あちらを立てればこちらが立たず、的なことがネクタイではよく起こります。小紋の気分がずっと続いたと思えば、一転してレジメンがよくなる、的な。
多分私の買い方が下手なせいも大いにあると思いますが、ネクタイ好きな人はきっとそうなのではないか、と勝手に思っています。
そんな流れで、2023SSのAtto Vannucciご紹介第二弾です。先日ご紹介したのはペイズリー、今回はもちろんレジメン。でもAtto Vannucciらしいただのレジメンではない一本です。
簡単ですが、いつも通りご紹介させてください。
購入した一本:Art.50139
購入したのはArt.50139、茄子紺くらいのネイビーに、小さな白のドットで表現されたストライプ、さらに織柄とシンプルなレジメンに見えつつ実際はめちゃくちゃ複雑なパターン・柄というAtto Vannucciらしい一本。
シルク85%、ウール15%の混紡生地です。
レジメンが欲しい、というのはもちろんあったのですが、ネイビーのレジメンなんて使い勝手が良いに決まってますし、それでいてこの生地。ドンピシャでした。先日ご紹介したペイズリーの時にはあまり気になってなかったのですがレジメンが欲しいと思ってから急に気になり、さらに運よくVIPセールに。ラッキーの一言。
セッテピエゲ、端部のハンドロール、そしてループ、そして閂どめも相変わらず細く綺麗。端部のハンドロールはベタっと平坦になっているものもある中で、綺麗にぷっくりと仕上がってます。
購入先はこちらも六本木ヒルズのアローズ。価格は写真の通り33,000円ですがVIPセールで購入したので40%引きの19,800円で購入。長さは146cm、幅8.5cmです。
なお、他にもシルバーとブラウンがアローズでは展開されてました。ネイビーは白のドットがラインとしてはっきり見えてましたが、この二色はいずれも同色系でソリッドの部分がラインとして強調されており面白い一本だなあと。たまらん。
着用感・コーディネート
この一本も前回ご紹介したものと同様にゼニア・トラベラーで作ってもらったCOLのスミズーラ3スーツに。シンプルなのでネクタイがより一層目を惹きます。
ご紹介しているものはスーツ、シャツともにソリッドですが、前回のペイズリー同様にストライプのシャツやチェックのジャケット、ネクタイと同じようにヘリンボーンなどの織柄とも相性良さそうです。色味も明るすぎず暗すぎないので、ジャケットがどちら側にふれてもいけるかなと思っています。
酷暑なのでネクタイ自体しない日も多いですが、9月以降は出番がめちゃくちゃ増えそうな一本です。
まとめ
2023SSで手に入れた2本目をご紹介しました。シンプルなレジメンかと思いきや、めちゃくちゃ手の込んだAtto Vannucciらしい一本。間違いなく秋冬も大活躍間違いなしでしょう。
そしてまだ続きます、2023SSのAtto Vannucciのご紹介。楽しみにしていてください。
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