コーヒーテイスティングノート、第4回目はパプアニューギニアのパラダイスプレミアムです。
パプアニューギニアはジャマイカからブルーマウンテンの苗木が移植されてから90年ほどたち、今ではこの豆のようにアジアのブルマンと呼ばれるほどの豆も生産しているようです。
一番有名なのはシグリ農園のものでしょうか。
今回購入したのはブローサー農園というところのもの。調べてみると…
パラダライスプレミアムの生まれ故郷 PUROSA農園の地理的条件は独特で、PUROSAで午後降った雨が翌日の朝には霧となります。
https://www.coffee-rc.jp/product/detail/453
この気候パターンが珈琲の熟成期間を長引かせ、結果として品質を高める効果となると同時に、ジャマイカのコーヒーと酷似した具合になるのだそうです。
まだまだ環境条件によってどのようなコーヒーになるのかまでは想像もつきませんが、初めて購入したパラダイスプレミアムの味は如何に。
※前回の豆は↓です。ご参考まで。
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Contents
豆の情報

| 銘柄 | パラダイスプレミアム |
| 生成方式 | ウォッシュド |
| 焙煎日 | 2020/2/29 |
| 賞味日 | 2020/3/5 |
| 焙煎度合い | R-24:ハイロースト |
粒はやや大き目、大きさもある程度揃っています。
淹れ方
| 抽出方法 | V6O |
| 豆の量 | 13g |
| 挽き具合 | 細〜中挽き |
| 湯温 | 94℃ |
| 抽出時間 | 2分28秒 |
前回同様にHARIOのV60、「コーヒーは楽しい」に記載のあった方法(お湯25gでまず蒸らし、その後25gずつ200gになるまで注ぐ)で抽出してます。
テイスティングノート

サマリー
わずかな酸味の後に明確にカラメルを感じる。
その後、軽いフルーティさを感じると共に余韻は程々にさらっとしたコーヒー。
チョコレートなどと一緒に味わうと良さそう。
お昼のティータイムに最適で、単体で飲んでも十分な満足感が得られるコーヒーです。
詳細
| ネ(鼻先で感じる香) | ダークチョコレート |
| アロマ(口から鼻に抜ける香り) | カラメリゼ、フルーティ |
| ボディ | ライト |
| 酸味 | 2 |
| 甘み | 4 |
| 濃厚さ | 2.5 |
| クリーンさ | 4 |
| 余韻 | 2.5 |
※数字の1〜5は、「弱:1〜5:強」とします。
次回予告
次回はまたしてもパプアニューギニア、キンデン農園ピーベリーのテイスティングノートをお届けする予定です。
パラダイスプレミアムとの差は果たして。その味は如何に。

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