コーヒーテイスティングノート、第28回目はベトナムのバレルエイジドです。
ちょっと珍しい豆がいつものお店で入荷していたので購入してみました。
ウイスキーの樽にコーヒー生豆を入れてエイジングさせて作られたコーヒー、バレルエイジドです。
なんとも不思議な工程を経たコーヒーですが、ウイスキーとコーヒーは相性が良くアイリッシュコーヒーとして楽しまれていますから、それなら飲料にする前からやっちゃえ、というノリだったのでしょうか。
ウイスキーの香りが楽しめるコーヒー、そして結構高価なバレルエイジド、その味やいかに。
豆の情報
銘柄 | バジルエイジド |
生成方式 | ウォシュド |
焙煎日 | 2021/4/4 |
賞味日 | 2021/4/5 |
焙煎度合い | ミディアムロースト |
中粒程度の豆で、ばらつきも少なくとても綺麗です。
焙煎度合いはミディアムローストです。この状態でもほのかにウイスキーの香りが…期待が高まります。
淹れ方
抽出方法 | V6O |
豆の量 | 13g |
挽き具合 | 細〜中挽き |
湯温 | 94℃ |
抽出時間 | 2分25秒 |
前回同様にHARIOのV60、「コーヒーは楽しい」に記載のあった方法(お湯25gでまず蒸らし、その後25gずつ200gになるまで注ぐ)で抽出してます。
テイスティングノート
サマリー
ネブラウンシュガーのような香ばしいネの中に、ほんのりとウイスキーも香る。
そしてアロマはなめらかなボディから香ばしいナッツ、そしてこちらもほんのりとウイスキーを感じることができる。
スッととけるようなウイスキーの味わいの後に、舌に残るナッツが重厚感を感じさせてくれる。
一日の終わりにほっと一息つきたいときに飲みたくなる味わい(寝られなくなるがw)
詳細
ネ(鼻先で感じる香) | ブラウンシュガー、ウイスキー |
アロマ(口から鼻に抜ける香り) | 焼いたナッツ、ウイスキー |
ボディ | クリーミー |
酸味 | 1.5 |
甘み | 4 |
濃厚さ | 4 |
クリーンさ | 3 |
余韻 | 4 |
※数字の1〜5は、「弱:1〜5:強」とします。
こちらは水出しでもおいしいとのことで、水出しでも試してみました。
すると、より一層ウイスキーっぽさが増し、アイリッシュコーヒーを飲んでいるかのようです。
ガブガブ飲むタイプではありませんが、ゆっくりと時間をかけてバルコニーでいただきたい。そんなコーヒーです。
次回予告
次回はブルーマウンテンをお届けします。
いわゆる王様です。初めて飲んだ時には衝撃でしたが、ずいぶん舌が肥えた?今では果たして。
ご参考:今までのテイスティングノート
以下よりご覧ください。
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