HARK KYOTOで2回目の対面磨き

先日関西へ行った際にHARK KYOTOへも伺って対面磨きをお願いしてきました。


ちょうど1年ほど前にも伺って寺島さんに磨いていただきましたが、その時に磨いていただいた靴は良い状態を保ち続けています。


磨きだけでなく、その時の会話や店舗の居心地の良さも含めてまたお願いしたいなと思っていて、一年越しとなりましたが今回もとても良い時間を過ごすことができました。

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依頼した靴

今回お願いしたのは、前回同様に浅草コブラーのビスポークシューズで2足目にお願いしたものになります。


随分と馴染んできて、革も随分とこなれてきた雰囲気です。オイルたっぷりのドゥジェルマンの革、今思えばごちゃ混ぜの仕様に感じますがまあそれも良しです。

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ブルームがうっすら出てます。

ドゥジェルマンのオイルレザーを使ったこの一足は厚みがありタフながらもとてもしなやか。オイルがたっぷり含まれていて鈍い輝きがあります。


そのような革に対して、ワックスでうまく調和するような形で磨くのは自分では難しいこともあり、今回依頼することとしました。

2回目の対面磨き

今回も事前に予約をして烏丸御池駅から5分ほどのところにあるHARK KYOTOへ。


寺島さんが出迎えてくださり、軽くご挨拶と雑談を。1年ぶりにお会いしたにもかかわらず、前回の会話の内容等も踏まえた上で会話していただき、1年前にも感じた気配りが本当に素晴らしいなと感じます。
※最近物忘れの激しい私、見習わなくては…

会話の後は早速靴磨きを。どのように仕上げたいかをまず相談して、それから磨きに。今回は前述の通りオイルレザーでどのように光らせるとバランスがいいのか、オイルとワックスの輝きにギャップが出ないようにということでお願いしました。


そこからは流れるような手捌き、無駄のない磨きの所作。工程が進むごとに靴の表情が変化していきます。


前回のマローカーフを磨いていただいた時もそうでしたが、ドゥジェルマンも磨いていて楽しい革という言葉もいただいて、なんだか嬉しくなります。

ワックスの塗布工程後の仕上げの工程の一コマ。


塗布後にクロスで仕上げていく際に、あっという間に光っていく瞬間はやはり見ていて気持ちが良いです。

掲載の許可をいただいております。

丁寧なクロス・ブラッシングの仕上げを経て、寺島さんの笑顔と共に美しく輝く靴。


オイルの鈍い輝きを邪魔しないように、でも光るところはしっかりワックスで光っていてメリハリがあります。

こちらだとよりメリハリがわかりやすいでしょうか。


短時間で靴の状態も見極めながら、イメージに近づけていく様はやはり職人技。そして磨きだけでなく会話も心地よい。対面磨き、という経験に高い価値を感じることができます。


素人目からするとこれ以上先があるのか、と思ってしまいますがまだまだ靴磨きも思案中のことがあったりと、必要なインプットをどんどんしておられる姿に私も刺激を受けました。

HARK KYOTOは目を見張るものばかり

HARK KYOTOの店内には、「これは」と思うものがたくさん並んでいます。


Saicの鞄、Crevaleathcoの革小物、LES LESTONのシャツ…それらを見せていただくだけでもとても楽しいのです。

前回は磨いていただく靴は別に持っていったのですが、今回は履いている靴を磨いていただきました。そのため磨き中はスリッパに履き替えたのですが、そのスリッパがHIRO YANAGIMACCHIのスリッパ!


これがまた履き心地が良くて、オーダーもできるとのこと。革の質感、フィット感、そして歩きやすさ。結構本気でオーダーしたくなりました^^;

京都に行った際にはまた伺いたい

1年ぶりに寺島さんとお会いしましたが不思議とそんな感じもせず、あっという間の1時間でした。


靴を磨いて、綺麗にしていただくことはもちろんですが、HARK KYOTOの対面磨きは店舗の雰囲気、置かれている品々、そして寺島さんとの会話があって価値が何倍にも高まっているのではないかと思います。


また京都へ行く際は必ず伺おうと思います。寺島さん、今回もありがとうございました!

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