私は美容院でファッション誌を見ることが多いのですが、その時にUOMOだったかFUDGEだったかを見ていて「これは良さそうだ、着たい」と思ったのが今回ご紹介するDrake’sのダンスステップシャツです。
今年の夏は派手なシャツが着たいなと思って、今回ご紹介するDrake’s以外にもPatagoniaのGo Toシャツ、鎌倉シャツのカマロハ、ラルフのレーヨンシャツ、コロニークロージングのレーヨンシャツなど色々見ていましたが、サイズや似合わない等で見送り…鎌倉シャツのカマロハは早々に売り切れていました。
一番最後に入荷のあったDrake’sはサイジングも柄もよく、購入しました。いつも通りご紹介いたします。
Drake’sについて
ドレイクスは1977年、ロンドンのクラーケンウエルで創業されました。創業者の一人であるMr.MichaelDrake(マイケルドレイク)氏はアクアスキュータムでデザイナーとして活躍、小物やアクセサリーなど、コート以外の企画を立ち上げたプランナーとしても知られています。そのデザインはトラディショナルかつエレガントでブリティッシュの新しい方向が伺えます。パターンは時代の流れを敏感に取り入れながらも常にトラッドマインドあふれるデザインで日常的にも使いやすいものとなっており、全てのデザインはロンドンのマイケル氏自身とそのデザインチームによって企画され、高品質の天然繊維のみを使用し、イングランドやスコットランドをはじめとしたヨーロッパで生産されています。
出典:https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100025S2769?clr_id=101
わざわざご紹介するまでもない気もしますが、Drake’sは英国のブランド。日本でも色々なセレクトショップで扱われています。
私はネクタイ以外だと、過去BRITISH MADEでコーデュロイシャツを購入したことがあります。襟型や着心地もよかったのですが、コーデュロイのシャツはホコリと摩擦との戦いで、それに負けてしまい手放しました^^;
ネクタイは数本愛用しており、使いやすいアイテムが多い印象です。少し高くなり気軽には買いにくくなってしまいましたが…
ダンスステップ柄とは何か
名前の通り、ダンスをするときの足捌きを示し、ダンスの時の流れを図解したものですが、その使いしたものを柄として使っているもの。
Drake’sのものはオフホワイトにカラフルなカラーリングを用いて表現されており、一見派手に見えつつもオフホワイトかつ原色から少し彩度を落とした色になっているのでチカチカしないちょうど良い塩梅。クラシック。
元々はスカーフに採用されていたもののようですが、本国でもキャンプカラーのシャツが販売されてるようです。
シャツの詳細
写真中心にシャツの詳細を。
こちらが全体像。オープンカラー、いわゆる開襟シャツ。半袖はやっぱり開襟シャツに限りますね。ポケットがついて裾はストレートのスリットです。
ただそういったディテールもさることながら、このダンスステップ柄で全てが決まっているシャツな気がします。派手だけど派手すぎない。私の好きなやつ。
開襟シャツなので台襟はなしですが、見頃と襟は別に。運針は1cmに8,9針くらいかな?
ポケット付き。柄合わせは一切されていません。というよりも敢えてしていない印象。このシャツともう一点、マドラスチェックのシャツが別注品としてリリースされてましたが、そちらのポケットも柄合わせはされておらずなので、そうなのだろう。
一点一点、柄の配置が異なるので印象も少し異なるのですが、不思議とどれも違和感のあるものはなかったです。不思議な柄ですね。
裾はストレートカットで浅いスリットが入ってます。裾の折り返しは3cm程度。
ヨークはひとつなぎ、ダーツやプリーツの類もない、ボックスシルエット。
ボタンはクロス掛けの根巻きあり。全体として縫製も丁寧ですね。このシャツはイギリス製ではなくポルトガル製。ポルトガル製の衣類って今まで着たことあったかな?記憶が定かではないですが、とても丁寧な仕事をされる工場のものだと思います。
素材は柔らかいコットン、縫製も含めて長く着用できるでしょう。
定価は37,400円、そこから毎度お馴染み株主優待で15%オフでの購入になりました。あと、ヒルズのポイントが貯まっていたのでポイントで全額^^
サイズ感とコーディネートのポイント
UAのオンラインストアに記載されているサイズは以下の通り。MからXLの展開。開襟シャツですのでリラックスしたサイズ感が良いけどだらしなくはしたくない。174cm、65kgの私は数値だけ見たらLが良さそうかなと思っていました。
サイズ | 着丈 | 肩幅 | 身幅 | そで丈 |
---|---|---|---|---|
M | 72 | 45.5 | 55.5 | 23 |
L | 72.5 | 47 | 58.5 | 24 |
XL | 73.5 | 48.5 | 60.5 | 24 |
で、Lを試着してみたところ、前鏡になると肩が若干張る。開襟シャツで張るなんてありえん、と、懇意にしていただいているセールスパーソンの方からもアドバイスをもらいXLに。
まさかXLに行くなんて、と思いましたが、着丈がそこまで長くないので良いバランスで成立しました。PatagoniaのGoToは肩に合わせると着丈が長すぎて断念したので…
購入して数日後、家族で都内に行ったときに下ろしました。このシャツは主張が強いシャツではあるものの、派手すぎないので調和などせず、むしろこのシャツが際立つように同色系でまとめるのがよかろうと、白Tシャツをインナーに、ラルフローレンのベージュのアンドリューショーツで。
足元は少し濃い色を入れて上半身とのバランスをとるように、ウエストンのダークブラウンのスエードローファーを選びました。
ベージュだけでなくオリーブドラブやブラウンなどアースカラーと相性が良さそうです。ショーツだけではなくM-47とかと合わせても良さそうなので、今シーズンは大いに楽しもうと思います。
まとめ
UAの別注品はここ最近何かしら毎年購入している気がしますが、今年も良いものを購入できました。ここ数年は暑すぎるので、開襟シャツはいろんなブランドからリリースされそうですね。
まだ在庫はありそうですが結構人気のあるシャツのようなので、気になる方はUAの店舗まで!
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