インスタではジェネリック高級靴、などというハッシュタグがつけられるほどここまでコスパが高い、という言葉がしっくりくる靴はあるでしょうか?いやない。
そう思わずにはいられない、造りの良さが賞賛されるRAYMARの3足目として雨用のRAIN SERIESを購入しました。
雨用の革靴といえばラバーソールの靴。TANINO CRISTIの外羽根キャップトゥを使用していましたが、ラストが足に合わず手放してしまったため黒の雨靴を探していたところ、運よくRAIN SERIESが再販されるタイミングと重なって^^
革質が良い方が水をはじく力も強い。TANINO CRISCIは非常に革質も良く、そのおかげでちょっとやそっとの雨ではビクともしなかったのですが、RAIN SERIESはどうでしょうか、期待が高まります。
所有するRAYMAR
1足目はスキンステッチのKENT、2足目はタッセルローファーのLessat、ともに日々の仕事をガッチリ支えてくれています。(Lessatは来年までお役御免)
MADE IN CHINAでも全く問題は見当たらず快適。
KENT、Lessatともにハンドソーン、一流タンナーの革を使用(1級品ではさすがにないかな)しているのに¥25,400と価格破壊とも取れる値段ですが、今回のレインシリーズは¥18,800…!気兼ねなく履くことができる雨靴として活躍間違いなしでしょう。
開封時の嬉しさ
RAYMARの箱はシンプルでバーコードと型番、色、サイズが書いてあるのみ。ですが開封してからはすごいんです。
1、2足目と変わらない、非常に丁寧な梱包に手書きのメッセージは変わらず嬉しい。シューバッグは付属しないもののこの丁寧な梱包は他に類を見ないでしょう。
手書きのメッセージも一足一足、発注の度に。ネットでの購入ですが、なんでも手書きのメッセージがあると印象が違います。
RAIN SERIES 1156R
詳細を見ていきます。
RAIN SERIESは名の通り、雨の日をメインのユースケースとして作られている革靴です。さらに今回は黒のシボ革のモデルということでより一層雨には強いことが想像できます。
外羽根のPunched Cap Toeはスーツでもジャケパンでも使え、スーツの色も選ばない汎用性の高い仕様です。また、ラストはKENTと同様に5722を使用しており、ややシャープな木型ですが窮屈さは見た目ほどありません。
ビン靴を彷彿とさせるような大きめのしっかりとしたシボ。もちもちと柔らかく足なじみが非常に良さそう。キャップのブローギングも全く乱れがない。
RAIN SERIESに使われている革のタンナーは明かされていませんが、回を追うごとに革のグレードも上がっているようです。なおけんたさん、Ironさんがオーダーされたショーンハイトでオーダーされたコンチェリアに似ているような…
ウエストも絞り込まれて、かつ出し縫いも綺麗な均一ピッチで縫われています。
雨仕様ということでフルソックにソールはvibram。多分2055かな。
びっくりしたのはこの2055のグリップ力!ダイナイトよりも随分グリップ力があるのではないかと感じました。ダイナイトは結構滑って危ないことがあるのですがこちらは安心できそう。
何の文句もつけようがない、非常に良い靴です。
雨用にするのがもったいないくらいの靴
梱包から靴の造り、そして価格。3足目も素晴らしく非常に満足のいく靴で雨用にするのはもったいないくらいですが、コンセプトも鑑み雨の日に履く革靴として活躍してもらいます。
幸か不幸か、明日は大雨との予報なのでいきなりハードな扱いになってしまいますが、早速履きおろしの予定です。履いてみてどうか、またレポートしたいと思います。
コメント
コメント一覧 (6件)
まるすけさん、おはようございます!今朝はあいにくのお天気、早速の出番到来ですね。
早くも3足目のレイマー、写真を見る限りでもジェネリック高級靴であることが伝わってきますが、数々の靴に足を通してこられたまるすけさんが高い評価をするあたり、その品質の良さをより強く実感することができます。
グリップ力やシボ革など、まさに雨靴として完成された靴ですね。自分はDipromatとマッドガードが主に雨靴の役割を果たしていますが、思わず欲しくなりました。
初レイマーはこの靴かなぁ。
gohkitiさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
早速の出番で、雨専用の記載に違わず素晴らしい働きをしてくれました^^きっとgohkitiさんのご期待にも応えられる靴だと思います!
gohkitiさんのDipromat、いい味が出ていますよね〜、雨の日でも遠慮なく履いてこそのエイジングかと思います。過保護になりすぎは良くないとわかりつつも…もしご検討されるのであればサイズ感などお伝えできますのでご連絡ください!
レインシリーズにも興味があります。ハンドソーン モデルよりさらに安く、しかしグッドイヤー。
ビブラムのこのソールは減りも遅いですよね。ダイナイトより明らかに耐久性は上です。個人的にはダイナイトより質感が少し安っぽいかなと思いますけど、質は上です。
是非、この靴の詳細なレポートを楽しみにしています。
なおけんたさん、コメントありがとうございます!
KENTのはき心地を気に入られておられるのであれば、ラストが同じですし、さらにビン靴好きとしてはたまらないシボ革にキャップ小さめなので、きっとお好きだと思います^^
おっしゃる通り、ビブラムの方が優れていると思いました。オールソールするときはダイナイトを選ぶのであればこのビブラムにしようと思います。レポートも本日あげますのでぜひ◎
私はこれのブラウンが気になってますが、雨用は既に黒2足、茶2足と揃っているので、ぐっと我慢してます。
でも、雨用に使うのが勿体ないくらい良い出来映えですよね。
これからまるすけさんの着用記事を拝見するとぐらぐら気持ちが揺れ動きそうで怖いです(笑)
Ironさん、コメントありがとうございます!
私もブラウンととても迷いました^^;まだ一度履いただけですが、雨靴としては文句なしの出来ですので、おすすめです◎
※でもお持ちのサンダースなども良いですよね〜
今日またアップしますので、ぜひぐらついてください笑
(KENTのリベンジを狙って…笑)