2023SSと勝手に名付けてますが、毎度お馴染みCOLさんのトランクショーに行ってきました。
タイトルにあるように、スミズーラ1、2に続く新しいスミズーラモデルができたとのことで、とても楽しみにしていたトランクショーです。
会場は前回同様、ホテルオークラ東京プレステージ棟。ロビーには四季折々の装花がありますが、早くも桜を彩った装花。少しずつ暖かくなってますしね。
いつも通りフロントでトランクショーに来た旨を伝えると、COL嶋田さんが出迎えてくださりトランクショーの会場へ。
部屋に入って少し雑談をして。今回はジャケットではなく春夏のスーツ、生地はあまり糸の細くないもので気兼ねなく着られるもので作りたいと事前にお伝えしていました。
最初はネイビーにしようと思っていたのですが、事前に相談した際にグレーも良いのではないかという提案をいただき、確かにネイビー系はジャケット含め多いですし、以前もネイビーで作っていただいたので今回はグレーに。
春夏なのでモヘア混のものかなあと思っていましたが、1番最初に提案いただいたのがゼニアのトラベラー、ミディアムグレーのシャークスキンです。
今年からCOLさんでゼニアの取り扱いを再開されたとのことで、さらにバンチではなく反物で見せていただけたのでかなりイメージもしやすく。
他にもWilliam Halsteadのモヘアなどを見せていただきましたが、1番しっくりきたのがゼニアのトラベラーで、シワにもなりにくく気負わず着られそうだったためこれに決めました。
そして楽しみにしていたスミズーラの新モデル。今までのスミズーラを改善するのではなく一から作り直したとのことで、クラシックでありつつも非常にシャープな印象を受けました。
私の体は今までのスミズーラのモデルとも相性が良く直すところは非常に少なかったのですが、今回もそれは同様で。背中もツキジワが少し出ている程度でとても綺麗です。
なのでこのツキジワの補正程度であとは袖丈や股下など長さのみ修正するということでお願いをしました。最初にジャケットを作っていただいた時もこのパターンの優秀さには感動しましたが、その時の感動再び。
以前作っていただいたネイビーのスーツも大変気に入っているのですが、今回はやや明るめのミディアムグレーの生地ということもあり、シャープなシルエットの方が映えるであろうということで新スミズーラでお願いすることにしました。
白よりもブルーのシャツと合わせることが多そうだったので、裏地はブルーグレーを総裏地で。
その他、袖は割付、並びの4つボタン本切羽、サイドベンツ、フラップポケット、パンツもベルトループありのワンプリーツ、裾はダブルと仕様はシンプルに。間違いなく困ったら手に取れるスーツになるでしょう！
その後、工場ではなくCOLさんのアトリエで作られるMTMを見せていただいたりしてあっという間のトランクショーでした。
完成は2ヶ月後、完成時にはちょうど良い気候になっているでしょうから届いたらすぐに着用しようと思います。到着後、またご紹介しますので、どうぞよろしくお願いします^^
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