COLでスーツをビスポーク:【2着目】【中縫い編】

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全幅の信頼をおくCOLにて、4回目のビスポークの中縫い編です。


先にご紹介したCOLオリジナルシューズ、8足目の受け取りと一緒のタイミングでした。


ストック生地からご紹介いただいたテーラー&ロッヂのゴールデンベール、ミディアムグレーのヘリンボーンを使った一着。


いつも通りご紹介させてください。

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中縫い@COL KOBE

中縫いは神戸に行くタイミングがうまく重なったので三宮のアトリエにて。関東に住んでいるのに運よくタイミングが合うことが多くて、オークラか銀座のトランクショーと合わせて仮縫い・中縫い・受取りと非常にスムーズに進みます。COLさん、仕事もとても早いですしね。

いつも通り少し雑談をした後に中縫いの登場…


中庸ですが生地も作りも特別、いつもながら嬉しいものです。

袖を通して、いつも通りの安心感。着ている、というよりも羽織っている感覚。しっかりした生地でも全く重く感じない。


構築的なものよりも柔らかな仕立てが好きな私ですが、今回の生地の雰囲気を活かすように柔らか過ぎない形で仕上げていただくようにお願いしました。私が言わずとも、その意図を汲み取って提案いただいているので私は頷くだけなのですが笑

2プリーツで裾も21cmほど、クラシックで中庸なシルエットでお願いしています。パンツが本当に綺麗なラインなんですよね。仮縫いから股上を深くしてもらっており、今回の中縫いは腰回りにもう少しだけゆとりをつけてもらって、全体のバランスを調整してもらうことにしました。

ビスポークならではの一コマ。今回私はカメラを持っていかなかったのでCOL関塚さんに全て撮っていただいたのですが、私では撮れない一枚。前回はパンツのシームのところに手縫いステッチを入れてもらっていたのですが、今回はどうしましょうか、というところですね。


前述の通り、今回は柔らかさを持ちながらもある程度構築的にも見えるように、まさにCOLさんならではの柔軟性と表現力の高さがなせる技。完成がもうすぐですが本当に待ち遠しいですね。

完成は12月に

今年は異常に暑かったですが、どうやらかなり寒い様子。そうなればこのスーツの出番は自ずと増えるでしょうし、次のトランクショーのタイミングでおそらく受け取れるでしょうから、本当に楽しみです。


次回は完成したスーツをご紹介できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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