。


1本目でオーダーしたパンツも持参していたので、小堀さんにフィッティングチェックをしていただき、デニムの特性も加味して微修正。1本目で特に気になる点はなかったので、小堀さんにほぼほぼお任せしオーダー完了となりました。

完成したデニムスラックス

オーダーしてからおおよそ1.5ヶ月で到着しました。国内ならではのこの速さはありがたい限りです。
ということで早速ですが完成したパンツをご紹介します。ちょっと色味が安定して撮影できていないので分かりづらく恐縮ですが…

仕様

基本的な仕様は前回と同様です。

  • 13oz 国産デニム生地
  • 2アウトプリーツ
  • ベルトレス、持ち出しは剣型の1つボタン
  • サイド尾錠
  • バックポケット右側のみのボタンなし
  • 膝と裾の差寸4.5cmより小さく、テーパード感を抑え目に
  • ハーフクッション丈、洗濯での縮みを加味した長さ設定

全体像

正面・背面・側面をそれぞれ。基本的にシルエットや仕様は1本目から変更していなませんが、股上もしっかりとられ太さもクラシカルに。でも履くと太すぎず細すぎずスッキリ見えるシルエットになっています。


フィッティングの時に教えていただいたのですが、私の体型に合わせて前側をややたっぷり目にしていただいているそうです。また、デニムではありつつもスラックスなのでクリースをしっかり入れて履くつもりですが、クリースが取れてきてもシルエットは綺麗に保てるそうです。ややカジュアル目に合わせる時はバッチリクリースを入れないほうがバランスが取れるかもしれないので、一挙両得。さすがです。

各部詳細

ここから詳細です。やや深めにしっかりとられた2アウトプリーツ、持ち出し長め、サイド尾錠。生地のハリがしっかりあることもありますが、プリーツのラインが美しく非常に立体的です。

こだわりの中央がくぼんだボタン。今回ボタンはチャコールグレーにしました。濃いめのブラウンにも見えるためブラウンのシューズとも相性抜群でしょう。

ウエスマンもしっかり幅あり。サイド尾錠はピストル型ではなく控えめなタイプ。個人的にはこの方が好きです。尾錠の位置はウエスマンをまたがる形の位置につけられています。Rotaなんかはウエスマン上にあるのですが、それぞれ後ろのVスリット有無も加味してつけられているのだろうと推測。

ヒップ周りの仕様も前回同様に、左のポケットはなし、右のポケットだけありでかつボタンなし。スッキリしているかつ実用的にもこの仕様が一番好きです。この辺りもRTWだとなかなかない仕様なのでオーダーならではです。Vスリットや閂留も前回同様。

ダブル幅5cmと迷いましたがいつも通り4.5cmに。靴擦れもちょびっと出ている正しい仕様。この生地、この太さは自分の身長だと4.5cmにするのが正解だなと改めて思いました。

裏地は前回同様の生地に仕様。汗を吸収する裏地は質の良いコットンを使っているかどうかが非常に重要なんだそうです。ここ最近はコットンポリを使っているところも増えているらしいのですが、Hitchmanはもちろん上質なコットン、裏地へのこだわりも嬉しい限りです。

着用感

美しいシルエットは変わらず

13ozのしっかりしたデニムですが、ゴワツキを感じることもなく綺麗なシルエットです。流石の一言。私の体型に沿って作っていただいているので、変な生地あまりがあるところも特にありません。プリーツも綺麗に開いています。


軽い生地だとしても綺麗なシルエットになりそうですから、次は春夏用の軽い生地でお願いしてみようかな。

コーディネート

ROOTWEBで購入したLES LESTONのボタンダウンシャツを1枚で。パンツにボリュームと存在感があるのでシンプルながらもとても気に入った合わせ方です。


肝心の履き心地は言わずもがな。生地がつっぱったりすることもなくデニムの硬さもなんのその、とても履きやすい。

ジャケパンにも合わせて見ました。ジーパン出社OKになっているのでスラックスならなおさらOKということで。使い勝手としてはネイビーのスラックス同等なので非常に汎用性高いと思います。


ジャケパンの場合は色落ちしてきたらなかなか合わせづらくなりそうですが、そうであればハリントンジャケットやレザーブルゾンに合わせていけるかなと思うので、合わせるものを徐々に変化させる楽しみがありそうです。


とはいえ、この濃色がとても良いと思っているので洗濯はほどほどにしてまずは楽しもうと思います。

まとめ

2本目のHitchmanは小堀さん厳選のストック生地を特別価格で、オーダーならではのデニムスラックスをお願いしました。


いわゆるバンチからも選べるのですが、やっぱりストック生地というだけでとてもテンションが上がりますし、オーダーの特別感をさらに向上させてくれます。そしてもちろん、履いても最高のパンツですからとてもおすすめです。


小堀さん、今回もありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!

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