-ARCHIVE- Maison Martin Margiela ⑩ Denim Pants

夏休みもあと3日。妻の実家に帰る以外は遠出ができない事情もあり近場でのんびりと過ごしています。

妻の実家へ行った時もそうでしたが、「明日はこれを着よう」と強く決めていない時、手に取るのはマルジェラが多いです。

実家へ履いていったのはこのデニム。何の変哲も無いスリムデニムですが、ワンウォッシュの状態から履き込んでだいぶ自分のものにできてきました。

購入は伊勢丹メンズのマルジェラ。すごーく小さな区画で試着室も狭かった記憶が。

デニムといえばLevi’sやLEE、A.P.C.を履いていて、ゴワっとしているのが普通だと思っていたのですが、イタリア製のデニムを使ったこのデニムはコットン100%でも非常に柔らかく、履き始めから優しいはき心地。

10年近く前ということで、ここのえ時代のマルジェラになります。確か2009AWか2010AWのものだったかな…?洗濯も気にせず汚れたら洗うスタンスなのでタグもだいぶよれてきています。

ここのえ→スタッフインターナショナルへは2011/1/1から。今ではマルジェラジャパン。

ここのえの社名の由来は本当によく考えられていて、こんな風に考えられたら楽しいだろうなあと。

参考までに以下、ここのえ代表のかたのTwitterから転載です。

マルタンのラッキーナンバーは9。
フランスの社名はヌフ、仏語で9。
かれらにとっても初の海外事業会社となるジャパン社も9繋がりへのこだわり。
しかも、当時、フランスに900、9000という名の別会社があり、ならば90に因んだ名がよいと。
ところが、日本語で、9という音は苦を連想させる。
別音で、という発想ででてきたのが九重。
違う読み方をすれば、90。
しかも各地域文化とまざわることによる化学反応起こすことへの期待をこめて マルタンは日本語独特な表現にこだわった。
だから平仮名で、ここのえ。
もひとつ余談。
九を重ねる99は、無限の拡がりを意味し、100から1を差し引いたもの。
漢字で百から一をとる。メゾンのブランドカラー、「白」が現れるのです。

ここのえ代表のかたのTwitterより

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ヒゲも自然な形で、ぴったり履いているデニムなので左右対象にできてきています。どうしても革靴の履きジワを連想してしまう。  

膝下はあまり色落ちしていないので、参考に比較してみるとかなり色差。

洗濯はTHE LOUNDRESSのDENIM WASHで。  

これはマルジェラのパンツ全般に言える特徴ですが、ボタンフライのパンツにも関わらずフックが1つ。全く機能的には意味をなしませんが、この仕様はとても好きです。  

このデニムはバックポケットにマルジェラ⑩の「⑩」がステッチで表現されています。

この時期のマルジェラにしては、4つ糸以外にブランドのアイコン的なものを表現することはとても珍しい。

とはいえ、ここを見てマルジェラと気づいてもらったことは、渋谷PARCOのBLACK COMME DES GARCONSの店員さんのみでしたが…^^;  

週末のみの着用ですが、流石にクタクタになっており、股の部分はタタキを入れています。

O・KI・DO・KIのおいちゃんにやってもらった確かな仕事。

今後もリペアは増えるでしょうが、致命的なダメージが入らない限りは履き続けていこうと思います。  

今後もアーカイブ的に、手放さず愛用しているものをご紹介できたらと思います^^

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