コロナ禍により外出ができず時間があるのでいつもよりも各社のオンラインストアを見る時間が増え、色々な洋服を見て、妄想をしがちな自粛生活。
どこもかしこもセールをやっているのでついつい手が伸びてしまいそうになりますが、
「でもこれはきっと着ないよな」とか、
「やっぱ着用したことないブランドはサイズ感が怖いな」とか、
「生地触ってみたいな」とか、
なんとかして欲にのまれないように必死の状況です。
そんな中、このセットアップは試着もしたことのないブランドで、コットンリネンという生地感が結構難しい(個人的に当てが外れることが多い生地)にもかかわらず、一目惚れに近い感覚を受けて先日購入したものです。
Camoshita UNITED ARROWSについて
<Camoshita UNITED ARROWS(カモシタ ユナイテッドアローズ)>
2007年にピッティ・イマジネ・ウオモに初出展し、2008年春夏シーズンからスタートしたブランド<Camoshita UNITED ARROWS>。ユナイテッドアローズのクリエイティブ・ディレクターである鴨志田康人が考える、「洋の服と、和の誇り」をコンセプトに、日本人から見たクラシックを、奇をてらうわけではなく、和を意識しすぎることもなく、自然体でとらえた「ジャパニーズ・クラシック」をスタイリングで構築していきます。
https://www.united-arrows.co.jp/index.html
名前の通り、アローズのオリジナルレーベルです。Pitti UOMOでも賞を受賞するなどしているそうで。
恥ずかしながら鴨志田康人さんのことはあまり存じ上げなかったのですが、アローズの創業メンバー、すでにアローズは定年退職されているそうですがアローズとは今でも関わりがあるとのこと。
色々と鴨志田さんのコーディネートを探してみたのですが、コートの着こなしがめちゃくちゃかっこいい…
イエローのシャツも個人的にはすごく難しいと思っているのですが、こんなにカッコよく着られるなんて。ジャケットの1番下のボタンをあえて留めるのはそれより上をふんわりと見せる為出そうで、ある意味アイコンなのかもしれません。(真似できないけど)
購入したセットアップ
2ボタン・ノッチドラペル・サイドベンツのジャケットに1プリーツ・テーパードパンツのセットアップです。現在店舗が休業中のため、袖も裾も全くの未処理のまま、届いたまんまの状態。
ジャケットとパンツはセットアップとしての販売時によくある、
「同素材のパンツもございますのでセットアップとしてお召しいただけます」
の注意書きがあるわけではなかったのですが、生地は同じなのでセットアップで問題ないでしょう。もちろん単品使いもできる色味です。ジャケット中心にご紹介します。
まず眼を引くのは、ラペルの幅。その幅は11cmと今まで購入した中で最も太いラペルになります。私もこのラペルの存在感に眼を奪われました。
ゴージライン、フラワーホール、そして肩のラインが綺麗にパラレル。胸ポケットはバルカポケット。ピックステッチもとても良い雰囲気を出しています。
ラペルの存在感はありつつ、その一方で柔らかい雰囲気が出ていてイタリアのジャケットのようです。だけど軽い感じはしない、不思議。
ピックステッチは肩線やダーツにも。
生地はコットン51%、リネン49%のものです。シャリ感は少なくパリッとしてまだまだ硬い印象ですが、着込んでいくとより凹凸が出てきてウールのジャケットにはない表情を見せてくれそう。
ウエストの絞りはそこまできつくありません。着丈も長すぎず短すぎず。
ボタンの根巻きもしっかりと、かなり丁寧です。ボタンは水牛かな…?
書いていてこれはネクタイを合わせるよりもノータイで、カットソーやオックスフォードのボタンダウンにややカジュアルに合わせた方が様になる気がしました。想像の域を出ませんが、早く着用したい…!
パンツの方も処理をしたらセットアップで着用してご紹介できればと思います。
早く着用したい
一目惚れして購入したこのセットアップ。試着する限りではサイズ感も問題なし、素材も予想通り、造りはとても良さそう(そして手頃に購入)と結果的に非常に満足のいくモノでした。
白のボタンダウン、黒のタッセルローファーなんかと合わせたら間違い無いでしょうね。
まずは袖とパンツの裾を処理して着用できる状態にしないと。
願わくば、夏になる前に着用したいのですが…その時が来るまでグッと我慢ですね。
コメント
コメント一覧 (2件)
おめでとうございます。
これは、気になるとつぶやいてたやつですよね?
雰囲気抜群ですね。
またレビューよろしくお願いいたします。
そろそろさん、コメントありがとうございます!
ありがとうございます、仰る通り、つぶやいたやつです。買って正解でした^^
早く着られるようにしてアップしますね^^