ベージュのスーツに挑戦してみる【THE SOVEREIGN HOUSEのウールリネンスーツ】

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自分にとっては結構なチャレンジとなるベージュのスーツを購入しました。


先日ご紹介したダルクオーレのツイードジャケットで少し触れましたが、アローズで試着させてもらったダルクオーレのベージュコットンスーツ、迷った結果、素材やノーベント等の仕様がしっくり来ずに断念。


ですが同時期にもう一つ気になっていたベージュのスーツがありまして、それが今回購入したTHE SOVEREIGN HOUSEのウールリネンスーツ。


2023SSの商品で、そのときは迷って結局購入しなかったのですが、毎度お馴染みアローズのアウトレットをのぞいたら2月ごろに出ていたんです。しかも60%オフ。そりゃ買うよね。


ということで、いつも通りご紹介させてください。

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<SOVEREIGN>ハンドソリッドワイド3ボタンスーツ

というのが正式名称らしい。ハンド、とつくくらいなので手仕事がそれなりに入っているのだろう。私が購入したのはベージュですが、ブラックもありました。

全体像

ワイド、とついている通りラペルの幅は広め、ゴージラインは低いとまではいかないまでも高くはなく、着丈もしっかりとあってクラシカルな雰囲気です。段帰り3つボタン、切りポケット、背抜き仕立て、サイドベンツ。どちらかというと英国寄りの雰囲気があります。が、ベージュの色味も相まって、柔らかな雰囲気も併せ持っています。

パンツはワンプリーツの尾錠付きベルトレス。尾錠はピストル型のやや大きめタイプかな。左右両方、両玉縁ポケット、後ろ半分はウエスマンがないタイプのパンツです。

詳細

ほんのりカーブしたゴージライン、角度もしっかり。また端部のステッチはハンドで入っていると思われます。ボタンホール類もハンドステッチ。

立体感のあるバルカポケット、ラペルのロール。

スッキリした袖付け。ほんのりいせこみくらいな感じでしょうか、生地の雰囲気ともマッチしており好みのナチュラルさ。肩のラインは袖付けとほぼ直角に交わっています。

袖の仕上げは超無難に4つボタン重ねの本切羽でお願いしました。結局この仕様にすることがほとんど。ボタンはダークブラウンのナットボタンですね。

立体的な背中。生地の雰囲気がよく出ています。

前側だけウエスマンがある不思議な感じ。この仕様は何ていうのでしょうね?ウエスマンがあった方が収まりが良さそうではありますが、何かメリットあるのかしら。


裾幅は19.5cmくらいなので太すぎず細すぎず、写真の通りすっとテーパードしているパンツです。ベージュで明るい色味ですからあまり太すぎない方がちょうど良いかな。

切りポケットですが背抜きなので少しそこはアンバランスですが、お台場仕立て等々、いわゆる手のかかっている仕立てでハンドステッチが裏地の方にも効いています。生地はDORMEUILのBELFASTでリネン57%。ウール43%の混紡です。リネン特有のネップや毛羽立ちもありつつ、ウールのちゃんとしている感もある生地です。ただ、涼しくはありません笑

購入価格

定価は¥154,000のスーツ。ベージュということもあって私にとってはそのままでは手がなかなか出しにくい価格ですが、なんとなんと60%オフの¥61,600にて購入。ありがたすぎる。なお、もうほぼ在庫もないようですがつい最近70%オフまで下がっているようです…

着用感・コーディネート

このスーツを購入したときに真っ先に思い浮かんだのが、サックスブルーのシャツにネイビーのニットタイの組み合わせ。ベージュとネイビー、ブルー系の相性は抜群ですしね。また靴については黒よりもブラウンやバーガンディなどと合わせることが多くなりそう。


サイズはいつも通り48を選んでいます。袖丈、股下以外は特に直す必要はなく、ウエストのシェイプも綺麗に出ており、私のずんぐり体型をうまく補正してくれているように見えます。また、リネン100%ほどのシワは出ないにしろシワがつきやすいかなと思いましたが、そこまで強いしわはつかないので思ったよりも着用しやすそうです。

まとめ

ベージュのスーツ、ダークスーツが一般的に多い中で着用するのは少し勇気が必要だったのですが、着用してみればなんてことなく(少なくとも自分は)


夏にスーツを着ること自体がそもそもナンセンスになりつつある世の中ですが、こんな色味のスーツで楽しむのもありかなと思います。良いスーツを手頃な価格で購入させてくれたソブリン、ありがたや…

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