BARNEYS NEWYORK 銀座店でFRAYのシャツをオーダーした話

納品からしばらく経ってしまっていますが、BARNEYS NEWYORK銀座店でオーダーしたFRAYのシャツをご紹介します。


ハンドステッチのシャツももちろん素敵ですが、気兼ねなく着られるマシンメイドのシャツが私は一番好きです(ハンドモリモリのもの好きだしそれはそれで買うわけですが^^;)


マシンメイドの最高峰と呼ばれるFRAYのシャツ、そのMTMがBARNEYS NEWYORKでは年一回行われています。


オーダーの様子、内容、完成したシャツをご紹介できればと思います。

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BARNEYS NEWYORK銀座でのオーダー会

https://www.barneys.co.jp/events/2403_fray.html

春に開催されたBARNEYS NEWYORKでのFRAYのMTM、年に一度開催されているようです。私は友人に教えてもらって今年初めて参加しました。

MTMのブースは1階のシャツ売り場中央に準備されていました。スタッフの方が声をかけてくださって会話しながらまずは生地から選んでいきます。

オーダーで楽しい生地選び。今回は特にこれといって決めてこなかったのですが、ストライプでピンとくるものがあったら…と思って参加しました。


現行の記事バンチもありつつ、ストック生地も豊富に。ストック生地は特徴的な生地も多く、唯一無二の色柄も。こういうものから選べるのもオーダー会ならではです。

襟型もBARNEYS NEWYORKエクスクルーシブのTAMIGIや人気のあるらしいSIMONEなどこちらも豊富に選べます。また、芯の硬さやタイスペースの調整も融通が効くのは嬉しい限り。

そのほかはボタンの厚みやステッチの位置も選択可能です。他、ダーツの有無や袖丈の調整も可能。


ボディとネックサイズはサイズゲージから組み合わせができます。私はボディはいつもの39に、ネックは38にしてもらいました。FRAYのシャツは39でボディはぴったりなのですが、袖が少し長くネックは少し緩いなと感じることが多いのでこちらも嬉しい限りです。


スタッフの方との会話も楽しく、良いオーダー会となりました。

シャツの受け取り

3月にオーダーして8月末に完成の連絡をいただきました。

試着。ネック、袖丈ともにバッチリです。FRAYのシャツは運針が細かいので、袖丈のお直しに出すと運針のピッチが揃わないこともままありますが、MTMならそんな心配もありません。


非常に生地の質感も非常に良く納得のオーダーとなりました。

FRAY “MTM” SHIRT 詳細

ここからはシャツの詳細をご紹介していきます。

深紅の箱。FRAYは何着か購入してきましたが箱付きは初めて。やっぱり箱があると嬉しいです。箱が溜まる一方ではありますが…

包み紙もFRAY、こういうのも嬉しいポイント。

今回オーダーしたのはこちらのシャツ。オルタネートストライプともちょっと違う、珍しいストライプの生地。そして襟型は大好きなMAXです。

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生地がちょっと変わっていて、ライトブルー、ブルー、ネイビーの3種類のストライプ。オルタネートストライプでもないし何ストライプなのかわからないですが、控えめだけどしっかり個性のあるところに惹かれました。


どこの生地かはわからないですが、どことなくALUMOのものではないかなと勝手に想像しています。おそらく番手は160番手くらいのものでとても滑らかなスルッとした触り心地です。

襟型MAX、タイスペースは1cmあけてもらいました。1.5cmあけることもできて、1.5でもよかったかも。ピンとはった襟先、そこに至るまでのカーブがとても綺麗な襟型です。


ジャケットの下にしっかり収まること、ノータイでもすごく映える襟型であること、がっちりマシンメイドの中でもイタリアらしい柔らかさが感じられること、こういった観点で私はとても好きな襟型です。

肩のトップのラインから脇下にかけて徐々に幅が狭くなっていく袖付け。この辺りはいつものFRAYのシャツ。

ペンタゴンガゼットもいつも通り。

端部のステッチはこちらも好きな端から3mmでお願いしています。コバステッチ、5mmステッチも選べますが3mmがドレスによりすぎず、カジュアルにもよりすぎず、私にとっては使いやすいバランスです。

FRAYのブランドタグはBARNEYS NEWYORKエクスクルーシブの証のエンジ色。

全体の写真、撮り忘れていますが、背中にはダーツが入るスッキリとしたシルエットです。次はボタンダウンとかにしてダーツなしのゆとりあるシルエットも作ってみたい。


受け取り時には「次は2着お願いしたいくらい満足度高いですね」とスタッフの方に伝えたところ「ぜひ3着作りましょう!」と言われました笑


…生地次第ですね。

着用感・コーディネート

特徴的なストライプではあるものの、主張は控えめなので非常に合わせやすいシャツです。また、ライトブルー、ブルー、ネイビーのストライプが入っているので、ブルー系のネクタイであれば大体の色が拾えるのも嬉しいポイント。

ノータイの時の襟。襟元から先までのカーブがとても美しい。芯を二番目に柔らかいもので今回はお願いしましたが、次は一番ソフトなやつでいいかも。


ネイビーのパンツにこのシャツ一枚でも様になるので、今年の夏場もとても重宝しました。フランネルなどにはあまり合わなそうですが、かなり汎用性の高いシャツです。

まとめ

マシンメイドの最高峰、FRAYのMTMシャツをご紹介しました。来年もまた予定されているそうですが、1年に1回の機会ですので春頃を楽しみに待とうと思います。


…FRAYのシャツもこれ以上値上がりしないことを祈りながら…

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