前編:SPIGOLAでBESPOKE SHOESを@UNITED ARROWS 六本木店

Contents

はじめに

2026/2現在、私の足を最も快適に支えてくれるのはCOLオリジナルシューズ。


その制作はseicaの霜崎さん。


霜崎さんはSPIGOLA出身。


原宿のUAがTABAYAになるタイミングで、COL&SPIGOLAのオーダー会が私がいつも行っている六本木店へ。


SOVERIEGN別注の既成靴もかなり気に入って履いている。


そんな巡り合わせもあって、SPIGOLAでBESPOKEを、UAのトランクショーで。


前編として採寸・革・デザイン決めと仮縫い1回目までをお届けします。
※後編として仮縫い2回目、納品、はき下ろしを予定しています。

そもそも、どんなモデルを頼むべきか?

そもそも靴これ以上いらないでしょ。はいごもっとも。


そんな中でお願いする一足なので、結構悩みました。


SPIGOLAのビスポークは初めてなので、、紐靴であることは確定。あとはデザイン。私は以下の観点で最近は考えます。

  • 基本的にはその工房の得意な意匠が出るもの、サンプルでビビッとくるものを。
    これはついつい、ビスポークだからとあれこれ混ぜ込みたくなるものですが、デザインバランスなど私は素人ですので頼みたい、と思える工房であればその工房のセンスを頼ること。なので基本的にはサンプルで良いものがあればそれを踏襲します。
  • オンオフ両面で着用できること。
    最近の世の中の流れ的に、もちろんドレスファッションは続けていきたいけれど、逆にそれだと合わないシーンが増えているのも事実なので。もちろん、ドレス専用で作ってもらいたい時もあるのでこの視点は一概にはいえないけれど。
  • 所有する靴と重複しないこと
    多くの靴を購入しては手放してきた中で、今残っている靴はどれも気に入っていて足を通せばいい靴だな、と思うもののみ。なので、そこにデザインもしくは色、革の重複は避けたいところ。

この観点をから、SPIGOLAの過去作例などを調査し、頭の中である程度思い浮かべてオーダー会本番に臨みました。

初回:足の測定とデザインと革の仮決め

と、やることをタイトルに書きましたが、一番大事なのはSPIGOLAの鈴木幸次さんと初めましてのご挨拶と会話です。ここまで書くと流石に烏滸がましいですが、1時間の信頼関係構築の場。

原宿の時からCOLとSPIGOLAの同時開催。いつもお世話になっているUAの方はもちろん、COLの加納さんももちろんいらしたので、私にとっては信頼できる方ばかりが周りにいるというとてもありがたい場です。

初めましてのご挨拶と共に、並べられた美しいサンプルたち。鈴木幸次さんは事前にお伺いしていた通り、非常に朗らかかつにこやかに話してくださって、とても親しみやすい方と伺っていましたが、それに寸分違わぬ方。
(帰り際にも丁寧に挨拶いただきました)


さて、今回は何をお願いしようとしていたのか。それはブラウンのフルブローグです。事前に拝見していたサンプルもとても美しく、鋭角なラインから構成されエッジが効いていて。私が今まであまり手にしてこなかったタイプの靴。


さらにブラウンのフルブローグは所有していないんですよね。ダブルモンクやUチップもらしいというか有名なものではあるのですが、上述の選定基準に則って。

そうして足の計測。流れるような所作で足の特徴を捉えてくださいました。特にこちらが伝えずともこのあたりは気をつけたほうがいいですね、といった会話をしていただきとても安心。

そして革選び。SPIGOLAで使われる革は良いものばかりである。そうどこかで見たか聞いたかしておりとても楽しみな工程でした。画像はリャマ、これでタッセルローファー作ったら最高でしょうね。2足目はこれでタッセルローファーだな…と私の心の中で勝手に決まりました。もちろんその時にものがあれば…ですけどね。

そんなこんなで私が選んだのは、ダークブラウンのデゥプイのシボ革。はいはい、いつものシボ革。1足目くらいスムースレザーにしようよと思いつつ、オンオフ両面で。この革はバンチ的なものではなくSPIGOLAのストック、少しだけアップチャージがかかりましたがシボの雰囲気や細かさ含めて、ドレス顔でもいけそうだな、と思ったのが決め手。


なお、デザインはサンプルにあるフルブローグを踏襲する形でお願いするつもりではいますが、仮縫いの時などでもロングヴァンプにしたい、などの相談はできるそうです。都度要確認ですが。

こちらはソブリンハウスの木原さん。SPIGOLAでオーダーされたクロコのローファーがあまりにもかっこよくて思わず撮らせてもらいました。うーん、このあたりのエギゾチックレザーの強さもSPIGOLA、今まで通ってこなかったのですがいよいよ気になってきた…


そんなこんなで初回はあっという間に終わり仮縫いへ。待ち遠しい日々の始まりです。

仮縫い1回目:流石のフィッティング

初回からあっという間に時はたち、仮縫い。フィッティング確認用のため革は仮のもの、メダリオンやパーフォレーションはなし。ご挨拶をした上で早速履いてみることに。

SPIGOLAでは初めての仮靴。完成に向けて改善点を洗い出すためのものではあるので、こうして欲しい、という要求を足の感覚を最大限研ぎ澄ませて出すことが依頼側の役割。


とはいえ、初仮履ではありながらもかなりフィッティングは良好で、さすがの一言。

少し歩いた後に、鈴木さんの触診をしてもらいつつ、気になったポイントを洗い出し。既成履であれば満足できるフィッティングでしたが、ここからよりグッと攻めてもらうことに。


触診も無駄がなく、すっと気になるところを言ってもらえるのは安心の一言です。ビスポークは3足目から、とよく言われますが、1回目でもかなりいいものができるのでは…と期待は高まります。しかしトランクショーという楽しい時間はいつもあっという間ですね。そう言った時間があるのは本当にありがたいことだなと思います。

後編は仮縫い2回目・納品・はき下ろし

ということで前編は採寸から1回目の仮縫いまでをお届けしました。


UAでのSPIGOLAのビスポークは2回仮縫いがあります。もう直ぐに迫った2回目の仮縫いが非常に楽しみです。そこで再度すり合わせをさせてもらい、良いものになってくれたらいいなと。


後編も引き続きお付き合いいただけたら幸いです。

コメント

コメントする

Contents