4月中旬にオーダーしたHitchman Trousers Clubのファクトリービスポークが5月末に納品されましたのでご紹介します。
今年は春夏向けのパンツをかなり入れ替えてますが、そのうちの主力の一本です。
Hitchmanのパンツはもちろんシルエットや履きやすさに加えて、ここでしかなかなか見ることのない小堀さんセレクトの生地がたくさん並び、そこから選べることも嬉しいポイント。
今回も大変満足のいくオーダーとなりました。いつも通りご紹介させてください。
今までにオーダーしたファクトリービスポークパンツ
オーダー時の様子や作っていただいたパンツのシルエット等をご紹介しています。ご参考までに…
BRIFT Hでのオーダー
今回はBRIFT Hでのオーダー会でお願いをしました。当日はBRIFT H別イベントも実施されていて非常に賑やか、とても印象に残るオーダー会でした。RTWのパンツ等も以下でご紹介しています。こちらもご参考までに…
完成したグレースラックスのご紹介
今回もオーダーしてからおおよそ1.5ヶ月で到着しました。春夏で履きたいパンツでしたので、ど真ん中のシーズンに納品いただけるのはとても助かります。
仕様
今回は仕様を変更してお願いしました。主には2プリーツから1プリーツに、サイド尾錠もなくしてウエストも少し詰めてもらって、さらにそれに伴って持ち出しも長くしてもらいました。
- 280g 国産POLAR(フレスコ)
- 1アウトプリーツ
- ベルトレス、持ち出し長め、先は剣型の1つボタン
- バックポケット右側のみのボタンなし
- ハーフクッション丈
今回の目当てだったのはこの生地。じゃりっとした手触りで盛夏向けの生地、でも肌触りは滑らかでチクチクしない。国産ならでは仕事が光る生地で結果的に大当たりでした。
全体像
正面・背面・側面をそれぞれ。軽めの生地なのも相まって平置きするとうまく写真が撮れないあるあるですが、直線ではなく曲線を描いて緩やかにテーパードしていく様はとても美しい。
2プリーツから1プリーツに変えてもらっているので、腰回りのシルエットも変わりますがそれを踏まえてバランスよくなるように調整していただきました。この辺りは小堀さんに好みを伝えてお任せすればいい塩梅に仕上げていただけるのでお願いする側としては非常に助かります。
各部詳細
ここから細部を。1プリーツはやや深めにしっかりと。ウエスマンは4cm幅、Rotaは3.5cm幅ですが結構印象が変わります。そのウエスマンの幅に合わせた持ち出しは存在感抜群です。持ち出しの先にウエスト調整用のボタンが並ぶパンツもありますが、極力シンプルに。
ヒップ側のスタイルはいつも通り。使う右側のポケットのみ、ボタンなしでつけてもらいました。尾錠がないとめちゃくちゃスッキリ見えますね。合わせるジャケットやシャツも無地のシンプルなものの方がより引き立ちそうです。
軽めながらもパリッとしたポーラ。いわゆるフレスコの部類でザクっとした見た目はありつつもジャリジャリっとした肌あたりではなく、日本製らしく仕上げが非常に丁寧で肌触りも非常に良いです。
裏地はいつも通り。手の込んだ作り、抜群に綺麗な縫製とコットン100%の生地。この裏地の生地がまた肌触りが良くて快適なんですよね。
マーベルトのこの柄がとても好きで…この柄でネクタイあったら欲しいな……
着用感
COLのリネンジャケット、LES LESTONのシャツと。クラシカルなパンツなので当然ながらクラシカルなジャケットによく合います。もちろん色味も使いやすいグレーのパンツなので困ったらこのパンツを選んでしまいそうです。
もちろん履きやすさは抜群。スラックスあるあるのお尻の食い込みや膝の突っ張り等も感じませんし、ベルトレスで尾錠もないスラックスですがバッチリジャストサイズのため非常に快適です。
また、シワにもめちゃくちゃ強いですね。1日仕事をして履いていましたが強いしわがつくことなく、履いた後に吊り下げておいたらほぼ元通りになっていました。なので出張にも履いていけそうです。国産の生地、侮れないというか、インポートの生地が高くなり過ぎているので今後メインの選択肢になっていくのかもしれません。円がんばれ。
まとめ
3本目のHitchmanも小堀さん厳選のストック生地を特別価格で、国産生地の良さを存分に感じられる1本に仕上げていただきました。
仕様変更をしてもしっかりとアジャストしていただける安心感はさらに増しました。ちょうどこのブログを書いている6/29,30はBRIFT Hでオーダー会のようですので興味のある方はぜひ。おすすめです。
小堀さん、今回もありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!
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