全幅の信頼を置くCOLにて、3回目のビスポークはスーツのビスポークです。
今まで作っていただいた2着ともにもちろん気に入っているのですが、ついにスーツにチャレンジすることに。
私の性格的に一度はまってしまうとどんどん深みにはまってしまうのですが、ここまできてしまったか…しかもしばらく止まりそうにない…
ということで、いつも通りご紹介させてください。
生地と仕様
なぜか写真がない…!のでCOLさんのブログからお借りします…!ごめんなさいCOLさん!
ということで今回の生地はCOLオリジナルのリネン。1反目からご紹介いただいており、最終的に私が選んだのは3反目。しっかり濃いネイビーの450gとかなりしっかりしたウエイトのあるリネンです。ぱっと見リネンには見えず、ウエイトもかなりあります。なので真夏にはきられません笑。
そんな特別なリネンを、3パッチポケットのスーツでお願いしてみることに。2着お願いしてきたビスポークはジャケットでしたが、このダークネイビーの深い色味はスーツにしたいなと直感で感じ、でもガチガチのではないなと思って迷っていたところに色々とアドバイスをいただいて3パッチポケットでお願いをしました。
仮縫いは神戸のアトリエで
今回も運よく関西に行く機会に恵まれたので三宮のアトリエまで。1月末にお伺いしました。前回お伺いしたのが11月末でしたので、ちょうど2ヶ月ぶりくらい。到着後はいつも通り雑談を少しして早速仮縫いのスーツと対面。
ハンガーにかかっている姿を撮影しておらず、何やってんの自分…ということでいきなり着用した時の写真ですが「いいですねぇ〜」を連発していた記憶があります笑。
ハンガーにかかっている仮縫いの姿は、私の場合はいつもあまり実感がわかず中途半端なリアクションをしてしまうのですが、やっぱり袖を通した時の特別感はたまりません。
以前に仮縫い含めて注文服の一連の流れで生まれる袖通しは、注文した本人だけが袖を通すことのできる特別な状態。というのをお話しいただいてまさにその通り、その瞬間により特別感が生まれるのだと。
まだ仮縫いなのでポケットなどはついておらず、全体的なバランスの確認を中心に。生地の特性やスーツということも加味して、着丈や着用時のゆとりなどを調整いただいていました。
3パッチだし上下バラで着るのも…というような邪な気持ちもよぎりましたが、そういうことをするとどっちつかずになることが私の場合多いのであくまでもスーツのバランスで細部を調整。着心地はさらに改善されそうな予感です。
なお、今回はリネンということもあってかっちりめ、ではなく前回よりもより一層抜け感が出るように、そしてダブルステッチや袖付け等、手仕事感もぜひ、とリクエストしています。
そしてパンツ。パンツはビスポーク自体が初めてということもあって、ジャケット以上に楽しみにしていました。その期待通り、非常に美しいシルエットのパンツ…!
パンツに関してはHitchmanやRotaを履いて以来の衝撃ですね。
COLではもちろんパンツのビスポークもできるのですが、アッラトリエというビスポークまでいかないけどアトリエ内で完結する非常に完成度の高いメニューもあり、作っていただいた組下のパンツも作っていただきたくなりました…
中縫いは3月に
写真をあまり撮っておらずで恐縮でしたが、COLのビスポーク、初めてのスーツ:仮縫い編でした。初めてのスーツのビスポークでいきなりリネンを選ぶのもどうかなと思いつつ、期待の高まる仮縫いとなりました。
次は3月に中縫いを予定しており、少し完成に近づいた形でまた対面できるのが本当に楽しみです。
次回の中縫いもレポートできればと思いますので、引き続きお付き合いいただけたら幸いです。
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