マルジェラの定番エルボーパッチニットは自宅で手洗い!ランドレスのウールカシミヤシャンプーがおすすめ!

桜も満開、ウールのセーターもそろそろおしまいで、コットンニットとの切替時期になってきました。

ここ数年はウールのニットを手洗いしているのですが、そのきっかけとなったマルジェラのエルボーパッチの手洗い方法をご紹介します。

自己流なので万能かはわかりませんが、ここ数年はこの方法で特に問題も起きていません。

なぜマルジェラのエルボーパッチニットきっかけか、というと、エルボーパッチが革の場合にクリーニング代が跳ね上がってしまうことの対応です。
3000円ほどした記憶があり、数枚あるとバカにならないので…

検索してもあまりエルボーパッチニットの洗濯の記事がなさそうなので書いてみることにしました。

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洗濯するエルボーパッチニット

洗うのはこちらのウール100%、スエードのパッチがついたVネックニット。

2014AWのものです。

マルジェラらしい複数の糸を使った複雑なオリーブの色味、そしてパッチがスエードだと馴染みも速いしウールとの相性もとてもよく、がとても気に入っています。

今回はスエードのエルボーパッチですが、スムースレザーのものでも同じ洗い方でやっています。

洗濯(手洗い)の仕方

洗濯機にぽいっとして簡単に洗えるのであれば1番簡単ですが、念のため手洗いをしています。

使う洗剤はTHE LAUNDRESSのWOOL&CASHMERE SHAMPOO。

シダーの香りがほんのりしてとても気に入っています。

靴がお好きなみなさんであれば、シューツリーに使われるレッドシダーの香と同じ。きっと気に入っていただけるかと。

シダーの香は防虫効果もあるらしく、ニットの保管にも役立ち一石二鳥です。

早速洗っていきます。洗剤をキャップ2杯ほどタブトラックスやバケツ、タライなどに入れ、

冷たくも熱くもないぬるま湯の温度にした後、シャワーで洗剤と溶かし泡だてていきます。

1つのポイントは温度を洗い〜すすぎまでは同じ温度でやること

冷水とお湯、など温度差が大きくなると収縮が縮みの原因にもなるようです。

とはいえ、リブの部分はどうしても縮みやすいのですが^^;

畳んだセーターを投入。もみ洗い、押し洗いで優しく洗います。

エルボーパッチは物によっては色落ちが多少出る場合があるので強くニットに押し付けないように。

もみ洗いと押し洗い後は5分程度つけ起きしすすぎに入ります。

すすぎはしっかり泡がなくなるまで。

ラウンドレスは泡立ちが良いのですすぎに少し時間がかかります。

その後、ネットに入れて脱水を20秒ほどして干していきます。

干すのは平干しにして、水を吸ったニットの重みで伸びないように。

エルボーパッチは地面を向くように置きます。前述の通りパッチニットの色抜けから色移りの可能性があるためです。

この状態で陰干しすること2〜3日置いて乾燥して、最後に仕上げに入ります。

乾燥後の仕上げ

乾燥したあとがこちら。ぱっと見ではあまり変化が見られませんが、ランドレスで洗い上げるととてもふわふわに仕上がります。

リブはやはりどうしても縮みが見られますが、着ていけば直るのであまり気にしていません。最初に洗った時は大変焦りましたが笑

仕上げはブラッシングとT-falのアクセススチームでシワを伸ばします。

アイロンのスチームでも大丈夫です。

ふんわり柔らかく仕上がりました。パッチの部分にも特に異常は見られません。

前述の裾リブはよりが見られますが、着ていけば直る(洗う前の状態)のであまり気にしないこととしています。

まとめ

この方法で数年間ニットは手洗いをしていますが、今の所虫食いや大きな形くずれもありません。

手間と時間はかかりますしランドレスも安い洗剤ではないのですが、クリーニング代1枚3000円に比べれば、コスパは高いですし愛着も湧いてきます。

ご参考になれば幸いです。
※自己流ですのでくれぐれも自己責任で…

コメント

コメント一覧 (2件)

  • まるすけさん

    おお、いつもながら器用ですね!
    ラウンドレスという洗剤、クリーニング屋いらずという意味でしょうか?

    マルジェラの薄手のカシミア、恐らく一番難易度が高そうかと…。さすがですね。
    とくに、最後の仕上げがちょっと、難しそう。数年で穴が空くので、カシミアは着なくなったワタクシなのでした。

    • しんのすけさん

      コメントありがとうございます。

      はい、おっしゃる通りドライクリーニングレスを目指した洗剤のようです。

      今回のものはウールなので、そこまで気を使わずに洗いましたが、バランタインのカシミアもこの洗剤で洗っています。気遣いは2倍くらいになりますが笑。そんなにきめ細やかなコツがいるわけではないので、機会があれば是非〜

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